宮城県の薪ストーブ・ペレットストーブ補助金|35市町村ぜんぶ調べました(令和8年度)

本ページには広告・アフィリエイトリンクが含まれます

本ページはプロモーションを含みます。

宮城県の35市町村すべての公式サイトを見て、薪ストーブ・ペレットストーブに使える補助金をまとめました。2026年8月21日時点の令和8年度の内容です。

木質バイオマス(薪・ペレット)の補助があったのは、5市町でした。

そして宮城県には、1台25万円という全国でも高い水準の制度があります。南三陸町です。

南三陸町が突出しています。1台25万円

南三陸町の「木質バイオマスエネルギー利活用推進事業費補助金」は、ペレットストーブ・薪ストーブが2分の1以内・1台につき25万円です。

種別対象経費補助率・限度額
ペレットストーブ・薪ストーブ本体の購入および設置に要する経費2分の1以内・1台につき25万円
木質バイオマスボイラー本体、本体と一体で購入する設備、設置に要する経費2分の1以内・1,000万円

設置に要する経費まで対象です。本体だけでなく設置費が入るので、実際の負担はかなり軽くなります。

申請した年度内に設置を終える必要があります。年度をまたぐ工事は認められません。

問合せ先は農林水産課 農林業振興係(電話 0226-46-1378)です。

市町村別の一覧(5市町)

「新規/買い替え」の列を見てください。いま使っているストーブを新しくする場合、条件が変わることがあります。

市町薪・ペレット新規/買い替え受付時期
南三陸町1/2以内・1台25万円(ボイラーは1,000万円)未確認年度内に設置完了
角田市1/3・上限10万円未確認令和8年4月1日〜令和9年1月29日
加美町1/3・上限10万円未確認未確認
登米市1/3・上限10万円未確認令和8年4月1日〜令和9年3月10日
丸森町1台5万円(工事費込み50万円以上が条件)未確認令和8年4月1日〜12月31日

「今年度は、もう終わっていた」という方へ

薪ストーブを考え始めるのは、たいてい寒くなってからだと思います。ところが補助金は春に受付が始まって、年内に終わります。この行き違いは、毎年ふつうに起きています。

宮城県では丸森町が12月31日まで、角田市が1月29日まで。登米市は予定件数8件程度と枠が小さく、先着順です。

補助金を使って薪ストーブを入れるまでの流れ →

宮城県の制度

宮城県には、薪ストーブ・ペレットストーブを対象にした県の補助は確認できませんでした。

県は「みやぎ環境交付金」で市町村の取り組みを支えています。市町村の薪ストーブ補助にこの交付金が使われている例もありますが、県が住民に直接出す制度ではありません。申請の相手は市町村になります。

市町村別(5市町)

南三陸町|1台25万円。設置費も対象

上に書いたとおりです。薪ストーブが明確に対象に入っています。木質バイオマスの補助はペレットストーブだけを対象にする自治体が多いなか、南三陸町は薪ストーブを外していません。

角田市|1/3・上限10万円。ただし誓約書が要ります

「スマートエコライフ推進事業補助金」の一項目です。対象は木質ペレット・チップ・薪のストーブで、排気ダクトを備え付けた固定式であることが条件です。

この市には、ほかにない手続きがあります。木質バイオマスストーブだけ「誓約書」の提出が必須で、煙で近隣に迷惑をかけないことなどを誓約します。

申請は設置後です。多くの市町村が着工前申請を求めるなか、角田市は機器の設置が完了してから交付申請という順番です。間違えないでください。

受付は令和8年4月1日から令和9年1月29日まで、先着順です。太陽光は出力に応じた定額(4〜10万円)、蓄電池は1/10・上限10万円、高効率給湯器が1台4万円、LED照明が1/2・上限3万円と、設備の幅が広い制度です。

加美町|防火のための改修まで対象

太陽光・蓄電池・木質バイオマスストーブ・木質バイオマスボイラーが1本の要綱にまとまっています。補助は対象経費の1/3・上限10万円です。

この町の特徴は、対象経費の範囲です。要綱の別表に「防火のための周囲1メートル程度の改修」「床の補強」まで対象として書かれています。薪ストーブは本体より周りの工事にお金がかかることがあるので、ここが対象になるかどうかは大きな違いです。

要綱の定義では、木質バイオマスストーブは木質ペレット・木質チップ・薪等を燃料としたストーブ、木質バイオマスボイラーは薪等を燃料とするボイラーおよび風呂釜で、灯油などと併用できるものも含むとされています。

転入予定の方も対象になります。町内に住所を有する見込みのある方が含まれています。住居は店舗・事務所との兼用でもかまいません。

太陽光は1kWあたり2万円・上限10万円、蓄電池は1kWhあたり2万円・上限10万円(太陽光との接続が必須)です。

登米市|令和8年度は木質バイオマスの1本だけ

「再生可能エネルギー設備導入支援事業」ですが、令和8年度の対象事業は木質バイオマス燃焼機器の1本だけです。太陽光と蓄電池は今年度の対象になっていません。

補助は対象経費の1/3または10万円のいずれか低い額です。対象はペレットまたは薪などを燃料とする暖房機およびボイラーです。

個人だけでなく事業者も使えます。対象となる建物は、自ら居住する住宅のほか、自己の所有する別荘、事業の用に供する建物も含まれます。別荘が対象に入っている市町村は多くありません。

枠が小さい点に注意してください。令和8年度の予算額は80万円、予定件数は8件程度です。上限10万円で受けると8件で満額に達します。受付は令和8年4月1日から令和9年3月10日まで、先着順です。

交付決定通知が届く前に着工すると交付できません。申し込みの順番を間違えないでください。

丸森町|1台5万円。ただし工事費込みで50万円以上が条件

「地球温暖化対策促進事業補助金」の7つのメニューのひとつです。薪ストーブ・薪ボイラー・ペレットストーブが対象で、1台あたり50,000円です。

条件があります。工事費用を含めて50万円以上の導入であること。本体だけの購入では届かない金額ですので、煙突や設置工事を含めた総額で考えてください。

薪ストーブ等の対象期間は令和8年4月1日から12月31日までです。太陽光・蓄電池とは期間が違うので気をつけてください。

ほかに太陽光発電システム(3kW以上)が1基5万円、定置用蓄電池(3kWh以上)が1基3万円などがあります。

準備を始めるなら、いまからで間に合います

補助金の申請そのものは、業者と機種が決まってからの話です。時間がかかるのは、その前にあります。業者を探し、機種を決め、置き場所と煙突の経路を考える。ここに数か月かかります。

いまから動けば、来年度の受付が始まる春に間に合います。

補助金を使って薪ストーブを入れるまでの流れ →

確認した35市町村

次の35市町村すべての公式サイトを見ました。お住まいの町が入っているか確かめてください。

仙台市/石巻市/塩竈市/気仙沼市/白石市/名取市/角田市/多賀城市/岩沼市/登米市/栗原市/東松島市/大崎市/富谷市/蔵王町/七ヶ宿町/大河原町/村田町/柴田町/川崎町/丸森町/亘理町/山元町/松島町/七ヶ浜町/利府町/大和町/大郷町/大衡村/色麻町/加美町/涌谷町/美里町/女川町/南三陸町

大衡村については補足があります。木質ボイラーの補助はありますが法人・団体のみで、個人は対象外です。購入費の5%・上限500万円という事業者向けの制度です。

この記事の調べ方

  • 出典は各市町村・宮城県の公式サイトのみです。補助金のまとめサイトは使っていません
  • 2026年8月21日時点で確認しました。補助金は毎年変わります
  • 35市町村すべての公式サイトのURLを、実際に接続して確かめてから調べています
  • 「未確認」は「制度が無い」という意味ではなく、「当方では確認できなかった」という意味です
  • 制度の名前は、市町村が使っている正式名称で書いています
  • 要綱に「木質バイオマス燃焼機器」とだけある場合、薪ストーブが含まれると読みました。市町村がそう明言しているわけではありません

薪ストーブの設置や煙突の工事については、専門業者にご相談ください。

Follow me!