静岡県の薪ストーブ・ペレットストーブ補助金|小山町・伊豆市・熱海市ほか35市町を全部調べました(令和8年度)

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静岡県35市町すべての公式サイトと交付要綱、それに静岡県の「住まいづくり支援ガイド 令和8年度版」を確認しました(2026年8月26日時点)。薪ストーブ・ペレットストーブを名指しで対象にしている補助は、小山町の1町だけです。購入費用の1/2以内・上限5万円。薪もペレットも同じ額です。

ただし「1町だけ」で終わる話ではありません。工事の種類を限定していない住宅リフォーム助成や、結婚新生活支援のリフォーム費用の枠まで見ると、26市町に相談する余地があります。とくに伊豆半島と富士山ろくには、金額と施工業者だけを要件にする汎用のリフォーム助成が残っています。伊豆市はリフォーム費用の1/10・最大100万円です。

静岡県自身には、個人の住宅に薪ストーブ・ペレットストーブを入れるための補助はありません。そして、市町の「新エネルギー機器」の補助を探しても出てきません。35市町すべてで、設備補助の対象は太陽光・蓄電池・V2H・エネファームなどを並べて書く形になっていて、木質燃焼機器が入っている例が1つもありませんでした。静岡県で探す先は、環境の窓口ではなく住まいの窓口です。

静岡県で知っておきたいこと3つ

1. 名指しの補助は小山町だけ。しかも本体の代金だけが対象です。小山町木質燃料ストーブ購入補助金は購入費用の1/2以内・上限5万円で、薪ストーブと木質ペレットストーブが同額です。ただし対象はストーブ本体の購入費のみで、設置費は入りません。本体20万円なら上限の5万円に届きますが、本体10万円+工事30万円という買い方だと2万5,000円で頭打ちになります。県の令和8年度 省エネ住宅新築等補助制度はZEH水準の新築・購入が対象で、リフォームも木質燃焼機器も入っていません。

2. 静岡県での入口は「環境の補助」ではなく「住まいの補助」です。35市町の設備補助(新エネ・省エネ機器)は、どこも対象機器を並べて書く形で、木質燃焼機器はどこにも入っていませんでした。そのかわり、工事の種類をまったく限定していない住宅リフォーム助成が8市町にあります——伊豆市・南伊豆町・東伊豆町・松崎町・函南町・熱海市・富士宮市・伊東市。加えて、静岡県は結婚新生活支援事業28市町が実施していて、そのほとんどでリフォーム費用が対象になっています。

3. 名指しで外している市町と、いまは存在しない制度があります。三島市移住・子育てリフォーム事業費補助金は、注記で「エアコン、食洗器、太陽光発電設備、給湯器、ペレットストーブ等の器具代金及び取り付け費は補助対象外」としています。ペレットストーブを名指しで除外しているのは、静岡県内でこの1件です。また、販売店のまとめサイトに載っている「川根本町森林のエネルギー導入促進事業費補助金」は、現行の町の例規集にも町のサイトにも見あたりません。過去に終了した制度とみられます。

「今年度は、もう終わっていた」という方へ

薪ストーブを考え始めるのは、たいてい寒くなってからだと思います。ところが補助金は春に受付が始まって、年内に終わります。この行き違いは、毎年ふつうに起きています。

来年度に間に合わせるなら、いまから動けることがあります。

補助金を使って薪ストーブを入れるまでの流れ →

市町別の一覧(35市町)

詳しい内容を書いた市町名はリンクになっています。押すと、その市町の詳しい内容に飛びます。「要確認」の意味は、いちばん下の「この記事の調べ方」に書いています。

市町薪ストーブ・ペレットストーブ問合せ先制度の名前
静岡市要確認(結婚新生活支援のリフォーム費。除外リストの公開なし)こども若者応援課 054-221-1698結婚新生活スマイル補助金
浜松市設備補助は対象外/要確認(移住・結婚の枠のリフォーム費)市民協働・地域政策課 053-457-2243ハマライフ住宅取得費等助成事業費補助金
沼津市要確認(結婚新生活支援のリフォーム費)ぬまづプロモーション課 プロモーション戦略室 055-934-4747沼津市結婚新生活支援補助金
熱海市要確認(工種を限定しない汎用リフォーム助成/結婚新生活支援)熱海商工会議所 0557-81-9251熱海市住宅・店舗リフォーム振興助成事業
三島市ペレットストーブを名指しで対象外(移住・子育てリフォーム)/要確認(結婚新生活支援)住宅政策課 三島住まい推進室 055-983-2750三島市移住・子育てリフォーム事業費補助金
富士宮市要確認(工種を限定しない汎用リフォーム助成/結婚新生活支援)商工振興課 0544-22-1295住宅リフォーム宮クーポン事業
伊東市要確認(工種を限定しない汎用リフォーム助成/結婚新生活支援)産業課 0557-32-1734伊東市住宅リフォーム振興助成金
島田市要確認(中古住宅購入奨励金の改修加算/結婚新生活支援)建築住宅課 0547-36-7193島田市結婚新生活支援補助金
富士市要確認(多世代同居・近居の改修費/結婚新生活支援)住宅政策課 0545-55-2814富士市多世代同居・近居支援奨励金
磐田市要確認(既存住宅取得等のリフォーム費/結婚新生活支援)建築住宅課 0538-37-4851磐田市結婚新生活支援事業助成金
焼津市要確認(中古住宅の改修加算。対象工事に「その他市長が必要と認める工事」あり)建築住宅課 空き家対策担当 054-626-2163焼津市中古住宅流通促進事業補助金
掛川市要確認(結婚新生活支援のリフォーム費。除外は家電と外構のみ)こども政策課 0537-21-1211掛川市結婚新生活支援事業費補助金
藤枝市要確認(最大80万円。除外は「電化製品の設置」)広域連携課 054-643-3229藤枝市新婚生活サポート補助金
御殿場市要確認(結婚新生活支援。対象に「設備更新」明記)子育て支援課 0550-82-4288御殿場市結婚新生活支援事業費補助金
袋井市要確認(結婚新生活支援。対象に「設備更新等」明記)企画政策課 0538-44-3106袋井市結婚新生活支援補助金
下田市要確認(市独自の上乗せで30〜39歳も60万円こども家庭課 0558-25-3636下田市結婚新生活支援補助金
裾野市なし生活環境課 055-995-1816
湖西市なし建築住宅課 053-576-4549
伊豆市要確認(リフォーム費用の1/10・最大100万円/結婚新生活支援)地域づくり課 0558-74-3066いずぐらし促進補助金(リフォーム)
御前崎市要確認(耐震リフォーム支援/空家リフォーム支援/結婚新生活支援)都市整備課 0537-85-1122御前崎市住宅耐震リフォーム支援事業補助金
菊川市要確認(結婚新生活支援のリフォーム費)企画政策課 0537-35-0900菊川市結婚新生活支援事業費補助金
伊豆の国市要確認(結婚新生活支援。除外リストが一切ない)/汎用リフォーム助成は令和7年度で終了企画財政部 企画課(当社では電話番号を確認できず伊豆の国市結婚新生活支援助成金
牧之原市要確認(結婚新生活支援。除外は外構と家電のみ)建設部 都市住宅課 0548-53-2633牧之原市結婚新生活支援助成金
東伊豆町要確認(工種を限定しない汎用リフォーム助成/結婚新生活支援)観光産業課 観光商工係 0557-95-6301東伊豆町住宅リフォーム振興事業補助金
河津町要確認(子育て応援住宅整備事業。工種の限定なし)福祉介護課 0558-36-3232河津町子育て応援住宅整備事業補助金
南伊豆町要確認(工種を限定しない汎用リフォーム助成/結婚新生活支援)地域整備課 0558-62-6277南伊豆町住宅リフォーム振興事業助成金
松崎町要確認(工種を限定しない汎用リフォーム助成/結婚新生活支援)企画観光課 0558-42-3964松崎町住宅改修事業補助金
西伊豆町なしまちづくり戦略課 企画調整係 0558-52-1111
函南町要確認(工種を限定しない汎用リフォーム助成。商工会が窓口)函南町商工会 055-978-3995函南町商工会リフォーム助成事業
清水町なしくらし安全課 生活環境係 055-981-8216
長泉町なし建設計画課 055-989-5520
小山町あり。1/2以内・上限5万円(本体のみ/薪・ペレット同額)経済産業部 林業振興課 0550-76-6112小山町木質燃料ストーブ購入補助金
吉田町要確認(新婚生活応援補助金のリフォーム費)企画課 シティプロモーション部門 0548-33-2135吉田町新婚生活応援補助金
川根本町クリーンエネルギー機器補助は対象外/要確認(定住・移住促進住宅改修)経営戦略課 定住・移住推進室 0547-56-2221川根本町定住・移住促進住宅改修事業費補助金
森町要確認(新婚さん応援金。家具家電まで対象に入れている定住推進課 移住交流係 0538-85-6321住もうよ森町新婚さん応援金

※印の9件は、市町のホームページに制度単独の案内ページを確認できませんでした。リンク先は、その制度を掲載している静岡県の「住まいづくり支援ガイド 令和8年度版」のページです。制度の内容は各市町の担当課へご確認ください。
※並びは全国地方公共団体コード順です。

薪ストーブ・ペレットストーブが対象の1町

小山町|1/2以内・上限5万円。静岡県で唯一、木質ストーブを名指しした補助

小山町木質燃料ストーブ購入補助金購入費用の1/2以内・上限5万円(1,000円未満は切り捨て)。薪ストーブと木質ペレットストーブが同じ額で、要綱に熱効率や燃焼方式といった機種の条件はありません。薪ストーブは「薪、林地残材その他の木材を燃料とする暖房器具」と定義されています。

対象はストーブ本体の購入費だけです。設置費と消費税は対象外(要綱第4条ただし書き)。上限額だけを見て予算を組むと、受け取れる額を見誤ります。「本体がいくらか」で決まる補助だとお考えください。

町内に住所がある方、または町内に事業所がある事業者が対象で、町内の住居・店舗等に設置すること、町税の滞納がないことが条件です。過去にこの補助金の交付を受けた方は対象外(要綱第3条第2号)で、取得後6年間は適正に使用する義務があります。受付は通年ですが予算が無くなり次第終了で、購入前の申請が必要です。買ってからでは申請できません。申請書には、煙が近隣の迷惑にならないよう留意すること、ごみなどの廃棄物を燃やさないことが、交付を受けるときの約束として書かれています。

設置費と煙突工事は、別の枠で相談する余地があります。小山町結婚新生活支援補助金は新居の住居費と引越費用の合計で上限30万円(夫婦とも29歳以下は60万円)。住居費に「新居のリフォーム費=住宅の修繕・補修・更新(取替え)、増築の費用」が入り、除外されているのは倉庫・車庫・外構とエアコン等の家電の購入・設置です。ただし他の公的補助を受けた額は除かれます。本体を木質燃料ストーブ購入補助金、工事費をこちらで、という切り分けが成り立つかは町にご確認ください。新婚世帯に限られる制度です。

なお、町の案内ページに貼られているPDFは平成24年の原本で、附則に「平成26年3月31日限り効力を失う」とあります。これだけを見ると終了した制度に見えますが、現行の要綱は町の例規集にあり、失効日は令和10年3月31日です。

問合せ先 経済産業部 林業振興課 0550-76-6112

工事の種類を限定していないリフォーム助成がある8市町

ここから先は、薪ストーブを名指ししてはいないけれど、対象工事に工種の限定も除外リストも書かれていない制度です。金額と施工業者と期限だけが要件になっていて、薪ストーブの据付けが外れるとは読めない書き方をしています。対象になるかどうかは市町ごとの判断になると思いますので、詳細は各市町の窓口でご確認ください。

この8市町については、市町のホームページに制度単独の案内ページを確認できませんでした。内容は静岡県の住まいづくり支援ガイド 令和8年度版(地域別PDF)で確認しています。以下、制度名のリンク先はこの県のページで、掲載ページ数を添えました。

伊豆市|リフォーム費用の1/10・最大100万円。県内でいちばん大きい汎用枠

いずぐらし促進補助金(リフォーム)(東部編79ページ)。リフォーム費用の1/10・最大100万円(市外の業者が施工する場合は1/20かつ上限50万円)。小学6年生までのお子さん1人につき10万円を加算します。対象は子育て世帯または若者夫婦、もしくはその世帯と同居する方で、昭和56年6月1日以降に建てられた住宅(それ以前は耐震基準を満たすもの)が条件です。上限100万円は、静岡県内の汎用リフォーム助成でいちばん大きい額です。

注意していただきたい制度が1つあります。市の「省エネ家電購入費補助金」は、対象機器をエアコン・照明器具・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・電子レンジ・炊飯器・給湯器・エコキュート・石油ストーブ/ガスストーブに限定しています。「ストーブの補助がある」と読めてしまいますが、薪ストーブ・ペレットストーブは入っていません。省エネルギー基準達成率100%以上が条件のため、その基準が無い木質機器は対象になりません。

問合せ先 地域づくり課 0558-74-3066

南伊豆町|工事費300万円以上で30万円。3段階の定額

南伊豆町住宅リフォーム振興事業助成金(賀茂編34ページ)。改修工事費(税抜)300万円以上は30万円、100万円以上は20万円、10万円以上100万円未満は工事費の20%。町内に住民登録があり、20万円以上のリフォームをする方が対象で、申請年度の3月10日までに工事を完了させます。対象工事に工種の限定も除外リストもありません。定額が3段階なので、薪ストーブの本体と工事費を積んで100万円・300万円の段を越えられるかどうかが、実際の分かれ目になります。

問合せ先 地域整備課 0558-62-6277

東伊豆町|工事費100万円以上で20万円。町内の登録業者が施工すること

東伊豆町住宅リフォーム振興事業補助金(賀茂編26ページ)。工事費100万円以上は20万円、5万円以上100万円未満は工事費の20%。要件は、申請時に町内に住民登録があり居住していること、町税等の滞納がないこと、事前に資格登録した町内の施工業者が自ら行う工事であること、申請年度の3月10日までに完了報告をすることです。工種の限定も除外リストもありません。

町の結婚新生活支援補助金も、リフォーム費用に「設備更新に係る工事費用」を含めています。

問合せ先 観光産業課 観光商工係 0557-95-6301

松崎町|工事費の20%以内・限度額20万円

松崎町住宅改修事業補助金(賀茂編37ページ)。工事費の20%以内・限度額20万円。町内に1年以上住民登録があり、改修する住宅に現在住んでいる方、または工事完了後すみやかに住む方が対象です。対象工事に工種の限定も除外リストもありません。

町の結婚新生活支援補助金も、リフォーム費用に「設備更新等の工事費用」を含めています。

問合せ先 企画観光課 0558-42-3964

函南町|工事費5万円以上の20%・上限20万円。窓口は商工会

函南町商工会リフォーム助成事業(東部編86ページ)。工事費総額(税抜)5万円以上の20%・上限20万円。対象工事は「自己の居住する住宅、町内で営業している店舗等に関してのリフォーム」とだけ書かれていて、工種の限定も除外リストもありません。

条件は、函南町に住民登録のある個人または町内で事業を営む法人であること、町税等の滞納がないこと、リフォーム助成事業登録施工業者を利用すること、昭和56年6月以降に建築された住宅であること(それ以前でも耐震性のある住宅・耐震補強済みなら対象)、同一建物・同一申請者につき1回限りです。申請の窓口が町役場ではなく商工会なので、業者さんと話す段階で登録業者かどうかを確かめておくと早いです。

なお函南町は結婚新生活支援事業を実施していません。リフォーム費用を含む枠は、この制度だけになります。

問合せ先 函南町商工会 055-978-3995

熱海市|工事費の10%・上限15万円。「器具の購入が主となる工事」が対象外

熱海市住宅・店舗リフォーム振興助成事業(東部編45ページ)。工事費(税抜)の10%・上限15万円。市内事業者の施工が条件で、受付は令和8年9月30日または予算に達するまでです。対象は住宅・店舗の修繕、改良及び増改築などの工事で、屋根・外壁の塗り替えや壁紙の張替えなどが例に挙がっています。

この制度は、対象外の書き方が独特です。外れるのは倉庫・駐車場・フェンス等と、「エアコン・ソーラーパネルの取り付け等、器具の購入が主となる工事」。つまり基準が「購入が主か、工事が主か」に置かれています。本体を買って置くだけなら難しく、煙突の貫通や炉台の造作を伴う据付けなら相談の余地がある、という読み方ができます。ただし、これは当社が要綱の書き方を読んだ判断です。実際にどう扱われるかは商工会議所と市にご確認ください。

市の結婚新生活支援補助金も、対象に「婚姻に伴う住宅のリフォーム費用」があり、除外は外構と「エアコン、洗濯機などの家電」だけです。

問合せ先 熱海商工会議所 0557-81-9251

富士宮市|30万円以上の工事で宮クーポン10万〜20万円分

住宅リフォーム宮クーポン事業(東部編57ページ)。税込30万円以上の住宅リフォーム工事に対して宮クーポン10万円分(子育て世帯15万円分/三世代同居20万円分)。施工は市内事業者のみです。工事の種類を限定する記述も除外リストも公開されておらず、金額の下限だけが要件になっています。現金ではなく市内で使えるクーポンで交付される点はご承知おきください。

市の結婚新生活支援補助金は上限30万円(34歳以下は60万円)で、対象経費が「修繕・増築・改築等の費用のうち工事業者に支払った費用」と書かれています。

問合せ先 商工振興課 0544-22-1295

伊東市|工事費の10%(100万円以上は一律10万円)。市内に本店がある業者

伊東市住宅リフォーム振興助成金(東部編62ページ)。工事費(税抜)10万円以上100万円未満は10%、100万円以上は一律10万円。伊東市民で現に市内に居住し、リフォームする住宅の所有者であること、市税等を完納していること、施工は市内に本社・本店がある事業者であること、認定を受けてから着工することが条件です。対象工事は「リフォーム工事」とだけ書かれ、工種の限定も除外リストもありません。

移住者向けには「移住定住促進住宅改修支援事業補助金」(企画課 0557-32-1062)もありますが、総額100万円以上で定額15万円という形なので、薪ストーブぶんを足しても補助額は増えません。市の結婚新生活支援補助金は、対象経費に「設備更新等に要した工事費用」を含めています。

問合せ先 産業課 0557-32-1734

相談できる枠がある、そのほかの21市町

ここから先は、汎用のリフォーム助成は無いけれど、結婚新生活支援・中古住宅・移住といった枠にリフォーム費用が入っている市町です。金額は上限30万円前後のものが中心で、使える方の条件(新婚・子育て・転入など)がつきます。対象になるかどうかは市町ごとの判断になると思いますので、詳細は各市町の窓口でご確認ください。並びは全国地方公共団体コード順です。

静岡市|上限80万円。対象経費に「設備更新費」と書かれています

結婚新生活スマイル補助金。市独自の上乗せぶんを含めて対象経費の合計で上限80万円。対象経費に「新規のリフォーム費用(修繕、増改築、設備更新費)」が入っています。令和8年1月1日〜令和9年3月31日に婚姻し、夫婦とも39歳以下・合計所得500万円未満の世帯が対象で、市が指定する講座の受講が必要です。

対象工事の一覧も除外リストも公開されていません。「設備更新費」が対象と書かれているので、薪ストーブの据付けが外れるとは読めない形です。市の空き家改修事業補助金(2/3・上限100万円、子育て世帯等は200万円)もありますが、売買・賃貸借契約を結んだ空き家が前提なので、いまお住まいの家には使えません。

問合せ先 こども若者応援課 054-221-1698

浜松市|設備補助は対象外。移住と結婚の枠に入る余地があります

市の創エネ・省エネ・蓄エネ型住宅推進事業費補助金は、対象が蓄電池・V2H・エネファーム・太陽熱・太陽光の5設備で、木質燃焼機器は入っていません。天竜材の補助も、木を使って建てることへの補助で、燃料には向いていません。

そのかわり住まいの枠が2本あります。ハマライフ住宅取得費等助成事業費補助金対象経費の1/2以内・上限100万円ですが、対象工事が「居住部屋、浴室、洗面所、台所、トイレ、玄関の増設又は改修」と決まっていて、市外からの移住者限定です。浜松市結婚新生活支援事業補助金は新居のリフォーム費用を含む合計で上限30万円(夫婦とも29歳以下は60万円)です。

問合せ先 市民協働・地域政策課 053-457-2243(ハマライフ)/こども若者政策課 053-457-2795(結婚新生活支援)

沼津市|上限30万円。リフォームの中身を絞る記述がありません

沼津市結婚新生活支援補助金対象経費の合計で上限30万円(夫婦とも29歳以下は60万円)。対象は住居費(取得/リフォーム/賃借)と引越費用で、リフォームの中身を絞る記述も、除外リストも書かれていません。令和8年1月1日以降に婚姻し、夫婦とも39歳以下・合計所得500万円未満の世帯が対象で、県が指定する講座の受講が必要です。

市の空き家活用定住支援補助金(住宅政策課 055-934-4885)は、相続した空き家か取得した空き家が対象で、60万円以上のリフォーム工事に20万円(市内事業者の活用で+10万円)です。

問合せ先 ぬまづプロモーション課 プロモーション戦略室 055-934-4747

三島市|ペレットストーブが名指しで外れている制度と、そうでない制度があります

三島市移住・子育てリフォーム事業費補助金(工事費10万円以上で2/10・上限20万円)は、注記で「エアコン、食洗器、太陽光発電設備、給湯器、ペレットストーブ等の器具代金及び取り付け費は補助対象外」としています。器具代だけでなく取り付け費まで名指しで外れます。令和8年度分は予算が無くなり受付を終了しています。

同じ市でも、三島市結婚新生活支援補助金には、その除外文がありません。新居の購入費・賃料・引越費用・リフォーム費用等の合計で上限30万円(夫婦とも29歳以下は60万円)です。制度ごとに読み分ける必要があります。

問合せ先 住宅政策課 三島住まい推進室 055-983-2750(移住・子育てリフォーム)/こども未来課 055-983-2755(結婚新生活支援)

島田市|中古住宅の改修加算は1/2・上限20万円

「島田市中古住宅購入奨励金」は、購入費の1/2・上限30万円に、中古住宅の改修費用の1/2・上限20万円が加算されます。施工は市内に本店・支店・事業所がある事業者に限られます。加算の対象工事に、工種の限定も除外リストも書かれていません。この制度は、市のホームページに制度単独の案内ページを確認できませんでした。内容は建築住宅課へご確認ください。

島田市結婚新生活支援補助金は上限30万円(夫婦とも29歳以下は60万円)で、対象経費に「住宅のリフォーム費用」が入っています。市の空き家改修等事業費補助金のほうは、対象経費が水道・ガス・電気・トイレ・風呂・内装・外装・屋根の限定列挙で、暖房機器は入っていません。

問合せ先 建築住宅課 0547-36-7193(中古住宅購入奨励金)/子育て応援課 0547-36-7159(結婚新生活支援)

富士市|同居・近居の改修に1/2・上限30万円

富士市多世代同居・近居支援奨励金。住宅の取得または改修に係る経費の1/2・上限30万円です。「小学生以下の子を養育する者と親」「65歳以上と子」「65歳以上と孫」のいずれかを新たに満たすように同居・近居し、10年以上続けることが条件になります。対象工事に工種の限定も除外リストも書かれていません。

「はぐくむFUJI」結婚新生活支援補助金上限20万〜60万円(市外からの転入や年齢で4区分。所得制限が無いのは市独自の拡充です)で、対象に「住宅改修費用」が入っています。市の地域材の補助は、仕上げ材として富士地域材を使う「建てる木」への補助で、燃料には出ません。

問合せ先 住宅政策課 0545-55-2814(多世代同居・近居)/福祉総務課 0545-55-2757(結婚新生活支援)

磐田市|リフォーム工事費の1/2。上限は50万〜150万円

「磐田市既存住宅取得等事業費補助金」は、若者・子育て世帯ならリフォーム工事費の1/2で上限150万円(市外からの転入)/100万円(市内での転居)、それ以外の世帯もリフォーム工事費の1/2・上限50万円という大きな枠です。ただし対象工事の詳細が公開されておらず、市への問い合わせが案内されています。この制度は、市のホームページに制度単独の案内ページを確認できませんでした。

磐田市結婚新生活支援事業助成金は上限30万円(夫婦とも29歳以下は60万円)で、対象に「リフォーム費用(住宅の機能の維持又は向上を図るために行う修繕、増築、改築、設備更新等の工事費用)」が入っています。市の新エネルギー及び省エネルギー設備普及促進奨励金は太陽光・蓄電池・太陽熱・エネファーム・HEMSの限定列挙で、木質は入っていません。

問合せ先 建築住宅課 0538-37-4851(既存住宅取得等)/こども未来課 0538-37-2808(結婚新生活支援)

焼津市|対象工事の末尾に「その他市長が必要と認める工事」があります

焼津市中古住宅流通促進事業補助金。築30年以上の中古住宅を購入すると基本30万円。市内業者が施工した改修工事費の合計が税抜200万円以上なら、さらに20万円が加算されます。対象工事は給排水・ガス・電気設備/台所・便所・浴室/内装・外装・屋根/外構と並んだあと、末尾に「その他市長が必要と認める工事」が置かれています。列挙に無い工事が、はじめから閉じていない書き方です。

焼津市結婚新生活支援補助金は上限30万円(夫婦とも29歳以下は60万円)で、対象に「リフォーム費用」が入っています。市の省エネ住宅普及推進事業費補助金2箇所以上の窓・ドアの断熱改修が必須工事なので、薪ストーブ単独では使えません。

問合せ先 建築住宅課 空き家対策担当 054-626-2163(中古住宅流通促進)/移住定住課 054-626-9411(結婚新生活支援)

掛川市|除外は家電と外構だけ。県の一覧だけを見ると落とします

掛川市結婚新生活支援事業費補助金。対象費用の合計で上限30万円(夫婦とも29歳以下は60万円)。対象経費は住宅の取得費用/住宅のリフォーム費用/賃借費用/引越費用で、除外は倉庫や車庫の工事費用、外構工事費用、家電購入設置費用の3つだけです。煙突の貫通や炉台の造作を伴う据付けは、家電の購入設置には当たらないと読めます。

県の「住まいづくり支援ガイド」は、掛川市の結婚新生活支援を「住居費、引越し費用」とだけ書いています。リフォーム費用が対象だと分かるのは市のページのほうです。市には「ようこそ掛川流通応援事業費補助金」(市内空き家の購入費用及びリフォーム費用の1/2・上限30万円。くらしデザイン課 0537-21-1209)もあります。

問合せ先 こども政策課 0537-21-1211

藤枝市|最大80万円。除外の基準は「電化製品か」

藤枝市新婚生活サポート補助金1世帯あたり最大80万円(両者が市外から転入し29歳以下の場合。市内同士の29歳以下は60万円、39歳以下は30万〜50万円)。対象経費に「リフォーム費用(修繕、増築、改築の工事に要した費用)」が入り、除外は倉庫、車庫、外構工事、電化製品の設置です。

除外の基準が「電化製品か」に置かれています。薪ストーブは電化製品ではなく、煙突を伴う据付けは外構でもありません。受付は令和8年4月1日〜令和9年2月26日で、予算に達した時点で終了します。

問合せ先 広域連携課 054-643-3229

御殿場市|対象に「設備更新」が明記されています

御殿場市結婚新生活支援事業費補助金1世帯あたり最大30万円(夫婦とも29歳以下は60万円)。対象経費は住宅の購入費/賃料等/住宅の機能の維持又は向上を図るために行う修繕、増築、改築、設備更新などの費用/引越費用で、除外は倉庫・車庫・門・フェンス・植栽の工事費用とエアコン・洗濯機などの家電購入費です。

対象側に「設備更新」が明記され、除外は家電と外構だけという形です。満額に届かなかった場合、次年度に再度申請できる可能性があると市が案内しています。

問合せ先 子育て支援課 0550-82-4288

袋井市|対象に「設備更新等」が明記されています

袋井市結婚新生活支援補助金。住居費と引越費用の合計で上限30万円(夫婦とも29歳以下は60万円)。対象の「リフォーム費用」は「住宅の機能の維持又は向上を図るために行う修繕、増築、改築、設備更新等の工事費用」と定義され、除外は倉庫・車庫、門・フェンス・植栽等の外構、エアコン・洗濯機等の家電の購入及び設置です。受付は令和9年2月26日まで。予算がなくなり次第終了します。

市の「住宅省エネ改修推進事業」は、改修後の断熱性能と国が定めるエコ住宅設備の条件がかかるため、薪ストーブでは要件を満たしません。

問合せ先 企画政策課 0538-44-3106

下田市|市独自の上乗せで、30〜39歳も60万円

下田市結婚新生活支援補助金1世帯60万円。国と県の制度では30〜39歳は30万円ですが、下田市は市独自に30万円を上乗せしています。上乗せがあるのは、当社が確認した静岡県内では下田市だけでした。対象経費は住居費/リフォーム費用/引っ越し費用で、工種の限定も除外リストも公開されていません。

物件が市内にあり、夫婦いずれも39歳以下・合計所得500万円未満であることが条件です。汎用の住宅リフォーム助成は市になく、県の「住まいづくり支援ガイド」賀茂編でもリフォームの欄が空欄でした。リフォーム費用を含む枠は、この制度だけになります。

問合せ先 こども家庭課 0558-25-3636

御前崎市|工事費の50%・上限40万円。分類が3つとも「等」つきです

御前崎市住宅耐震リフォーム支援事業補助金御前崎市空家リフォーム支援事業補助金は、どちらも工事費の50%・上限40万円です。対象工事の分類は「省エネ化(断熱化工事)/バリアフリー化(段差の改修)/長寿命化(外壁の塗装工事)」で、3つとも「等」がついた書き方になっています。ただし耐震のほうは木造住宅耐震補強助成事業の交付決定を受けていることが条件で、リフォームだけでは使えません。令和8年度の受付予定は耐震7件・空家5件です。

御前崎市結婚新生活支援補助金(企画政策課)は上限30万円(29歳以下は60万円)で、対象に「住宅の機能維持または向上のために行う修繕、増築、改築、設備更新等の工事費用」が入っています。除外は倉庫・車庫・外構と家電の購入設置です。

問合せ先 都市整備課 0537-85-1122

菊川市|リフォームが対象。除外リストは公開されていません

菊川市結婚新生活支援事業費補助金上限30万円(夫婦とも29歳以下は60万円)。対象は「結婚を機とした、市内の住宅購入、リフォーム、賃借する際に要した費用、引越費用」で、工種の限定も除外リストも公開されていません。前年度に上限未満の交付を受けた世帯は、差額ぶんを申請できます。受付は令和8年4月1日〜令和9年2月26日に支払った費用が対象です。

市の「若者世帯定住促進補助金」は住宅の取得のみが対象で、リフォームには使えません。

問合せ先 企画政策課 0537-35-0900

伊豆の国市|除外リストが一切ない結婚新生活支援と、対象工事を絞ったリフォーム助成

伊豆の国市結婚新生活支援助成金。対象経費を合算して上限30万円(夫婦とも29歳以下は60万円)。対象の「リフォーム費用」は「居住する住宅の機能の維持又は向上を図るために行う修繕、増改築、設備更新等の工事に要した費用」で、除外リストが一切書かれていません。受付は令和9年3月31日まで、予算の範囲内です。

いっぽう伊豆の国市環境配慮型リフォーム助成事業(市商工会 055-949-3090)は、対象工事を屋根・外壁の塗装/断熱改修/省エネ性能のある水回り機器への交換/給湯機器への交換/窓・扉の断熱改修/LED照明への改修に限っていて、暖房機器そのものが入っていません。令和7年度で「伊豆の国市住宅新築及びリフォーム助成事業」と「店舗リフォーム助成事業」が終了し、対象工事を絞ったこの制度に組み替わりました。

問合せ先 企画財政部 企画課(当社では直通の電話番号を確認できませんでした。市の代表窓口からお尋ねください)

牧之原市|除外は外構と家電だけ。対象はチラシで確認できます

牧之原市結婚新生活支援助成金。かかった費用のうち上限30万円(夫婦とも29歳以下は60万円)。対象経費は住居費/引越費用/リフォーム費用=住宅の機能の維持又は向上のために行う工事で、除外は外構工事や家電購入費及び設置費等です。工種の限定はありません。

リフォーム費用が対象だと書かれているのは、市のページ本文ではなくチラシのほうです。本文は「住居の初期費用や引越費用、家賃など」で止まっていて、県の一覧も「住居費と引越し費用」としか書いていません。受付は令和9年3月31日までですが、申請件数に限りがあり、申請には事前予約が必要です。

問合せ先 建設部 都市住宅課 0548-53-2633

河津町|100万円以上の工事で1/10・限度額15万円

河津町子育て応援住宅整備事業補助金(賀茂編32ページ)。100万円以上の工事を対象に、補助対象経費の1/10・限度額15万円。対象は新築工事または既存住宅の増改築・リフォーム工事で、工種の限定も除外リストも書かれていません。世帯構成員に高校生以下のお子さんがいる世帯、または申請時に妊婦がいる世帯が対象で、町税等の滞納がないことが条件です。

この制度も、町のホームページに制度単独の案内ページを確認できませんでした。上の内容は静岡県の「住まいづくり支援ガイド 令和8年度版」で確認したものです。河津町は結婚新生活支援事業を実施していませんので、リフォーム費用を含む枠はこの制度だけになります。

問合せ先 福祉介護課 0558-36-3232

吉田町|上限30万円。町のページを開いて初めてリフォーム費用が出てきます

吉田町新婚生活応援補助金上限30万円(婚姻時に夫婦の双方が29歳以下なら60万円)。対象経費は住宅取得費用/住宅賃借費用/引越し費用/リフォーム費用=婚姻を機に住宅をリフォームする際に要した費用で、工種の限定も除外リストも書かれていません。

県の「住まいづくり支援ガイド」は、この制度を「新たに町内に住宅を購入又は賃借し、引越しをしていること」としか書いていません。リフォーム費用が対象だと分かるのは町のページと令和8年度の交付要綱のほうです。交付を受けた日から3年以上その住宅に定住する意思があることが条件で、静岡県内では長めの部類です。受付は令和9年3月10日まで、予算に達した時点で終了します。

問合せ先 企画課 シティプロモーション部門 0548-33-2135

川根本町|設備補助は対象外。住宅改修のほうは除外に当たりません

川根本町クリーンエネルギー機器導入促進事業費補助金は、別表第1で対象機器を太陽光発電・太陽熱温水器・ヒートポンプ型給湯器・潜熱回収型給湯器・ハイブリッド給湯器・リチウムイオン蓄電池の6種類に限っていて、木質燃料の機器は入っていません。

いっぽう川根本町定住・移住促進住宅改修事業費補助金は、事業費30万円以上の工事で1/3以内・上限15万円(同居人が増える増改築、18歳未満の子ども部屋の増改築は+5万円)。除外されているのは給湯機器類と、上のクリーンエネルギー補助の対象6機器だけで、薪ストーブ・ペレットストーブはどちらにも当たりません。ただし「改修等」の定義が「住宅の屋根、外観の修繕、トイレ、台所等の修繕及び増築」なので、対象になるかどうかは町の判断になると思います。令和8年度分は予算上限に達して受付を終了しています。

問合せ先 経営戦略課 定住・移住推進室 0547-56-2221(住宅改修)/くらし環境課 環境政策室 0547-56-2236(クリーンエネルギー機器)

森町|家具家電まで対象に入れている応援金です

住もうよ森町新婚さん応援金1世帯につき最大30万円。対象経費は住居の取得費/賃借料/住居の改修・増改築費(既存住宅のリフォーム費用)/引越費用/生活備品代(婚姻後の生活のために取得した家具家電費用)/車両購入経費・リース料です。

リフォーム費用が対象と明記されているうえ、除外リストがありません。しかも家具家電まで対象に取り込んでいます。静岡県内の多くの制度が「家電の購入・設置は除く」としている中で、森町はその線を引いていないことになります。婚姻日より1年以内の夫婦で、双方が町内の同一住居に住民登録していること、婚姻日の年齢が双方またはいずれか一方が39歳以下であることが条件です。

問合せ先 定住推進課 移住交流係 0538-85-6321

準備を始めるなら、いまからで間に合います

補助金は春に受付が始まる市町村が多く、実際に入れた方の多くは1〜2年前から動いています。冬のうちにショールームで実物を見て、業者と機種を決めておくと、春の受付にそのまま進めます。

補助金を使って薪ストーブを入れるまでの流れ →

結婚新生活支援が、静岡県ではいちばん広い入口です

静岡県は令和8年度に28市町が結婚新生活支援事業を実施していて、県が実施市町の一覧を公開しています。夫婦ともに婚姻日の年齢が39歳以下・世帯所得500万円未満の新規に婚姻した世帯が対象で、上限は夫婦ともに29歳以下なら60万円、それ以外は30万円が基本。対象経費にリフォーム費用が含まれます。

市町独自の上乗せがあります。藤枝市新婚生活サポート補助金は両者が市外から転入する29歳以下で最大80万円結婚新生活スマイル補助金(静岡市)も上乗せぶんを含めて上限80万円下田市結婚新生活支援補助金30〜39歳でも60万円(市独自に30万円を上乗せ)です。

除外の書き方は市町で割れています。当社が要綱と案内を読んだ範囲では、次の3通りでした。

書き方市町
家電(エアコン・洗濯機等)と外構を除く熱海市・掛川市・藤枝市・御殿場市・袋井市・御前崎市・牧之原市・東伊豆町・小山町
除外の記載を確認できない静岡市・浜松市・沼津市・三島市・富士宮市・伊東市・島田市・富士市・磐田市・焼津市・下田市・伊豆市・菊川市・伊豆の国市・南伊豆町・松崎町・吉田町・川根本町
家具家電まで対象に取り込んでいる森町

薪ストーブは家電ではありません。そして対象側の多くが「住宅の機能の維持又は向上を図るために行う修繕、増築、改築、設備更新等の工事費用」と書いています。当サイトが「要確認」としているのはこのためです。住もうよ森町新婚さん応援金にいたっては、生活備品代(家具家電)まで対象に入れているので、「家電だから対象外」という推定がそもそも働きません。

最終的な判断は各市町ですので、窓口ではこう聞いてみてください。

「新居のリフォーム費用として、薪ストーブの設置工事を含められる可能性はありますか。」

結婚新生活支援を実施していないのは7市町です。裾野市・湖西市・河津町・西伊豆町・函南町・清水町・長泉町。このうち河津町には子育て応援住宅整備事業補助金(100万円以上の工事で1/10・限度額15万円。高校生以下の子か妊婦がいる世帯。福祉介護課 0558-36-3232)があり、新築工事または既存住宅の増改築・リフォーム工事が対象で、工種の限定も除外リストもありません。函南町は、上に書いた商工会のリフォーム助成が使えます。

中古住宅や移住とセットの枠もあります

いま住んでいる家ではなく、これから買う家・移り住む家であれば、選べる枠が増えます。

  • 島田市中古住宅購入奨励金(建築住宅課 0547-36-7193)… 購入費の1/2・上限30万円に、改修費用の1/2・上限20万円の加算。施工は市内に本店・支店・事業所がある事業者。加算の対象工事に工種の限定も除外リストもありません。
  • 焼津市中古住宅流通促進事業補助金(建築住宅課 空き家対策担当 054-626-2163)… 築30年以上の中古住宅購入で基本30万円。市内業者の改修工事費が税抜200万円以上なら+20万円。対象工事一覧の末尾に「その他市長が必要と認める工事」があります。
  • 磐田市既存住宅取得等事業費補助金(建築住宅課 0538-37-4851)… リフォーム工事費の1/2で上限50万〜150万円(世帯と転入・転居の別による)。対象工事の詳細は公開されておらず、市への問い合わせが案内されています。
  • 富士市多世代同居・近居支援奨励金(住宅政策課 0545-55-2814)… 住宅の取得または改修に係る経費の1/2・上限30万円。親子や祖父母との同居・近居の関係を新たに満たすことが条件で、10年以上続けます。
  • 御前崎市住宅耐震リフォーム支援事業補助金空家リフォーム支援事業補助金(都市整備課 0537-85-1122)… どちらも工事費の50%・上限40万円。対象は「省エネ化(断熱化工事)/バリアフリー化/長寿命化」で、3つとも「等」がついています。ただし耐震のほうは木造住宅耐震補強助成事業の交付決定を受けていることが条件です。
  • ハマライフ住宅取得費等助成事業費補助金(浜松市 市民協働・地域政策課 053-457-2243)… 対象経費の1/2以内・上限100万円。ただし対象工事が「居住部屋、浴室、洗面所、台所、トイレ、玄関の増設又は改修」と決まっており、市外からの移住者限定です。
  • 川根本町定住・移住促進住宅改修事業費補助金(経営戦略課 定住・移住推進室 0547-56-2221)… 事業費30万円以上の工事で1/3以内・上限15万円。除外は給湯機器類と、下に書くクリーンエネルギー補助の対象6機器だけで、薪ストーブ・ペレットストーブはどちらにも当たりません。ただし「改修等」の定義が「住宅の屋根、外観の修繕、トイレ、台所等の修繕及び増築」なので、対象になるかどうかは町の判断になると思います。令和8年度分は受付を終了しています。

空き家バンクの登録物件を対象にした改修補助は各地にありますが、バンクへの登録が条件なので、いまお住まいの家には使えません。

薪ストーブ・ペレットストーブが対象外と書かれている制度もあります

「制度が無い」のと「この制度では対象外と書いてある」のは別のことです。どの制度の、どこに、どう書かれているかを並べます。引用は要綱・案内の原文どおりです。

市町制度の名前どこに、どう書かれているか
三島市三島市移住・子育てリフォーム事業費補助金注記に「エアコン、食洗器(ビルトインタイプ含む)、太陽光発電設備、給湯器、ペレットストーブ等の器具代金及び取り付け費は補助対象外
伊豆の国市伊豆の国市環境配慮型リフォーム助成事業対象工事が屋根・外壁の塗装/屋根・床・壁・天井の断熱改修/省エネ性能のある水回り機器への交換/給湯機器への交換/窓・扉の断熱改修/LED照明への改修に限られ、暖房機器そのものが入っていません
川根本町川根本町クリーンエネルギー機器導入促進事業費補助金別表第1の対象機器が太陽光発電・太陽熱温水器・ヒートポンプ型給湯器・潜熱回収型給湯器・ハイブリッド給湯器・リチウムイオン蓄電池の6種類に限られ、木質燃料の機器は入っていません
焼津市焼津市省エネ住宅普及推進事業費補助金2箇所以上の窓・ドアの断熱改修が必須工事。薪ストーブ単独では使えません
袋井市袋井市住宅省エネ改修推進事業対象が「開口部、躯体等の高断熱化、エコ住宅設備等の改修」で、改修後の断熱性能と国が定めるエコ住宅設備の条件がかかります。薪ストーブは国のエコ住宅設備の定義に入っていません
伊豆市伊豆市省エネ家電購入費補助金対象機器がエアコン・照明器具・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・電子レンジ・炊飯器・給湯器・エコキュート・石油ストーブ/ガスストーブの限定列挙(2026年8月26日に市の案内ページで確認)。薪ストーブ・ペレットストーブは入っていません。令和8年度は7月24日で受付終了となり、いまリンク先はその告知に差し替わっています

三島市。器具代だけでなく取り付け費まで名指しで外しているので、壁や床の工事に付けても出ないと読むのが自然です。令和8年度分は予算が無くなり受付を終了しています。ただし同じ市の結婚新生活支援補助金には、その除外文がありません。制度ごとに読み分ける必要があります。

伊豆の国市(市商工会 055-949-3090)では、令和7年度で「伊豆の国市住宅新築及びリフォーム助成事業」と「店舗リフォーム助成事業」が終了し、対象工事を絞った環境配慮型に組み替わりました。工種を限定しない汎用枠が無くなったのが、この市の変化です。

川根本町。販売店のまとめサイトに載っている「川根本町森林のエネルギー導入促進事業費補助金(木質系燃料のストーブ等 1/5以内・上限5万円)」は、現行の町の例規集にも町のサイトにも見あたりませんでした。申し込む前に、必ず町の公式ページか担当課でご確認ください。

「省エネ」の名前がついていても、薪ストーブが入らない制度があります。表の下3つ——焼津市・袋井市・伊豆市がその例です。とくに伊豆市の省エネ家電購入費補助金は「ストーブの補助がある」と読めてしまいますが、対象は石油・ガスのストーブです(伊豆市の節に書いたとおりです)。

薪ストーブ・ペレットストーブに使える補助を確認できなかったのは5市町です。裾野市・湖西市・西伊豆町・清水町・長泉町。この5市町は汎用の住宅リフォーム助成を持たず、結婚新生活支援事業も実施していないため、リフォーム費用を含む枠がそもそもありません(裾野市の補助金一覧湖西市の住まいの支援制度西伊豆町の補助金データベース清水町の建物等への補助・助成長泉町の引越し・住まいで確認)。空き家を買って改修する場合は、西伊豆町と長泉町に手厚い枠があります西伊豆町空き家改修等補助金は改修工事費の1/2・最大50万円、長泉町空き家改修事業補助金は1/3以内・上限100万〜140万円。ただし長泉町は対象経費が水道・ガス・電気・トイレ・台所・風呂・内装・外装・屋根の改修に限られていて、暖房機器は入っていません)。

受付の時期

市町受付
小山町(木質ストーブ)通年。予算が無くなり次第終了。購入前に申請(購入後は申請できません)
熱海市(リフォーム振興)令和8年9月30日まで、または予算に達するまで
東伊豆町・南伊豆町(リフォーム振興)申請年度の3月10日までに工事完了・完了報告
伊東市(リフォーム振興)認定を受けてから着工
藤枝市(新婚生活サポート)令和8年4月1日〜令和9年2月26日。予算に達した時点で終了
袋井市(結婚新生活支援)令和9年2月26日まで。予算がなくなり次第終了
菊川市(結婚新生活支援)令和8年4月1日〜令和9年2月26日に支払った費用が対象
吉田町(新婚生活応援)令和9年3月10日まで。予算に達した時点で終了
牧之原市(結婚新生活支援)令和9年3月31日まで。申請には事前予約が必要で、件数に限りがあります
伊豆の国市(結婚新生活支援)令和9年3月31日まで。予算の範囲内
御前崎市(耐震・空家リフォーム)令和8年度の受付予定は耐震7件・空家5件
三島市(移住・子育てリフォーム)令和8年度分は予算に達して受付終了
川根本町(定住・移住促進住宅改修)令和8年度分は予算上限に達して受付終了

「買う前・契約する前」の申請を条件にしている制度がほとんどです。順番を間違えると、同じ工事でも受け取れません。業者さんと話がまとまった段階で、契約の前に窓口へご確認ください。

補助金の申請は、設置される方ご本人が自治体に出します。準備は業者さんにサポートしてもらいながら進めてください。

この記事の調べ方

  • 静岡県と35市町の公式サイト・交付要綱・例規集、および静岡県「住まいづくり支援ガイド 令和8年度版」(地域別PDF4本)だけを確認しました。まとめサイトは出典にしていません。確認日は2026年8月26日です。
  • 一覧表の※印9件は、市町のホームページに制度単独の案内ページを確認できなかったものです。静岡県の支援ガイドに掲載されている内容を書いています。
  • 「要確認」は、制度の対象にも対象外にも薪・ペレットの記載がなく、当社が要綱や対象工事の書き方を読んで「相談する価値がある」と判断したものです。市町がそう説明しているわけではありません。
  • 対象工事に工種の限定も除外リストも無い場合、薪ストーブの据付けが外れるとは読めない、と判断しました。市町がそう言っているわけではありません。
  • 「なし」は、当社が公式サイトと例規集を確認した範囲で見つからなかった、という意味です。確認できなかったものは「要確認」と書き分けています。自治体への電話での聞き取りは行っていません。
  • 問合せ先は、公式サイトに記載のあった担当課名と電話番号だけを載せています。確認できなかったものは「確認できず」と書きました。推測で埋めていません。制度が2つ以上ある市町は、一覧にいちばん相談先になりそうな課を載せ、残りは各市町の詳細に書いています。
  • 補助が見つからなかった市町にも、問合せ先を載せています。制度が新しくできることがあるためです。
  • 制度の内容は毎年変わります。金額や条件は、必ず市町の最新の案内でご確認ください。

本ページの内容は、当社が公式サイトと交付要綱を確認してまとめたものです(当社調べ)。万一、内容の誤りにお気づきの場合は、お問い合わせからお知らせください。確認のうえ訂正します。

薪ストーブ・ペレットストーブの設置には、市町村によって消防への届け出が必要になる場合があります。設置工事は、必ず専門の業者にご相談ください。

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