warmArts ウォームアーツ FF式 大型温風ファンヒーター SS-10


出典:warmArts ウォームアーツ FF式 大型温風ファンヒーター SS-10

温風タイプのFF式ペレットストーブの中でも
大空間を温めるのに適した機種

ウォームアーツのSS-10は室外から吸入した空気をペレット燃焼により加熱し、熱交換によって室内の空気を温める温風タイプのペレットストーブの中でも熱量が大きいクラスで、公共施設や学校施設で多く利用されている機種です。SSシリーズのペレットストーブは燃焼した空気を室外に排気するのでお部屋の空気を汚す心配がありません。また燃焼炉内に設置された蓄熱性に優れた耐火レンガと鋳物でできた本体全面の扉から放出される強力な輻射熱によって体を芯から温めます。

温風式ペレットストーブ

前面扉以外は熱くならない!燃焼効率85%の仕組み

燃焼中でも前面扉以外どこを触っても熱くないほど熱を逃さない構造設計のSSシリーズ。室外から取り入れた空気はペレット燃焼によって加熱され、送風ファンによって燃焼炉下部に集まった後、側面を通過し本体上部の熱交換パイプを通過して室外に排気されます。室外から取り入れた空気を燃焼・循環させ、また室外に排出するので、室内に煙やにおいが出る心配は一切ありません。室内空気は天面と側面の吸気口から吸気され、熱交換パイプで熱のみを交換し温風となって吹き出し口から室内に送風される、ボイラーの煙管方式と同じ仕組みで燃料効率85%を誇ります。

Memo 輻射式と温風式とは
ペレットストーブには大きく分けて2種類のタイプがあります。
●温風式→強制対流式とも呼ばれます。炉内の炎で温めた温風によって部屋を温めるため早く室内が温まります。弱点は暖かい空気は上に登りやすい点です。
●輻射式→自然対流式とも呼ばれます。ストーブからの輻射熱によって部屋をじんわり温めます。輻射熱は高温の固体から低温の固体へと直に伝わるので体の芯から温まります。
弱点は着火してすぐに暖かくならない点です。
温風式・輻射式どちらがいいかは生活スタイルによって異なります。

ペレット燃焼タンク容量24kg

タンク容量最大24kg!
最大出力で約8時間燃焼可能!

SS-10は学校教室のため開発された製品なので約30畳以上の大きな空間を温めるのに最適で、本体後ろ側に設置された燃料タンクは最大容量20kg、約3〜8時間燃焼可能です。燃焼中にも補充が可能ですが本体部分に近い箇所は高温なので火傷に注意しましょう。ウォームアーツのストーブはマイコンなどの電子回路を省いたメンテナンスしやすい機構が魅力ですが、それ故ペレット投入量によるファンの動作調整ができません。ずっと大きく燃やしたり小さく燃やしたりすると空気が不足しススが発生しやすくなるので常時中燃焼を心がけてください。

使って覚えて永く使えるストーブ!

ウォームアーツのストーブは永く使えるよう極力マイコンなどの電気制御が必要なものを省き、購入者自身がメンテナンスしやすいように設計されているのが大きな特長です。海外機種で多く採用されているような全自動での着火は操作がボタン一つで簡単ですが、使う度に数百Wの電気を消費し、しかも着火が失敗すれば再着火まで数分時間がかかる場合があることからウォームアーツのストーブは全て手動着火ができるよう設計されています。故に電気回路がないため誤作動や故障する心配がありません。

感震自動消化装置つきなので災害時も安心!

ウォームアーツ全機種、地震での大きな揺れ(おおよそ震度5以上)や衝撃などを受けた場合に火災防止のため感震自動消化装置が作動しペレット燃焼の供給を停止させます。
感震自動消化装置作動後に再度ストーブを使用する際は感震自動消化装置をセットしなおす必要があるので注意しましょう。

「日本の山を守りたい」
ペレット燃料作りから始まった木質ペレットストーブ開発
平成17年、鳶職をしていた(旧)さいかい産業の創立者、古川正司(現・開発隊長)は、林業を続けられなくなった日本各地の山々で、木々の整備がおざなりになっている状況を知り、大変なショックを受けます。海外から入ってくる安価な木材が市場を席巻し、日本の木材が売れなくなり長い間放置されていたのです。その後、きちんと手入れされていない山林が原因で豪雨の際、川の決壊を招き大惨事になったのを目の当たりにしたことで山林の管理の大切さを痛感、山の手入れで発生する間伐材を木質ペレットにして販売することを思いつきます。
平成18年、山の手入れをしてできた木を自社で加工し、木質ペレット・ブリケットを販売しだした(旧)さいかい産業は、日本の木で出来たペレットを燃焼できる高機能なペレットストーブが必要だと感じ、自社でストーブを開発・販売に舵を切ります。平成21年にはペレットストーブの開発に注力するため、新越金網(株)(現・(株)新越ワークス)に株式売却。以降数々のペレットストーブの開発と普及活動に力を入れます。その努力が実り、平成26年には(株)新越ワークスエネルギー事業部としてペレットストーブ新工場を竣工。製品を量産化できるほどウォームアーツは日本製ペレットストーブとして広く流通するようになりました。
使用方法【着火】
着火時に気を付けること(前日にストーブを使用していた場合)使用前に必ず燃焼ポットに溜まっている灰を捨てます。
(前日にストーブを使用していた場合)使用前に必ず濡れた雑巾で内部のガラスのよごれを拭き取ります。
①ペレットダイヤルが無効の位置にあるのを確認し、電源スイッチを入れます。
②給気レバーは真ん中〜少し右の位置にセットします。(着火時、空気の給気を少し抑えた方が着火しやすいため)
③着火材を燃焼ポットの中心にセットしペレットを一握り入れ、着火剤に柄の長いライターなどで火をつけます。トングなどで挟んだ状態で着火剤に灯火してもOK。
④着火剤全体に火が広がりペレットに燃え移ったのを確認したらゆっくり扉を閉じます。
⑤ペレットダイヤルで燃料が少量出てくる位置に合わせます。一度にたくさん出過ぎない様にしましょう。
⑥5分ほどで投入されたペレットに火が燃え移り、燃焼が安定しだすのでペレットダイヤルで投入量を増やし、合わせて給気レバーも少し左に回して開けましょう。
※灰受け皿に溜まった灰は週に一度は掃除しましょう。
【消火】
操作パネルの配置・電源スイッチを「切」にします。
あとは燃焼ポットに残ったペレットが燃え尽きて消火します。
※次の使用のためにペレットダイヤルは無効の位置に戻しましょう。
※排気するためにファンは60分後に自動で停止します。完全に停止するまでは電源プラグは抜かないでください。

 

ペレットストーブについて

ペレットストーブの吸排気システムによる排気方法

吸排気システムによる排気方法

ペレットストーブは、電気でファンをまわして強制的に気流を起こし、燃焼後の排気を屋外へ出しています。煙突は必要なく、吸排気管を通すだけの工事になります。

ペレットストーブの燃焼室内は、排気管を通して外部のみと空気のやり取りをおこなっているので、薪ストーブ同様、室内に燃焼後の空気が流れ出すことはなく、室内の空気は汚れません。もちろん、一酸化炭素中毒の心配もありませんし、焼けた匂いが室内にこもることもありません。

このように、ペレットストーブは煙突設置の必要がないため、ストーブ設置の手間がかからず短時間で作業は終了になります。ペレットストーブの良いところでもありますね!

ペレットストーブの燃料木質ペレット

ペレットストーブの燃料は「木質ペレット」を使用します。木質ペレットは乾燥させた木の粉をかためた固形燃料のことをいいます。

ペレットストーブの燃料は「木質ペレット」を使用します。木質ペレットは乾燥させた木の粉をかためた固形燃料のことをいいます。

木質ペレットは、森林の成長過程で密集化する立木を間引くことによって発生した間伐材や、製材工場などから発生する樹皮、枝葉など、再生可能な資源である木材でつくられています。

間伐材などを利用することにより、森の再生を手助けすることができます。また、木質ペレットを燃やす時に出る二酸化炭素は、樹木が成長する時に吸収した二酸化炭素だけですから、化石燃料のように大気中の二酸化炭素を増加させることはありません。

木質ペレットとは – 株式会社新越ワークス|ペレットストーブの製造販売

森林面積はの全国平均は67%です。この豊かな森林を守るには、しっかりと森を育てる間伐の作業が欠かせません。間伐してしっかりとした樹木を育てることが、洪水や土砂災害の発生を抑えるのです。

このように、ペレットストーブを使用するということは、直接的な環境保全につながるといえるのです。

温風と輻射熱の放射により、温度ムラが少ない快適な空間を作ります。
熱をムダなく前面から放出するために、ストーブの上部や側面は熱くなりません。

さいかい産業のペレットストーブSS-5は暑くなるのは側面だけ
さいかい産業のペレットストーブSS-5設置イメージ

仕様

品番 SS-10
区分 ペレットストーブ
給排気方式 強制給排気方式(FF)
熱交換方式 煙管熱交換方式(月1~2回の清掃が必要です)
最大熱出力(KW) 12.5kW
最大暖房面積 30畳~※暖房面積は建築条件により変わります。
点火方式 手動点火(点火作業は1~2分)
燃料タンク容量 24kg
連続燃焼時間(10kg袋) 約3~8時間
※燃料の種類により差がございます。
サイズ W530×D560(排気口除く)×H1010
使用燃料 木質ペレット(バークは除く、6~7mm対応)

 

公式サイトの製品ページ

この情報は公式サイト並びに当メディア独自の取材等で得た情報を掲載しています。最新情報についてはwarmArts ウォームアーツ FF式 大型温風ファンヒーター SS-10をご覧ください。

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