バーモントキャスティングス デファイアント スマートエディション
目次
大きな家屋も温められるバーモンドキャスティングス社の最大モデル
ディファイアントはバーモントキャステングス社の中でも最も大きな機種で、同社のイントレピッドシリーズの一回り大きいワイドな仕様のストーブです。風格と重量感ある外観の通り、部屋を温めるパワーも最大クラス。けれど本体価格は他の機種とそこまで大差ないので大きな家屋を温めたい方におすすめしたいストーブです。
メンテナンスしやすい触媒装置を搭載
未燃焼ガスを酸化反応で完全燃焼させる仕組み
触媒を開発したことで有名なダッチウエスト社の触媒は円筒状ですがバーモントキャスティングス社の触媒は長方形の板状をしています。触媒装置は寿命があり使用時間に応じて交換が必要なパーツですが、ディファイアントの触媒装置は簡単に取り外して掃除できる「メンテナンス性」に優れているので長く使用することが可能です。
火室内で一時燃焼し、燃焼しきれなかった煙はダンパーを閉めることにより強制的に二次燃焼室に送りこまれ、新鮮な空気と触れることで二次燃焼を起こします。そして二次燃焼でも燃えきらなかった未燃焼ガスを触媒に通すことで完全燃焼させ、排気をクリーンにすることができます。
燃焼ボックス下部には新鮮な空気を排出する小さな穴が並んでおり、二次燃焼室に入る前にも再燃焼されます。燃え残った熾を奥へ集めることでさらに燃焼効率をアップさせることができます。
MEMO 触媒装置とは?
触媒装置とはストーブ内の微粒子成分(燃えきらなかった煙など)を触媒反応とよばれる燃焼作用によって低温で再燃焼させることができる濾過装置です。触媒本体の細かな凹凸にコーティングされている貴金属バナジウムやプラチナが煙と触れることで酸化反応を起こし、低温で不純物を燃焼させ排ガスを安全な状態にします。
同社アンコールより3,000kcal熱を産生!広い空間を温めるのに最適なストーブ
同社のアンコールも同じ燃焼方式ですがボディが大きいデファイアントは蓄熱性にすぐれておりアンコールと比較して同量の薪から約3000kcalも多く熱を作り出すことができます。
温められた空気が天板の隙間から自然に噴射される輻射対流式の設計になっているので、ストーブの周囲だけでなく部屋全体を温める力が優れています。高温になるグリドルは加熱調理を楽しむのにも最適。デファイアントは大きなフロアや山小屋などの寒さが厳しい環境に置くことに向いた機種となっています。熱効率のいい大型のストーブがほしい方にはうってつけのモデルです。
※こちらの商品はフロントドアの格子がない「スマートエディション」は、クリアなガラス面から揺らめく炎を存分に楽しむことができます。
仕様
品番 | 1975SE/1977SE/1979SE |
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区分 | 薪ストーブ |
燃焼方式 | 触媒 |
最大熱出力(kcal/時) | 14,100 (16.4) |
最大熱出力 EN基準(kcal/時) | 10,800 (12.6) |
最大暖房面積 | 260㎡(約157畳) |
燃焼効率 | 84.1% |
最大燃焼時間 | 14時間 |
排気煙量 | 1.3 |
幅 | 833mm |
奥行き | 650mm |
高さ | 763mm |
重量 | 235kg |
最大薪長さ | 63cm |
公式サイトの製品ページ
この情報は公式サイト並びに当メディア独自の取材等で得た情報を掲載しています。最新情報についてはバーモントキャスティングス デファイアント スマートエディションをご覧ください。