CS THERMOS (シーエスサーモス)


出典:CS THERMOS (シーエスサーモス)

環境に配慮したバイオマスストーブ

CS THERMOS(シーエスサーモス)は、イタリアの暖房器具の開発・製造・販売を行っているメーカーです。1985年にTarcisio Canzian(タルチシオ・カンツィアン)によりガス・軽油ボイラーおよびストーブとして設立されました。1997年からはペレットストーブに特化して、新しい燃焼技術の開発を続けています。

CS THERMOS(シーエスサーモス)のユニークな特徴は、環境に配慮した「バイオマスストーブ」の製造に取り組んでいること。「木ではなく廃棄物を燃やす」をミッションにしています。ペレットストーブの燃料として標準的な木質ペレットだけなく、農業残渣(バイオマス燃料)もペレットと一緒に燃やすことができます。

回転型の燃焼ポット搭載

CS THERMOS(シーエスサーモス)のペレットストーブは、回転型の燃焼構造を持っています。この構造により、良質なペレット以外も燃料として燃やすことが可能になっています。ペレットは燃焼した後、灰になります。ところが低品質なペレットやバイオマス燃料ほど、燃焼ポット内で灰が固まって詰まりを起こしたり、ストーブの吸気不足になる可能性が高いのです。

回転型の燃焼ポットは一定間隔で回転し、刃で塊になっている灰を砕きながら燃焼を行います。そのため、良質なペレット以外のさまざまなバイオマス燃料でも、問題なく燃焼させられるというわけです。またCS THERMOS(シーエスサーモス)では特許を取得しており、燃焼ポットの炎が燃料タンクに戻る心配もありません。

利用できる燃料は、具体的には農業残渣として出てくるナッツの殻・木のチップ・種・農業残渣から作られたアグリペレットなどがあります。さまざまな資源をペレットストーブの燃料として利用し、限りあるエネルギーの有効活用を行っています。

持続可能な世界を目指して

EU(ヨーロッパ連合)では、エコデザイン指令という環境基準が設定されています。ボイラーやストーブについても、燃焼効率や排出される煙の成分に対して基準値があり、それをクリアした製品だけが生産・販売できます。この基準により地球温暖化や大気汚染などの低減を目指しています。

CS THERMOS(シーエスサーモス)のペレットストーブは、すべてエコデザイン指令の基準を満たしています。専門家チームが継続的に研究に取り組み、燃焼効率が高く環境への排出物質が少ないストーブを開発してきました。CS THERMOS(シーエスサーモス)は、資源をより有効活用できる製品を世界中へ広めることを推進しています。
 

公式サイトの製品ページ

この情報は公式サイト並びに当メディア独自の取材等で得た情報を掲載しています。最新情報についてはCS THERMOS (シーエスサーモス)をご覧ください。

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ペレットストーブ

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