warmArts ウォームアーツ FE式 輻射・自然対流式ストーブ DK-15


出典:warmArts ウォームアーツ FE式 輻射・自然対流式ストーブ DK-15

まるで薪ストーブ?!
輻射自然対流式ペレットストーブ DK-15

DK-15はウォームアーツから2016年に発売された熱交換器を搭載した薪ストーブに似た外観の日本製ペレットストーブです。最大の特徴は暖房能力の高さで、30畳以上の広さがある空間で使用するのに適した輻射式の大型機種です。炉内で燃える炎を本体前面のガラス窓から見ることができます。燃焼炉天面が高温になるためお湯を沸かしたり煮込み料理を楽しむのにうってつけのストーブです。

熱交換器は2階まで延長可能!部屋全体が暖かい!

2階まで延長可能!熱交換器で部屋全体が暖かい!

一見煙突に見える長い筒状の箇所は熱交換器と呼ばれる装置で、筒内を熱気が上昇・循環して熱を放出し、室外に排気される仕組みです。この装置は継ぎ足すことで2階の高さまで延長でき、高い位置でも空気をまんべんなく温められる設計になっています。 熱量が多いので消防法に基づいた耐火炉台の施工が必要ですが本体と燃料タンクは熱を遮断しているので防火工事は不要です。

Memo 輻射式と温風式とは
ペレットストーブには大きく分けて2種類のタイプがあります。
●温風式→強制対流式とも呼ばれます。炉内の炎で温めた温風によって部屋を温めるため早く室内が温まります。弱点は暖かい空気は上に登りやすい点です。
●輻射式→自然対流式とも呼ばれます。ストーブからの輻射熱によって部屋をじんわり温めます。輻射熱は高温の固体から低温の固体へと直に伝わるので体の芯から温まります。
弱点は着火してすぐに暖かくならない点です。
温風式・輻射式どちらがいいかは生活スタイルによって異なります。

手動着火のシンプルな構造のストーブ

使って覚えて永く使えるペレットストーブ!

ウォームアーツのストーブは永く使えるよう極力マイコンなどの電気制御が必要なものを省き、購入者自身がメンテナンスしやすいように設計されています。海外機種で多く採用されているような全自動での着火は操作がボタン一つで簡単ですが、使う度に数百Wの電気を消費し、しかも着火が失敗すれば再着火まで数分時間がかかる場合があることからウォームアーツのストーブは全て手動着火です。故に電気回路がないため誤作動や故障する心配がありません。

感震自動消化装置つきなので災害時も安心!

ウォームアーツ全機種、地震での大きな揺れ(おおよそ震度5以上)や衝撃などを受けた場合に火災防止のため感震自動消化装置が作動しペレット燃焼の供給を停止させます。
感震自動消化装置作動後に再度ストーブを使用する際は感震自動消化装置をセットしなおす必要があるので注意しましょう。

木質ペレットが20kg入るタンク

タンクの容量は20kg!最大出力で約6時間燃焼可能!

本体後ろ側に設置された燃料タンクは最大容量20kgで約6時間補充なしで燃焼可能です。
燃焼中にも補充が可能ですが本体部分に近い箇所は高温なので火傷に注意しましょう。
ウォームアーツのストーブはマイコンなどの電子回路を省いたメンテナンスしやすい機構が魅力ですが、それ故ペレット投入量によるファンの動作調整ができません。ずっと大きく燃やしたり小さく燃やしたりすると空気が不足しススが発生しやすくなるので常時中燃焼を心がけてください。設置する場所にマッチした火力のストーブを設置することが重要になります。

「日本の山を守りたい」
ペレット燃料作りから始まった木質ペレットストーブ開発
平成17年、鳶職をしていた(旧)さいかい産業の創立者、古川正司(現・開発隊長)は、林業を続けられなくなった日本各地の山々で、木々の整備がおざなりになっている状況を知り、大変なショックを受けます。海外から入ってくる安価な木材が市場を席巻し、日本の木材が売れなくなり長い間放置されていたのです。その後、きちんと手入れされていない山林が原因で豪雨の際、川の決壊を招き大惨事になったのを目の当たりにしたことで山林の管理の大切さを痛感、山の手入れで発生する間伐材を木質ペレットにして販売することを思いつきます。
平成18年、山の手入れをしてできた木を自社で加工し、木質ペレット・ブリケットを販売しだした(旧)さいかい産業は、日本の木で出来たペレットを燃焼できる高機能なペレットストーブが必要だと感じ、自社でストーブを開発・販売に舵を切ります。平成21年にはペレットストーブの開発に注力するため、新越金網(株)(現・(株)新越ワークス)に株式売却。以降数々のペレットストーブの開発と普及活動に力を入れます。その努力が実り、平成26年には(株)新越ワークスエネルギー事業部としてペレットストーブ新工場を竣工。製品を量産化できるほどウォームアーツは日本製ペレットストーブとして広く流通するようになりました。
着火時に気をつけること
使用方法【着火】
(前日にストーブを使用していた場合)使用前に必ず燃焼ポットに溜まっている灰を捨てます。
(前日にストーブを使用していた場合)使用前に必ず濡れた雑巾で内部のガラスのよごれを拭き取ります。
①ペレットダイヤルが無効の位置にあるのを確認し、電源スイッチを入れます。給気レバーは45度の位置にセットします。(着火時、空気の給気を少し抑えた方が着火しやすいため)
②着火材を燃焼ポットの中心にセットしペレットを一握り入れ、着火剤に柄の長いライターなどで火をつけます。トングなどで挟んだ状態で着火剤に灯火してもOK。
③着火剤全体に火が広がりペレットに燃え移ったのを確認したらゆっくり扉を閉じます。
④ペレットダイヤルで燃料が少量出てくる位置に合わせます。一度にたくさん出過ぎない様にしましょう。
⑤5分ほどで投入されたペレットに火が燃え移り、燃焼が安定しだすのでペレットダイヤルで投入量を調整してください。投入量はストーブを使用する空間の広さなどで異なるので実際に試して調整することをおすすめします。
※灰受け皿に溜まった灰は週に一度は掃除しましょう。
使用方法【消火】
・電源スイッチを「切」にします。
あとは燃焼ポットに残ったペレットが燃え尽きて消火します。
※次の使用のためにペレットダイヤルは無効の位置に戻しましょう。
※排気するためにファンは60分後に自動で停止します。完全に停止するまでは電源プラグは抜かないでください。​

最大の暖房能力を発揮する輻射式大型ストーブ。大きな炎は大空間をやさしく暖めてくれます。

さいかい産業のペレットストーブRS-miniは背面・床面の防火工事は不要です。

熱交換器で上部まで暖めます

本体上部の筒は煙突ではなく、熱交換器です。内側を熱気が上昇し、高い位置までまんべんなく暖めてから排気されます。

さいかい産業のペレットストーブRS-miniの設置イメージ

DK-15は炉台施工が必要です

▶燃焼炉本体と後部の燃料タンク部は、熱を遮断していますので、背面の防火工事は不要です。
▶本体底面は熱くなりますので、消防法に基づいた耐火炉台の施工が必要です。

仕様

品番 DK-15
区分 ペレットストーブ
給排気方式 強制排気方式(FE)
熱交換方式 自然対流式(熱交換器搭載)
最大熱出力(KW) 11.0kW
最大暖房面積 30畳~※暖房面積は建築条件により変わります。
点火方式 手動点火(点火作業は1~2分)
燃料タンク容量 約20kg
連続燃焼時間(10kg袋) 約3~10時間 ※燃料の種類により差がございます。
サイズ 約W670×D260(排気口除く)×H1022
使用燃料 木質ペレット(バークは除く、6~7mm対応)

 

公式サイトの製品ページ

この情報は公式サイト並びに当メディア独自の取材等で得た情報を掲載しています。最新情報についてはwarmArts ウォームアーツ FE式 輻射・自然対流式ストーブ DK-15をご覧ください。

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