バーモントキャスティングス アンコール
目次
バーモントキャスティングス社を代表するような機種「アンコール」
1986年の発売から30年以上経った今も高い人気を誇るバーモントキャスティングス社の「アンコール」。世界中で愛好者がおり、同社の中でも代表格と呼ばれる機種です。2020年にアメリカ環境保護庁(EPA)が排気ガス基準をより厳しく改変し、「アンコール」も燃焼方式を最新の燃焼方式「フレックスバーン燃焼」に変更され、より排気がクリーンな高性能モデルに進化しました。繊細で美しい格子模様とトップローディング、自動燃焼制御システムなど、嬉しい機能が充実した薪ストーブです。
触媒があってもなくても排気はクリア!
ハイブリッド型燃焼方法「フレックスバーン」とは
触媒装置を用いた燃焼方法は排気がクリーンで燃料である薪の消費を減らすことができることが最大の魅力ですが、温度管理に気を配る必要があります。バーモントキャスティングス社のストーブは燃焼室内の空気の滞留をスムーズにすることで、触媒がなくてもアメリカの厳しい排ガス基準をクリアするほどの燃焼効率の高さを確立することができる「フレックスバーン燃焼」を採用しています。触媒装置がなくても使用はできますが、燃費を考えると触媒を設置した方が高燃費なので設置をお勧めしています。
MEMO 触媒装置とは?
触媒装置とはストーブ内の微粒子成分(燃えきらなかった煙など)を触媒反応とよばれる燃焼作用によって低温で再燃焼させることができる濾過装置です。触媒本体の細かな凹凸にコーティングされている貴金属バナジウムやプラチナが煙と触れることで酸化反応を起こし、低温で不純物を燃焼させ排ガスを安全な状態にします。バーモントキャスティングス社の触媒はメンテナンスしやすい箇所に設置されており、材質はセラミック性なのでとても丈夫です。
使いやすいを目指す
バーモントキャスティングス社のストーブ製品
バーモントキャスティングス社の製品は薪が投入しやすい「トップローディング」という機構が採用されています。火室内の排気を二重構造になっている背面から煙突に流すので天板を開けても煙が逆流することがないので安心です。ストーブ料理が得意なことも大きな特長で、グリル(天板)に火が直接当たるため煮込み料理屋焼き物を楽しむことも可能です。他にも燃焼空気を自動調節してくれるサーモスタット機能つきなので高温燃焼によるストーブへのダメージを未然に回避できるなど、使う人に寄り添った製品になっているのが特徴で、根強いファンが多いのも肯けます。
Memo ダンパー操作が面倒だと感じたら…
仕様
品番 | 2044 |
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区分 | 薪ストーブ |
燃焼方式 | フレックスバーン |
最大熱出力(kcal/時) | 13,400kcal/h |
最大暖房面積 | 167㎡(50坪) |
燃焼効率 | 触媒式86%/非触媒式78% |
最大燃焼時間 | ー |
排気煙量 | 触媒式1.2g/h/非触媒式1.5g/h |
幅 | 686mm |
奥行き | 615mm |
高さ(kcal/時) | 663mm |
重量 | 214kg |
最大薪長さ | 55cm |
公式サイトの製品ページ
この情報は公式サイト並びに当メディア独自の取材等で得た情報を掲載しています。最新情報についてはバーモントキャスティングス アンコールをご覧ください。