バーモントキャスティングス イントレピッド フレックスバーン スマートエディション
目次
伝統的な美しいデザインと高性能な技術が詰まったストーブ
イントレピッド フレックスバーンはバーモントキャスティングス社で人気のストーブ「イントレピッドツー」のマイナーチェンジ版です。クラシカルで洗練された外観はそのまま、厳しさが増すアメリカの排ガス基準をクリアするために開発された触媒装置がない状態でもクリーンな排気が可能な「フレックスバーン燃焼」を採用しているのが最大の特長で、触媒があってもなくても三次燃焼まで起こすことが可能です。触媒がない状態でも十分に温度は高くなりますが、触媒を経由することにより低温状態で三次燃焼を起こすことができるので結果的にイントレピッドツー」よりも熱効率が良くなりました。
触媒が無い場合でも排気はクリア!ハイブリッド型燃焼方法「フレックスバーン」とは
触媒装置を用いた燃焼方法は排気がクリーンで燃料である薪の消費を減らすことができることが最大の魅力ですが、温度管理に気を配る必要があります。イントレピッド フレックスバーンはストーブ内の空気の滞留をスムーズにすることで、触媒がなくてもアメリカの厳しい排ガス基準をクリアするほどの燃焼効率の高さを確立することができる機種として開発し販売、人気機種になりました。従来の機種であれば触媒の搭載の有無で燃焼効率は15%前後変化するほどでしたが、イントレピッド フレックスバーンではわずか数%の誤差に抑えることができる高燃費なストーブなのです。
MEMO 触媒装置とは?
触媒装置があることにより燃費UP
触媒を使わなくても排気がクリーンなストーブであっても、触媒装置を装着した方が高燃費であることには違いありません。触媒装置を使用することにより短時間で一気にたくさんの薪を燃しつつ、排気を抑えてゆっくり長く熱を保つことができる仕組みだからです。触媒装置は寿命があり使用時間に応じて交換が不可欠なパーツではあるのですがイントレピッドフレックスバーンの触媒装置は簡単に取り外して掃除するなどのメンテナンス性に優れているので長く使用することが可能です。
現在アメリカにおいてイントレピッドフレックスバーンは触媒がなくても排ガス基準をクリアできるほどクリーンな商品ということもありフレックスバーンという名称は付いておらず、「触媒つきストーブ」というスタイルで販売されています。日本の場合「フレックスバーン」という名称はそのまま残っていますが仕様はやはりアメリカと同じ状態で販売されています。
イントレピッドフレックスバーンは触媒なしの状態で購入することができますが、長い目で見るともっともコストがかかるのは薪代です。触媒を利用することで薪の節約ができることを考えると、使い続けることでかかる費用に大差はありませんので、触媒を付属という形で一緒に購入し燃焼具合を確認することをおすすめします。
仕様
品番 | 2115SE.2117SE.2118SE |
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区分 | 薪ストーブ |
燃焼方式 | フレックスバーン |
最大熱出力(kcal/時) | 触媒式8,800kcal/h 非触媒式9,300kcal/h |
最大暖房面積 | 167㎡(101坪) |
燃焼効率 | 触媒式82.8% 非触媒式82.8% |
最大燃焼時間 | 8時間 |
排気煙量 | 触媒式0.3g/h 非触媒式0.3g/h |
幅 | 568mm |
奥行き | 581mm |
高さ | 662mm |
重量 | 158kg |
最大薪長さ | 36cm |
公式サイトの製品ページ
この情報は公式サイト並びに当メディア独自の取材等で得た情報を掲載しています。最新情報についてはバーモントキャスティングス イントレピッド フレックスバーン スマートエディションをご覧ください。