富山県の薪ストーブ・ペレットストーブ補助金|南砺市・小矢部市・立山町ほか15市町村を全部調べました(令和8年度)

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富山県15市町村すべての公式サイトと交付要綱を確認しました(2026年8月27日時点)。薪ストーブを名指しで補助しているのは3市町です——小矢部市・南砺市・立山町。氷見市にも制度がありますが、今年度の受付は要確認です。富山市と上市町はペレットストーブのみで、薪ストーブは対象に入っていません。

最も手厚いのは南砺市の1/2以内・上限20万円。ボイラーなら上限300万円、さらに市内で作られた燃料に1kgあたり6円の補助まであり、機器・大型設備・燃料の3本立てです。

名指しの補助が無い市町村にも、結婚新生活支援や汎用のリフォーム助成といった枠が7市町村にあります。使えるかどうかは市町村ごとの判断になると思います。詳細は各市町村の窓口でご確認ください。

富山県で知っておきたいこと3つ

1. 補助は呉西と立山山麓に偏っています。南砺市・小矢部市・氷見市(呉西)と、立山町・上市町(立山山麓)。沿岸部の黒部市・魚津市・入善町・朝日町には木質の補助が1件もありません。富山県自体にも、薪・ペレットに使える県独自の制度はありません。

2. 立山町は現金ではなく「たてポ」で受け取ります。対象経費の20%・上限6万ポイント(1ポイント=1円相当の町の行政ポイント)。しかも施工業者との契約を結ぶ前に申請することが条件で、県内で最も順番に厳しい制度です。金額の欄だけ見ずに、受け取り方と順番まで確かめてください。

3. 結婚新生活支援の「使える・使えない」が県の一覧で分かります。富山県は令和8年度の実施状況を公開しており、13市町が結婚新生活支援を実施、リフォーム費用を外しているのは魚津市・高岡市・朝日町の3市町だけです。残る10市町は除外が「倉庫・車庫/外構/家電」で、薪ストーブは名指しされていません。

「今年度は、もう終わっていた」という方へ

薪ストーブを考え始めるのは、たいてい寒くなってからだと思います。ところが補助金は春に受付が始まって、年内に終わります。この行き違いは、毎年ふつうに起きています。

来年度に間に合わせるなら、いまから動けることがあります。

補助金を使って薪ストーブを入れるまでの流れ →

市町村別の一覧(15市町村)

補助がある市町村名と、相談できる枠がある市町村名はリンクになっています。押すと、その市町村の詳しい内容に飛びます。「要確認」の意味は、いちばん下の「この記事の調べ方」に書いています。

市町村薪ストーブ・ペレットストーブ問合せ先制度の名前
富山市ペレットのみ 定額5万円(子育て・若者夫婦は+3万円)。薪ストーブは対象外環境部 環境政策課 076-443-2053富山市省エネルギー機器等導入補助事業
高岡市要確認(耐震改修と同時のリフォームに限る。1/3・上限20万円)都市創造部 建築政策課 0766-30-7291たかおか暮らし支援事業
魚津市なし農林水産課 業務林政係 0765-23-1036
氷見市あり。1/3以内・上限10万円(ボイラーは上限50万円。今年度の受付は要確認)農林水産課 0766-74-8086氷見市木質バイオマス活用促進事業費補助金
滑川市要確認(結婚新生活支援のリフォーム費用。上限30万円)企画政策課 076-475-2119滑川市結婚新生活支援補助金交付事業
黒部市要確認(結婚新生活支援のリフォーム費用。最大30万円)企画政策室 地域協働課 0765-54-1272黒部市結婚新生活支援補助金
砺波市要確認(結婚新生活支援/三世代同居・近居 1/10・上限20万円)市民生活課 となみ暮らし推進班 0763-33-1172砺波市結婚新生活支援事業砺波市三世代同居・近居住宅支援事業補助金
小矢部市あり。1/3・上限10万円(薪・ペレット同額)生活環境課 0766-67-1760小矢部市木質バイオマスストーブ設置推進事業補助金
南砺市あり。1/2以内・上限20万円(ボイラー上限300万円・燃料補助もあり)市民協働課 0763-23-2037南砺市木質ペレットストーブ等設置事業補助金
射水市要確認(結婚新生活支援のリフォーム代。除外リストなし)観光まちづくり課 0766-51-6676射水市結婚新生活支援事業
舟橋村なし住民生活課 076-464-1142
上市町ペレットのみ。1/4以内・上限5万円(本体価格のみ)。薪ストーブは対象外企画課 企画班 076-472-2473上市町ペレットストーブ導入促進事業補助金
立山町あり。20%・上限6万ポイント(現金ではなく「たてポ」で交付)住民課 環境安全係 076-462-9963立山町薪ストーブ等普及促進事業行政ポイント付与
入善町要確認(新婚世帯住居費等支援のリフォーム費用。除外リストなし)結婚・子育て応援課 少子化対策係 0765-72-1853入善町新婚世帯住居費等支援事業
朝日町要確認(快適住まいリフォーム助成 20%・上限10万円。令和8年度で事業終了)建設課 業務係 0765-83-1100朝日町快適住まいリフォーム助成事業

※並びは全国地方公共団体コード順です。問合せ先は、当社が各市町村の公式ページで確認できたものだけを載せています。

薪ストーブが対象の3市町+ペレットの2市町

南砺市|1/2以内・上限20万円。機器・ボイラー・燃料の3本立て

南砺市木質ペレットストーブ等設置事業補助金。制度名は「ペレット」ですが、要綱に「木質ペレット又は薪等を燃料として使用するストーブ」と薪も明記されています。1/2以内・上限20万円は県内で最も手厚く、交流センターなどへのモデル設置なら上限70万円です。対象経費は本体の購入・設置・配管で、いずれも税抜き価格の部分だけが対象になります。工事の着工前に交付申請が必要で、予算の残額がなくなった時点で受付終了です。

さらに2本あります。南砺市ペレットボイラー等設置事業補助金(1/2以内・上限300万円)と、南砺市木質ペレット燃料購入者支援補助金——市内で製造された燃料に1kgあたり6円・年度上限10万円。燃料代まで補助する自治体は全国でも少数です。ただし対象は市内2社が作った燃料だけで、他社製には出ません。市は市役所など公共7施設でペレットストーブを稼働させており、設置前に実物を見に行けます。

問合せ先 市民協働課 0763-23-2037

小矢部市|1/3・上限10万円。申請の順番が県内でひとつだけ逆です

小矢部市木質バイオマスストーブ設置推進事業補助金。薪・ペレット同額で、木質ペレットまたは薪・製材端材等を燃料とし、燃料の定量的な供給ができる構造のもの。未使用品に限られます。対象経費は本体の購入費・設置費・配管費の合計で、同じ建物が過去にこの補助を受けていないことが条件です。

申請は、設置が完了した日から15日以内。南砺市・立山町・氷見市がいずれも着工前・契約前の申請を求めているのに対して、小矢部市だけが設置後の申請です。先に工事をしても間に合いますが、15日を過ぎると受け付けてもらえません。

問合せ先 生活環境課 0766-67-1760

立山町|20%・上限6万ポイント。契約前の申請が絶対条件

立山町薪ストーブ等普及促進事業行政ポイント付与。薪・ペレット同額で、現金ではなく町の行政ポイント「たてポ」で交付されます。中古品・リース契約は対象外。施工業者との契約を締結する前に申請が必要で、順番を間違えると受けられません。随時受付ですが予算に限りがあるため事前相談を。申請は事業年度の2月末日までです。

施工業者も町内に限られます。町内に本店・支店・営業所等を持つ法人、または町内に住所がある個人で、町内の住所で見積書・領収書を発行できる業者であることが条件です。業者を決める前に町へ相談する順番になります。過去にこの事業で入れた設備を交換する工事は対象外です。

問合せ先 住民課 環境安全係 076-462-9963

氷見市|1/3以内・上限10万円。今年度の受付は要確認

氷見市木質バイオマス活用促進事業費補助金。ストーブは1/3以内・上限10万円、ボイラーは1/3以内・上限50万円。未使用品に限られ、住宅だけでなく事務所や農業用ハウスに設置する場合も対象になります。設置前に交付申請書を提出する必要があり、着工後は受け付けられません。

要綱も申請様式も現存していますが、案内ページに今年度の年度表記がありません。市が公表している森林環境譲与税の使途には、令和7年度763千円・令和6年度400千円・令和5年度200千円が住宅等への木質バイオマスストーブ設置補助として計上されています。申請前に農林水産課へ今年度の受付状況を確かめてください。

問合せ先 農林水産課 0766-74-8086

富山市|ペレットのみ 定額5万円。薪ストーブは対象外

富山市省エネルギー機器等導入補助事業対象機器はペレットストーブのみで、薪ストーブは入っていません。定額5万円で、子育て世帯(令和8年4月1日時点で18歳未満の子がいる世帯)と若者夫婦世帯(同時点で夫婦のどちらかが39歳以下)は3万円が上乗せされ、最大8万円になります。ペレットストーブは法人・個人事業主も申請できます。

受付は令和8年5月1日〜令和9年3月19日ですが、保証開始日から60日以内という申請期限があります。先着順で、同日受付で予算を超えた場合は抽選です。「チームとやまし」への登録が補助要件で、申請は原則オンライン。国・県の補助金との併用は可能です。予定件数は24件で、令和8年8月6日時点の申請は7件と市が公表しています。

問合せ先 環境部 環境政策課 076-443-2053

上市町|ペレットのみ。本体価格の1/4以内・上限5万円

上市町ペレットストーブ導入促進事業補助金購入経費(本体価格)の1/4以内なので、本体20万円で満額の5万円に届きます。薪ストーブは対象外です。

対象が本体だけという点にご注意ください。設置工事費・煙突・配管は対象経費に入りません。本体と工事を合わせた総額が対象になる南砺市とは、同じ金額でも意味が変わります。1建物または申請者1人につき1回限りで、補助を申請した年度内に設置工事が完了する事業だけが対象です。予算がなくなり次第終了します。

問合せ先 企画課 企画班 076-472-2473

準備を始めるなら、いまからで間に合います

補助金は春に受付が始まる市町村が多く、実際に入れた方の多くは1〜2年前から動いています。冬のうちにショールームで実物を見て、業者と機種を決めておくと、春の受付にそのまま進めます。

補助金を使って薪ストーブを入れるまでの流れ →

相談できる枠がある7市町村

薪ストーブ・ペレットストーブを名指しした制度はありませんので、ここに並ぶのは工事の種類を限っていない枠です。多くは結婚新生活支援で、除外の欄に並ぶのは「倉庫・車庫」「外構」「家電」の3点セット。線を引いているのは「家電か」で、薪ストーブは名指しされていません。対象になるかどうかは市町村ごとの判断になると思いますので、詳細は各市町村の窓口でご確認ください。並びは全国地方公共団体コード順です。

高岡市|耐震改修と同時のリフォームなら、工種の限定がありません

たかおか暮らし支援事業の「一戸建て住宅のリフォーム」は3本立てで、そのうち「耐震改修に伴うリフォーム」だけが工事の種類を限っていません。補助率は対象リフォーム工事費の1/3・上限20万円(リフォーム工事費30万円以上)。申請書別紙(PDF)を見ても、必要書類は耐震改修支援事業費補助金の交付決定通知書の写しと、着工前の写真・見積明細書の写しだけで、工事の種類を絞る別表はありません。

ただし条件が2つあります。対象区域が「まちなか区域」または「居住誘導区域」に限られること、そして市の木造住宅耐震改修支援事業と同時に行う工事でなければ使えないことです。単独では使えませんが、耐震改修を予定されている方には実在する道だと思います。残る2本は「三世代同居のためのリフォーム」(台所・浴室・トイレ・玄関のいずれか2つを複数設置する工事)と「エコリフォーム」(断熱基準を満たす工事)で、木質が入る余地はありません。高岡市結婚新生活支援事業のほうは、対象経費が引越費用だけです。

問合せ先 都市創造部 建築政策課 0766-30-7291

滑川市|結婚新生活支援。「設備更新等の工事費用」が対象に入っています

滑川市結婚新生活支援補助金交付事業。対象経費に「リフォーム費用(修繕、増築、改築、設備更新等の工事費用)」があり、除外は「倉庫や車庫、外構に係る工事、家具や家電の購入及び設置に係る費用」だけです。上限は30万円、夫婦とも29歳以下なら60万円。予算上限に達し次第受付終了なので、申請を考えるなら早めに相談してください。

設備更新が対象に明記されていて、線を引いているのは「家具家電か」です。薪ストーブは家具でも家電でもありませんが、対象になるかどうかは市の判断になると思いますので、企画政策課でご確認ください。市の「エコハウスリノベーション推進事業補助金」のほうは、建物全体の高気密・高断熱化が条件で、暖房機器は入りません。

なお、市の公式サイトで「薪ストーブ」という言葉が出てくるのは薪ストーブの適切な使用についてというページだけです。煙やにおいについて市に相談が寄せられていることを受けた案内で、補助の案内ではありません。近隣への配慮という点では、設置を決める前に一度読んでおく価値があると思います。

問合せ先 企画政策課 076-475-2119

黒部市|結婚新生活支援。除外は「外構工事・家電購入費等」だけ

黒部市結婚新生活支援補助金最大30万円)。市が公開しているチラシ(PDF)の対象経費欄に「リフォーム費用」が明記され、除外は「外構工事・家電購入費等は対象外」とだけ書かれています。ここでも線は「家電か」で引かれています。対象は令和8年1月1日〜令和9年3月31日に婚姻し、夫婦とも39歳以下・合計所得500万円未満の世帯。令和8年度からライフデザイン支援などの講座受講が必須になりました。

市には孫守り・三世代同居・近居リフォーム補助もあり、増改築・改修・修繕・模様替えが対象です(工事費100万円以上)。ただし補助が50万円の定額なので、工事に薪ストーブを足しても受け取れる額は増えません。すでに100万円以上の工事を予定されている方にとっては、補助額を増やす材料にはならない形です。

問合せ先 企画政策室 地域協働課 0765-54-1272

砺波市|結婚新生活支援と三世代同居・近居の2本があります

砺波市結婚新生活支援事業。対象経費に「リフォーム費用(修繕、増築、改築、設備更新等の工事費用)」があり、除外は「倉庫、車庫や外構に係る工事等、家電購入・設置に係る工事等」だけです。上限30万円、夫婦とも29歳以下なら60万円。滑川市とほぼ同じ書き方で、設備更新が対象に入っています。

もう1本は砺波市三世代同居・近居住宅支援事業補助金(平成27年告示第54号)です。既存住宅の増改築工事(リフォーム工事を含む)が対象で、同居なら1/10・上限20万円、近居なら1/20・上限10万円(工事費50万円以上)。第5条の除外は「電気設備、給排水設備その他の建物附属設備の設置又は交換のみを行う工事」で、「のみ」という言葉が入っています。ほかの工事と組み合わせた場合にどう扱われるかは要綱からは読み取れませんでしたので、都市整備課でご確認ください。この制度は市の案内ページを確認できず、当社は例規集の交付要綱を出典にしています。

問合せ先 市民生活課 となみ暮らし推進班 0763-33-1172(結婚新生活支援)/建設水道部 都市整備課 景観・建築係 0763-33-1447(三世代同居・近居)

射水市|結婚新生活支援。工種の限定も除外リストもありません

射水市結婚新生活支援事業「結婚に伴う新生活のスタートアップにかかる費用(住居費、リフォーム代、引越費用)」を支援する制度で、リフォーム代が対象に明記されています。工種を限定した一覧も、除外リストもありません。当社が確認した富山県内の結婚新生活支援では、除外がいちばん少ない部類でした。対象は令和8年1月1日〜令和9年3月31日に入籍し、夫婦とも39歳以下・合計所得500万円未満の世帯で、令和8年度からライフデザイン支援講座などの受講が必須になりました。

なお、市には「射水市親・祖父母と暮らす住宅リフォーム等支援事業」という枠もありました。対象工事の定義に「住宅の機能向上のために行う補修、改造若しくは設備改善の工事」が入る強い制度(1/5・上限30万円)でしたが、案内ページは現在404で、市の個人向け住宅補助制度の一覧にも載っていません。現行の住宅系は「いみず住まい等応援事業補助金」に切り替わっており、こちらは新築等の取得と空き家利活用が対象です(空き家利活用型は令和8年度末で見直しと告知されています)。

問合せ先 観光まちづくり課 0766-51-6676

入善町|新婚世帯住居費等支援。リフォーム費用に除外リストがありません

入善町新婚世帯住居費等支援事業。補助対象に「住宅の取得費など(住宅購入費、新築、増築、リフォーム費用)」があり、工種を限定した一覧も除外リストもありません。上限は夫婦とも29歳以下で60万円、39歳以下で30万円です。

町にはもう1本、住まい・まちづくり推進事業があります。このうち安心定住促進事業(同居住宅支援補助金)は、2親等以内の家族と新たに同居するための住宅の改修工事費の1/2以内で、限度額40万円(町外からの転入者は60万円)。こちらも工種を絞っていませんが、同居を始める方だけの制度です。

問合せ先 結婚・子育て応援課 少子化対策係 0765-72-1853

朝日町|快適住まいリフォーム助成。令和8年度で事業が終わります

朝日町快適住まいリフォーム助成事業チラシPDF)。工事費の20%・上限10万円(転入世帯は60万円)で、エコリフォーム工事を含むと上限20万円(転入世帯70万円)に上がります。条件は、町内に住所があること(または工事完了後1年以内に転入)、自己居住用の既存一戸建て、工事費30万円以上(税込)、町内の施工業者、取得から6か月以上経過、過去5年以内に同じ補助を受けていないことです。

対象工事の例は「既存住宅の増改築工事」「電気・ガス設備工事」「床・壁・天井・屋根の改修工事」で、薪・ペレットの記載も、除外の記載もありません。対象外の例に挙がっているのは「電気製品や家具製品等、移動可能な物品の購入・設置工事」で、線を引いているのは「移動可能か」です。煙突を貫通させ、炉台を造って据える工事がこの除外の外に読めるかどうかは、建設課でご確認ください。なおエコリフォーム工事の対象例は開口部・外壁・屋根・床の断熱改修、高断熱浴槽、節水型トイレ、高効率給湯器、太陽光発電、太陽熱利用、蓄電池、LED照明で、薪ストーブ・ペレットストーブは入っていません。

この制度には期限があります。「快適住まいリフォーム補助金」事業終了のお知らせ令和8年8月1日付で出ており、令和8年度(予算の上限に達した時点)をもって事業を終了すると案内されています。残っている枠があるかどうかを、まず建設課にお尋ねください。

問合せ先 建設課 業務係 0765-83-1100

補助を確認できなかったのは2市町村です

魚津市。市の補助制度・補助金一覧にも、環境・農林水産業の項目にも、薪ストーブ・ペレットストーブの補助はありませんでした。市のゼロカーボン補助金は太陽光パネル・蓄電池・高効率給湯器(更新のみ)が対象で、木質機器を含みません。木材関係は魚津市産木材利用促進事業補助金(住宅への市産材利用)だけです。魚津市新婚ライフわくわく応援事業も、補助対象経費が「住居費(賃貸住宅の敷金・礼金・仲介手数料、共益費)」と「引越費用」の2つだけで、そもそも対象が市内の民間賃貸住宅に住所を有する世帯に限られます(上限30万円)。

問合せ先 農林水産課 業務林政係 0765-23-1036

舟橋村。村の暮らし・手続きには、再生可能エネルギー・省エネ設備の補助という項目自体がありません(環境衛生はごみ・し尿・生活環境のみ)。村の組織は総務課・住民生活課・健康福祉課・教育委員会の4課で、林務を担当する部署がありません。村の公開ページを当たり直しても「木質」「薪」「ペレット」は0件でした。

問合せ先 住民生活課 076-464-1142

県の制度に、木質は入っていません

富山県には、薪ストーブ・ペレットストーブの購入に使える県独自の補助制度がありません(確認日 2026年8月27日)。県と県内15市町村が共同で運営するとやまカーボンニュートラルポータル「国・自治体の支援制度」の県・市町村補助の一覧にも、木質ストーブを対象とする県の制度は1件も載っていません。県の木材関係の補助は「木の香るとやまの街づくり事業補助金」(公共施設等の木造化・内装木質化)と「とやまの木で家づくり支援事業」(県産材を使った木造住宅の新築・増改築)の2つで、どちらも建物そのものが対象であり、ストーブは入りません。

このポータルは便利ですが、環境部局の制度しか拾っていません。氷見市の木質バイオマス補助は農林水産課の所管で、ポータルには載っていません。一覧だけを見て「無い」と判断しないほうがよいというのが、当社が富山県を調べて分かったことです。

受付の時期

確認できたものだけを載せます。

市町村受付
富山市(ペレット)令和8年5月1日〜令和9年3月19日。保証開始日から60日以内。先着(同日超過は抽選)
立山町随時受付・事業年度の2月末日まで。契約締結前の申請が必須。事前相談を
南砺市令和8年度の受付中。工事着工前に申請(燃料補助の申請は年度内1回・3月31日まで)
小矢部市設置が完了した日から15日以内。県内でここだけ設置後の申請です
氷見市設置前に交付申請。今年度の受付状況は農林水産課へ確認を
上市町予算がなくなり次第終了。申請した年度内に設置工事が完了する事業のみ
滑川市(結婚新生活支援)予算上限に達し次第受付終了
朝日町(快適住まいリフォーム)令和8年度(予算の上限に達した時点)で事業終了
そのほか受付期間を確認できませんでした

いずれの制度も、購入・契約の前に申請するのが原則です(小矢部市だけは設置後15日以内)。順番を間違えると、同じ工事でも受け取れません。業者さんと話がまとまった段階で、契約の前に窓口へご確認ください。

補助金の申請は、設置される方ご本人が自治体に出します。準備は業者さんにサポートしてもらいながら進めてください。

窓口では、こう聞いてみてください

富山県では、名指しの補助が無い市町村ほど、制度の名前に「薪」も「ストーブ」も出てきません。制度の名前ではなく、工事の中身で聞くほうが話が早いと思います。

「新居のリフォーム費用として、薪ストーブの設置工事を含められる可能性はありますか。煙突を屋根まで貫通させて、炉台も造る工事です。」

除外の欄で線を引いているのは、多くの市町村で「家電か」「移動可能な物品か」です。据付けの形を先に伝えると、判断してもらいやすくなると思います。電話をかける先は、環境の課ではなく企画・住民・建設の担当課になります。各市町村の担当課と電話番号は、上の一覧と詳細に載せています。

工務店さんが補助金を知らないことは珍しくありません。制度を探すのは施主側の仕事と考えて、窓口で確認した内容を業者さんに渡すと、そのあとの見積りが早く進みます。

この記事の調べ方

  • 富山県と15市町村の公式サイト・交付要綱だけを確認しました。まとめサイトは出典にしていません。確認日は2026年8月27日です。
  • 一覧表の「要確認」は、制度の対象にも対象外にも薪・ペレットの記載がなく、当社が要綱や対象工事の書き方を読んで「相談する価値がある」と判断したものです。市町村がそう説明しているわけではありません。
  • 「家電」「電気製品」の除外に薪ストーブは当たらない、と読みました。ペレットストーブは送風ファンで電源を使うため、市町村の判断が分かれる可能性があります。両方を「要確認」としているのはこのためです。
  • 一覧表の問合せ先は、当社が各市町村の公式ページで確認できたものだけを載せています。制度が複数ある市町村は、詳細の節に制度ごとの担当課を書き分けています。
  • 氷見市は、案内ページに年度の表記がありません。要綱も申請様式も現存し、令和7年度に763千円の実績が公表されているため一覧では「あり」としていますが、今年度の受付状況は農林水産課へご確認ください。
  • 砺波市の三世代同居・近居住宅支援事業は、市の案内ページを確認できず、例規集の交付要綱を出典にしています。
  • 射水市の「親・祖父母と暮らす住宅リフォーム等支援事業」は、案内ページが現在404です。市の個人向け住宅補助制度の一覧にも載っていないため、このページでは現行の制度として扱っていません。
  • 朝日町の快適住まいリフォーム助成は、令和8年8月1日付で事業終了が告知されています。予算の上限に達した時点で終わるため、来年度に向けて準備される方は使えません。
  • 「なし」は、当社が公式サイトを確認した範囲で見つからなかった、という意味です。確認できなかったものは「要確認」と書き分けています。自治体への電話での聞き取りは行っていません。
  • 制度の内容は毎年変わります。金額や条件は、必ず市町村の最新の案内でご確認ください。

本ページの内容は、当社が公式サイトと交付要綱を確認してまとめたものです(当社調べ)。万一、内容の誤りにお気づきの場合は、お問い合わせからお知らせください。確認のうえ訂正します。

薪ストーブ・ペレットストーブの設置には、市町村によって消防への届け出が必要になる場合があります。設置工事は、必ず専門の業者にご相談ください。

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