栃木県の薪ストーブ・ペレットストーブ補助金|日光市・矢板市・那珂川町ほか25市町を全部調べました(令和8年度)
本ページはプロモーションを含みます。
栃木県25市町すべての公式サイトと交付要綱を確認しました(2026年8月26日時点)。薪ストーブに使える補助があるのは5市町です——日光市・矢板市・那須烏山市・益子町・那珂川町。上限額は日光市と矢板市の15万円が県内で最も大きい額です。さくら市はペレットストーブだけが対象(定額5万円)で、薪ストーブは入っていません。
急いでお伝えしたいことがあります。矢板市とさくら市は、令和8年度の枠が埋まりかけています。矢板市は8月1日時点で執行率68.3%・残額190万円となり、市自身が「予算額達成目前」と告知しています。さくら市も8月18日時点で申請割合80.81%です。検討中の方は、まず残り枠の確認からお願いします。
名指しの補助が無い市町にも、住宅リフォーム助成や結婚新生活支援の枠が14市町にあります。使えるかどうかは市町ごとの判断になると思います。詳細は各市町の窓口でご確認ください。
目次
栃木県で知っておきたいこと3つ
1. 「木質バイオマス」の名前で出ているのは4市町だけです。日光市・矢板市・益子町・那珂川町がそうで、脱炭素・再エネの設備補助の中に木質の枠があります。残る那須烏山市は、リフォーム助成の側にあります。制度名で探すと見つかりません(下記)。
2. 燃焼効率70%以上、という条件がよく出てきます。日光市・矢板市・那珂川町は「二次燃焼などで排煙を減らす機能があるもの、または燃焼効率70%以上」が条件です。カタログに数値の記載がない機種は書類で証明できません。機種を選ぶ段階で確認してください。
3. 所管が環境の課とは限りません。日光市の制度を持っているのは環境部局ではなく観光経済部の環境森林課(林務側)です。「環境課に聞いたら無いと言われた」で終わらせないでください。
「今年度は、もう終わっていた」という方へ
薪ストーブを考え始めるのは、たいてい寒くなってからだと思います。ところが補助金は春に受付が始まって、年内に終わります。この行き違いは、毎年ふつうに起きています。
来年度に間に合わせるなら、いまから動けることがあります。
市町別の一覧(25市町)
補助がある市町と、相談できる枠がある市町は、市町名がリンクになっています。押すと、その市町の詳しい内容に飛びます。「要確認」の意味は、いちばん下の「この記事の調べ方」に書いています。
| 市町 | 薪ストーブ・ペレットストーブ | 問合せ先 | 制度の名前 |
|---|---|---|---|
| 宇都宮市 | 要確認(結婚新生活支援のリフォーム費用。上限30万円/夫婦とも29歳以下は60万円) | 都市ブランド戦略課 028-632-2115 | 宇都宮市結婚新生活支援事業補助金 |
| 足利市 | 要確認(結婚新生活支援のリフォーム費用。ただし対象外に「家電購入・設置」の明記) | 総合政策部 地域創生課 移住定住担当 0284-20-2261 | 足利市結婚新生活支援事業補助金 |
| 栃木市 | 対象外(設備補助は蓄電池・V2Hのみ。結婚新生活支援にリフォーム費用が入っていない) | 生活環境部 環境課 カーボンニュートラル推進係 0282-21-2434 | — |
| 佐野市 | 要確認(結婚新生活支援のリフォーム費用。ただし対象外に「家電購入・設置」の明記) | こども福祉部 こども政策課 0283-20-3023 | 佐野市結婚新生活支援事業補助金 |
| 鹿沼市 | 要確認(住宅リフォーム助成。10%以内・上限8万円。残りわずかと告知) | 都市建設部 建築課 住宅係 0289-63-2217 | 鹿沼市住宅リフォーム助成事業補助金 |
| 日光市 | あり。薪・ペレットとも1/2・上限15万円 | 観光経済部 環境森林課 森林政策係 0288-21-5104 | 日光市木質バイオマス熱利用設備導入事業補助金 |
| 小山市 | 対象外(設備補助はZEH・蓄電池・V2H・EV等のみ) | ゼロカーボン・ネイチャーポジティブ推進課 0285-22-9277 | — |
| 真岡市 | 要確認(結婚新生活支援のリフォーム費用。家電を除く条項が見あたらず) | 総合政策部 出会い結婚サポートセンター 0285-83-1234 | 真岡市結婚新生活支援事業補助金 |
| 大田原市 | 対象外(家庭向けはクリーンエネルギー自動車のみ) | 生活環境課 環境保全係 0287-23-8775 | — |
| 矢板市 | あり。薪・ペレットとも30%以内・上限15万円(残額190万円) | 生活環境局 企画・危機対策担当 0287-43-1114 | 令和8年度矢板市家庭のゼロカーボン推進補助金 |
| 那須塩原市 | 対象外(設備補助はEV・PHV・V2H・ZEH等のみ) | 環境戦略部 カーボンニュートラル課 0287-73-5651 | — |
| さくら市 | ペレットはあり。定額5万円/薪は脱炭素制度では対象外、結婚新生活支援は要確認 | 市民生活部 生活環境課 環境保全係 028-681-1126 | さくら市脱炭素化普及促進事業費補助金 |
| 那須烏山市 | 薪はあり。10%以内・上限10万円/ペレットは要確認(同じ助成金。市へ確認を) | 都市建設課 住宅グループ 0287-88-7118 | 那須烏山市住宅リフォーム助成金 |
| 下野市 | 対象外(設備補助は太陽光・蓄電池・EV・V2Hのみ) | 市民生活部 環境課 0285-32-8898 | — |
| 上三川町 | 要確認(結婚新生活支援のリフォーム費用。家電を除く条項が見あたらず) | 子ども家庭課 母子健康係 0285-56-9132 | 上三川町結婚新生活支援事業補助金 |
| 益子町 | あり。薪・ペレットとも10%・上限5万円 | 町民くらし課 環境係 0285-72-8101 | 益子町住宅用木質バイオマスストーブ設置費補助金 |
| 茂木町 | 対象外(個人向けは省エネ家電購入費補助のみ) | 住民課 環境係 0285-63-5628 | — |
| 市貝町 | 要確認(住宅リフォーム支援。20%・上限20万円。「その他町長が必要と認める工事」あり) | 建設課 都市計画係 0285-68-1117 | 市貝町住宅リフォーム支援補助金 |
| 芳賀町 | 要確認(結婚新生活支援のリフォーム費用。ただし対象外に「家電購入・設置」の明記) | 企画課 みらい創生係 028-677-6012 | 芳賀町結婚新生活支援事業補助金 |
| 壬生町 | 要確認(結婚新生活支援のリフォーム費用。家電を除く条項が見あたらず) | こども未来課 0282-81-1864 | 壬生町結婚新生活支援事業補助金 |
| 野木町 | 要確認(結婚新生活支援のリフォーム費用。家電を除く条項が見あたらず) | 政策課 移住定住促進班 0280-57-4178 | 野木町結婚新生活支援事業補助金 |
| 塩谷町 | 要確認(住宅リフォーム等助成金。10%・上限20万円。「その他町長が必要と認める工事」あり) | くらし安全課 0287-45-1115 | 塩谷町住宅リフォーム等助成金 |
| 高根沢町 | 要確認(結婚新生活支援のリフォーム費用。家電を除く条項が見あたらず) | 企画課 028-675-8102 | 高根沢町結婚新生活支援事業補助金 |
| 那須町 | 要確認(結婚新生活支援。上限30万円/夫婦とも29歳以下は60万円。設備の補助は町に無し) | 生涯学習課 生涯学習係 0287-72-6923 | 那須町結婚新生活支援事業補助金 |
| 那珂川町 | あり。薪・ペレットとも1/2・上限10万円 | 生活環境課 環境推進係 0287-92-1110 | 那珂川町低炭素まちづくり推進設備等導入事業費補助金 |
※並びは全国地方公共団体コード順です。
薪ストーブが対象の5市町
日光市|1/2・上限15万円。県内で最も手厚い
日光市木質バイオマス熱利用設備導入事業補助金。未使用品で、二次燃焼などにより排煙を減少させる機能があるもの、または燃焼効率70%以上が条件です。令和8年度の受付期間と予算枠は市のページに記載がないため、申請前に窓口へご確認ください。所管は観光経済部 環境森林課です。
問合せ先 観光経済部 環境森林課 森林政策係 0288-21-5104
矢板市|30%以内・上限15万円。今年度の枠が埋まりかけています
令和8年度矢板市家庭のゼロカーボン推進補助金の「木質バイオマス熱利用設備」。条件は日光市と同じく、二次燃焼などで排煙を減らす機能があるもの、または燃焼効率70%以上です。受付は令和8年4月1日から予算額に達するまでの先着順。令和8年8月1日時点で執行率68.3%・残額190万円となり、市は「予算額達成目前」と告知しています。動くならいますぐ、が正直なところです。
問合せ先 生活環境局 企画・危機対策担当 0287-43-1114
那須烏山市|10%以内・上限10万円。Q&Aにだけ書かれています
那須烏山市住宅リフォーム助成金。この市が少し特別で、要綱にも案内ページにも薪ストーブの記載がありません。市が公開しているQ&AのPDFの「助成対象工事の例」という表の1行にだけ、薪ストーブの設置工事は対象と書かれています。脱炭素の設備補助(太陽光・蓄電池・EV/PHV・V2H)のほうに木質はありません。先着順で、予算額に達した時点で受付終了です。
問合せ先 都市建設課 住宅グループ 0287-88-7118
那珂川町|1/2・上限10万円
那珂川町低炭素まちづくり推進設備等導入事業費補助金の「木質バイオマス暖房設備」。燃焼効率70%以上が条件です。なお令和8年度の案内ページはURLが変わっており、古いリンクは取り下げ済みです。町のサイトで最新の案内をご確認ください。
問合せ先 生活環境課 環境推進係 0287-92-1110
益子町|10%・上限5万円
益子町住宅用木質バイオマスストーブ設置費補助金。補助対象経費(本体+設置費)が20万円以上であることが要件です。
問合せ先 町民くらし課 環境係 0285-72-8101
さくら市はペレットのみ(定額5万円)
さくら市脱炭素化普及促進事業費補助金の対象は「バイオマスペレットのみを燃料として使用する室内暖房器具」で、薪ストーブは入りません。受付は令和8年4月1日〜令和9年3月31日ですが、令和8年8月18日時点で予算に対する申請割合が80.81%です。受付は市役所第2庁舎1階の生活環境課のみで行われています。
薪ストーブを考えている方には、市にもう1本、別の枠があります。さくら市結婚新生活支援事業補助金(上限30万円/夫婦とも29歳以下は60万円)で、対象費用のリフォーム費用を「住宅の機能の維持又は向上を図るために行う修繕、増築、改築、設備更新等の工事費用」と定義しています。家電や冷暖房設備を除く条項は、案内ページにも要綱にも見あたりませんでした。婚姻を機に行う工事に限られますので、あてはまる方は次の「相談できる枠がある13市町」と同じ読み方になります。
問合せ先 市民生活部 生活環境課 環境保全係 028-681-1126(脱炭素の補助)/総合政策部 総合政策課 政策推進室 市民活躍推進係 028-681-1113(結婚新生活支援)
相談できる枠がある13市町
薪ストーブ・ペレットストーブを名指しした制度ではありませんので、ここに並ぶのは工事の種類を細かく限っていない枠です。対象になるかどうかは市町ごとの判断になると思いますので、詳細は各市町の窓口でご確認ください。枠は2種類あります。
1つは住宅リフォーム助成です。鹿沼市・市貝町・塩谷町の3市町にあります。市貝町と塩谷町は要綱の別表に「その他町長が必要と認める工事」という受け皿があり、鹿沼市は除外側が「家電製品(工事が必要な場合は除く)」という書き方です。いずれも着手前の申請が必須なので、見積もりを取る前に窓口へ聞くのが確実です。
もう1つは結婚新生活支援です。宇都宮市・足利市・佐野市・真岡市・上三川町・芳賀町・壬生町・野木町・高根沢町・那須町にあります。新婚世帯向けで、リフォーム費用を「住宅の機能の維持又は向上を図るために行う修繕、増築、改築、設備更新等の工事費用」と定義している点は10市町とも共通です。分かれるのは除外の書き方で、足利市・佐野市・芳賀町は対象外に「エアコン、洗濯機等の家電購入・設置に係る費用」を明記しています。薪ストーブは家電ではありませんが、送風ファンで電源を使うペレットストーブは家電と読まれる余地があります。同じ市町でも、薪なら通ってペレットなら通らない、ということが起こりえます。
さくら市の薪ストーブも、この結婚新生活支援の枠にあたります。詳しくは上のさくら市の節に書いています。
並びは全国地方公共団体コード順です。
宇都宮市|結婚新生活支援。家電を除く条項が見あたりません
宇都宮市結婚新生活支援事業補助金。上限30万円、婚姻日に夫婦とも29歳以下なら60万円です。対象費用に住宅のリフォーム費用が入り、これを「住宅の機能の維持又は向上を図るために行う修繕、増築、改築、設備更新等の工事費用」と定義しています。案内ページにも要綱にも、家電や冷暖房設備を除く条項が見あたりませんでした。使えるのは婚姻を機に行う工事に限られ、婚姻日の前後1年以内という条件が付きます。
設備の補助(令和8年度宇都宮市家庭向け脱炭素化促進補助金)のほうは、対象が太陽光発電システム・ZEH・定置型蓄電池・エネファーム・HEMSで、木質は入っていません。
問合せ先 都市ブランド戦略課 028-632-2115(結婚新生活支援)/環境部 環境創造課 028-632-2403(設備補助)
足利市|結婚新生活支援。ただし対象外に「家電購入・設置」があります
足利市結婚新生活支援事業補助金。上限30万円、婚姻日に夫婦とも29歳以下なら60万円。リフォーム費用の定義は宇都宮市と同じですが、対象外に「エアコン、洗濯機等の家電購入・設置に係る費用」が明記されています。
薪ストーブは家電ではありませんので、この除外には当たらないと読めます。一方でペレットストーブは送風ファンを電気で回すため、家電と読まれる余地があります。どちらを検討されている場合も、窓口でご確認ください。市の設備補助(足利市家庭向けゼロカーボン推進補助金)は太陽光・蓄電池・省エネ給湯器・V2Hだけで、木質は入っていません。
問合せ先 総合政策部 地域創生課 移住定住担当 0284-20-2261(結婚新生活支援)/環境保全課 環境推進担当 0284-20-2151(設備補助)
佐野市|結婚新生活支援。足利市と同じ形です
佐野市結婚新生活支援事業補助金。上限30万円、婚姻日に夫婦とも29歳以下なら60万円。リフォーム費用に「設備更新等の工事費用」を含みますが、対象外に「エアコン、洗濯機等の家電購入・設置に係る費用」が明記されています。足利市・芳賀町と同じ書き方です。
市の設備補助(佐野市ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス化支援補助金)はZEH・太陽光・蓄電池・高断熱窓・HEMS・EV充電設備だけで、木質は入っていません。
問合せ先 こども福祉部 こども政策課 0283-20-3023(結婚新生活支援)/農林環境部 気候変動対策課 0283-85-7302(設備補助)
鹿沼市|10%以内・上限8万円。除外の書き方に余地があります
鹿沼市住宅リフォーム助成事業補助金。対象工事費の10%以内・上限8万円(住宅1棟につき1回)。市内に本社がある法人または市内に住所がある個人事業主による、税込20万円以上の工事が対象で、着工前の事業認定申請が必要です(郵送不可・窓口のみ)。
対象工事は基礎・土台・柱・床・内壁・天井の修繕や補強、外壁・屋根の塗装、間取りの変更、水回りの改修、防音・防水・断熱・気密改修などで、一覧にストーブはなく、「その他市長が認めるもの」という包括条項もありません。一方で対象外の一覧は「エアコン、照明器具などの家電製品(工事が必要な場合は除く)」という書き方で、工事を伴うものは除外から外れる読み方ができます。ただし「給湯器の購入及び設置費用」は明確に対象外とされています。対象とも対象外とも書かれていないというのが、当社が読んだ結果です。
令和8年8月時点で、市は「今年度の新規受付可能件数は残りわずか」と告知しています。制度の中身は市の制度パンフレットにまとまっています。
問合せ先 都市建設部 建築課 住宅係 0289-63-2217
真岡市|結婚新生活支援。家電を除く条項が見あたりません
真岡市結婚新生活支援事業補助金。上限30万円、婚姻日に夫婦とも29歳以下なら60万円。リフォーム費用を「住宅の機能の維持又は向上を図るために行う修繕、増築、改築、設備更新等の工事費用」と定義し、案内ページにも要綱にも家電・冷暖房設備を除く条項が見あたりませんでした。婚姻を機に行う工事に限られます。
市の設備補助(ZEH・V2H購入費等補助金、住宅用太陽光発電システム設置補助金)に木質はありません。市例規1,123件の題名にも「薪」「木質」「ストーブ」は出てきませんでした。
問合せ先 総合政策部 出会い結婚サポートセンター 0285-83-1234(結婚新生活支援)/市民生活部 環境課 環境保全係 0285-83-8125(設備補助)
上三川町|結婚新生活支援。家電を除く条項が見あたりません
上三川町結婚新生活支援事業補助金。上限30万円、婚姻日に夫婦とも29歳以下なら60万円。リフォーム費用の定義は真岡市と同じで、家電・冷暖房設備を除く条項が見あたりませんでした。婚姻を機に行う工事に限られます。
町の設備補助(上三川町家庭用脱炭素推進設備等導入補助金)は、別表第1に定置型蓄電池・電気自動車・V2H・ZEHが並ぶだけで、木質は入っていません。
問合せ先 子ども家庭課 母子健康係 0285-56-9132(結婚新生活支援)/地域生活課 環境係 0285-56-9131(設備補助)
市貝町|20%・上限20万円。補助率は県内で最も高い部類です
市貝町住宅リフォーム支援補助金(平成30年告示第17号、令和7年告示第55号改正)。補助対象費用の20%・上限20万円で、同一住宅・同一人につき1回です。町内業者の施工で20万円以上の工事、着手前の申請、建築後10年以上の住宅であることが条件になります。
別表第1の改修工事は「住宅の安全性を高める工事」「耐久性」「居住性」「機能性」「地域の特性に応じた工事」「その他町長が必要と認める工事」の6区分です。要綱にも別表にも「ストーブ」「暖房」「家電」の語がありません。別表第2の除外は、耐震改修や太陽光など他の補助制度との重複を避けるためのもので、設備の種類による除外ではありません。煙突工事を伴う設置が「居住性」「機能性」を高める工事にあたるかは町の判断になると思いますので、建設課へご確認ください。
この制度は、町のホームページに独立した案内ページを確認できず、当社は町例規集の交付要綱を出典にしています。
問合せ先 建設課 都市計画係 0285-68-1117
芳賀町|結婚新生活支援。対象外に「家電購入・設置」があります
芳賀町結婚新生活支援事業補助金。上限30万円、婚姻日に夫婦とも29歳以下なら60万円。リフォーム費用に「設備更新等の工事費用」を含みますが、対象外に「エアコン、洗濯機等の家電購入・設置に係る費用」が明記されています。足利市・佐野市と同じ形です。
町の設備補助(芳賀町太陽光発電等整備費補助金)は太陽光と蓄電池だけで、木質は入っていません。
問合せ先 企画課 みらい創生係 028-677-6012(結婚新生活支援)/環境課 環境政策係 028-677-6041(設備補助)
壬生町|結婚新生活支援。家電を除く条項が見あたりません
壬生町結婚新生活支援事業補助金。上限30万円、婚姻日に夫婦とも29歳以下なら60万円。リフォーム費用を「住宅の機能の維持又は向上を図るために行う修繕、増築、改築、設備更新等の工事費用」と定義し、家電・冷暖房設備を除く条項が見あたりませんでした。
町が個人向けに出している設備の補助は電気自動車購入費補助金だけで、町例規557件の題名にも「薪」「木質」「ストーブ」は0件でした。壬生町では、この結婚新生活支援が唯一の相談先になります。
問合せ先 こども未来課 0282-81-1864(結婚新生活支援)/町産業生活部 生活環境課 環境保全係 0282-81-1834(環境の相談)
野木町|結婚新生活支援。家電を除く条項が見あたりません
野木町結婚新生活支援事業補助金。上限30万円、婚姻日に夫婦とも29歳以下なら60万円。リフォーム費用の定義は壬生町と同じで、家電・冷暖房設備を除く条項が見あたりませんでした。
町の設備補助(野木町住宅用脱炭素化普及促進設備導入補助金)は太陽光・蓄電システム・ZEH・電気自動車が対象で(太陽光の単独導入は対象外)、木質は入っていません。
問合せ先 政策課 移住定住促進班 0280-57-4178(結婚新生活支援)/生活環境課 カーボンニュートラル推進班 0280-57-4149(設備補助)
塩谷町|10%・上限20万円。市貝町とほぼ同じ要綱です
塩谷町住宅リフォーム等助成金(平成26年告示第2号、令和5年告示第11号改正)。助成対象費用の10%・上限20万円。町内業者の施工で10万円以上の工事、着手前の申請、建築後5年以上の住宅が条件です。過去5年以内に同じ助成を受けた住宅は使えません。
改修工事の区分は「住宅の安全性を高める工事」「耐久性」「居住性」「機能性」「地域の特性に応じた工事」「その他町長が必要と認める工事」の6つで、市貝町とほぼ同じ文面です。要綱にも別表にも「ストーブ」の語がなく、対象と書いた記述も、対象外と書いた記述もありませんでした。煙突工事を伴う設置が「機能性を高める工事」にあたるかは町の判断になると思いますので、くらし安全課へご確認ください。
この制度は、町のホームページに現年度の案内ページを確認できず、当社は町例規集の告示を出典にしています。
問合せ先 くらし安全課 0287-45-1115
高根沢町|結婚新生活支援。家電を除く条項が見あたりません
高根沢町結婚新生活支援事業補助金。上限30万円、婚姻日に夫婦とも29歳以下なら60万円。リフォーム費用に「設備更新等の工事費用」を含み、家電・冷暖房設備を除く条項が見あたりませんでした。
町の設備補助(高根沢町家庭向け脱炭素化普及促進補助金)は、対象事業が太陽光+蓄電池/太陽光+V2H/蓄電池/断熱リフォーム/EV・PHV/充電設備の6つで、木質はありません。なお町は「薪ストーブ・ペレットストーブや暖炉は適切に使いましょう」という環境保全のページを持っています。近隣への煙のことは、町も気にしている地域だと考えたほうがよいと思います。
問合せ先 企画課 028-675-8102(結婚新生活支援)/環境課 028-675-8109(設備補助)
那須町|設備の補助が町に1本もなく、道はここだけです
那須町結婚新生活支援事業補助金(令和6年告示第162号)。1世帯あたり上限30万円、婚姻日に夫婦とも29歳以下なら上限60万円。要綱第2条第2号がリフォーム費用を「住宅の機能の維持又は向上を図るために行う修繕、増築、改築、設備更新等の工事費用」と定義していて、除いているのは土地代と駐車場代だけです。家電・家具・冷暖房設備を除く条項はありません。婚姻を機に行う工事に限られ、婚姻日より前の工事は婚姻日から1年以内のものだけが対象です。
那須町には、家庭向けの再エネ・省エネ設備補助が1本もありません。住民なら誰でも使えるリフォーム助成もなく、当社が確認した範囲では、この結婚新生活支援が唯一の相談先でした。町の他の住宅支援も届きません。移住定住促進住宅取得等補助金は増築・改築を「25平方メートル以上」と定義した定額の交付、空き家バンク登録建物リフォーム補助金は「主要構造部のリフォームであること」が要件、八溝材利用住宅建築促進事業補助金は新築に八溝材を使う場合の補助です。
この制度は、町のホームページに独立した案内ページを確認できず、当社は町例規集の告示を出典にしています。制度の新設予定については、環境課 環境保全係へお尋ねください。
問合せ先 生涯学習課 生涯学習係 0287-72-6923(結婚新生活支援)/環境課 環境保全係 0287-72-6940(環境の相談)
準備を始めるなら、いまからで間に合います
補助金は春に受付が始まる市町村が多く、実際に入れた方の多くは1〜2年前から動いています。冬のうちにショールームで実物を見て、業者と機種を決めておくと、春の受付にそのまま進めます。
空き家を買う場合は、もう1つ大きい枠があります
栃木県内のほぼ全ての市町が、空き家バンクの物件を取得した方向けの改修補助を持っています。補助率1/2〜2/3、上限50万〜120万円と、金額は県内で最も大きい部類です。対象工事の書き方も「住宅の安全性、居住性、機能性等の維持又は向上のために行う改修・増築・改築工事」と包括的で、設備の種類による除外を置いていない市町がほとんどでした。
一覧表の判定に入れていないのは、空き家バンクに登録された物件を買って移り住む方しか使えないからです。あてはまる方には、上に並べたどの制度よりも大きい財布になります。空き家を買って薪ストーブを入れる計画の方は、設備の補助とは別に、移住・定住の担当課にもお尋ねください。
薪ストーブが対象外と分かっている6市町
この6市町は、脱炭素・再エネ設備の補助が対象機器を並べて書く形になっていて、そこに木質バイオマスが入っていません。リフォームの側にも道がありませんでした。どの制度の、どこに、どう書かれているかを並べます。
| 市町 | 制度の名前 | どこに、どう書かれているか |
|---|---|---|
| 栃木市 | 【令和8年度】住宅用低炭素設備設置費補助金 | 対象は定置型蓄電池とV2H(電気自動車充給電システム)の2つだけ。木質バイオマスの記載はありません |
| 栃木市 | 結婚・妊娠・共育ての相談機会提供・支援プログラム補助金 | 対象費用が住宅の購入費・建築費・賃料等・引越費用で、リフォーム費用が入っていません |
| 小山市 | 小山市住宅脱炭素化設備等導入費補助金 | 対象はZEH・定置型蓄電池・V2H・EV・PHV。木質バイオマスの記載はありません |
| 大田原市 | 大田原市クリーンエネルギー自動車導入促進補助金 | 家庭向けの補助はこの1本で、対象はクリーンエネルギー自動車。住宅の設備が入っていません |
| 那須塩原市 | 那須塩原市空き家バンク登録建物リフォーム補助金 | 対象が「主要構造部、台所、便所、風呂、居室等の生活するために必要な部分のリフォーム」と列挙され、包括条項がありません |
| 下野市 | 下野市ゼロカーボン推進補助金 | 対象は太陽光発電システム・蓄電システム・EV・PHV・充給電システム。木質バイオマスの記載はありません |
| 茂木町 | 茂木町省エネ家電購入費補助 | 個人向けはこの1本で、対象は省エネルギー基準達成率100%以上の家電(エアコン・冷蔵庫・照明器具・エコキュート)。木質燃焼機器は入っていません |
小山市・大田原市・下野市・茂木町は、これに加えて住民ならどなたでも使えるリフォーム助成がなく、結婚新生活支援も実施していません。リフォーム費用を含む枠がそもそも無いため、相談する先がありません。
この6市町も「薪ストーブは対象にしない」と書いているわけではありません。対象機器や対象工事を並べた一覧に、木質バイオマスが入っていない——という形の対象外です。制度の新設については、各市町の担当課へお尋ねください。連絡先は上の一覧表に載せています。
受付の時期
| 市町 | 受付 |
|---|---|
| 矢板市 | 令和8年4月1日〜予算額に達するまで。8月1日時点で執行率68.3%・残額190万円 |
| さくら市 | 令和8年4月1日〜令和9年3月31日。8月18日時点で申請割合80.81% |
| 那珂川町 | 令和8年4月1日〜令和9年2月26日。先着順 |
| 益子町 | 令和8年4月1日〜交付予定額に達するまで |
| 鹿沼市(リフォーム助成) | 令和8年4月1日から。8月時点で「新規受付可能件数は残りわずか」と告知 |
| 那須烏山市 | 先着順。予算額に達した時点で受付終了 |
| 日光市 | 受付期間の記載を確認できませんでした。予算の範囲内で、交付決定を受けてから着工します |
| 市貝町・塩谷町 | 着手前の申請。年度内の完了が条件です |
| そのほか | 受付期間を確認できませんでした |
いずれの制度も、購入・着工の前の申請が原則です。順番を間違えると、同じ工事でも受け取れません。業者さんと話がまとまった段階で、契約の前に窓口へご確認ください。
補助金の申請は、設置される方ご本人が自治体に出します。準備は業者さんにサポートしてもらいながら進めてください。
窓口では、こう聞いてみてください
栃木県では、相談できる枠の多くが「薪ストーブ」という言葉を持っていません。制度の名前ではなく、工事の中身で聞くほうが話が早いと思います。
「この補助の対象工事に、薪ストーブの設置工事を含められる可能性はありますか。煙突を屋根まで貫通させて、炉台も造る工事です。」
「家電の購入か、施工業者の工事か」で線を引いている制度が多いので、据付けの形を先に伝えると判断してもらいやすくなります。電話をかける先は、環境の課とは限りません。住宅リフォーム助成なら建築・建設・都市計画の担当課、結婚新生活支援なら子育て・企画の担当課です。日光市のように、木質の設備補助を林務の課が持っている市町もあります。各市町の担当課と電話番号は、上の一覧と詳細に載せています。
工務店さんが補助金を知らないことは珍しくありません。制度を探すのは施主側の仕事と考えて、窓口で確認した内容を業者さんに渡すと、そのあとの見積りが早く進みます。
この記事の調べ方
- 栃木県と25市町の公式サイト・交付要綱・例規集・Q&A資料だけを確認しました。まとめサイトは出典にしていません。確認日は2026年8月26日です。
- 「要確認」は、制度の対象にも対象外にも薪・ペレットの記載がなく、当社が要綱や工事例を読んで「相談する価値がある」と判断したものです。市町がそう説明しているわけではありません。
- 「家電製品」の除外に薪ストーブは当たらない、と読みました。ペレットストーブは送風ファンで電源を使うため、市町の判断が分かれる可能性があります。両方を「要確認」としているのはこのためです。
- 市貝町・塩谷町・那須町の3町は、町のホームページに現年度の案内ページを確認できず、例規集の告示を出典にしています。
- 問合せ先は、各市町の公式ページに載っていたものだけを書きました。制度によって担当課が違うため、市町名ではなく制度ごとに分けています。自治体への電話での聞き取りは行っていません。
- 執行率・申請割合は、各市が公表している時点のものです。いまはさらに進んでいる可能性があります。
- 木質の補助を探すとき、当社ははじめ各市町のサイトを「薪・木質・バイオマス・ストーブ・ペレット」の5語で走査しました。この引き方では、那須烏山市のQ&Aも、13市町のリフォーム助成・結婚新生活支援も1件も出てきません。制度名にも本文にも、その5語が入らないためです。栃木県が公表している3つの一覧(カーボンニュートラルに関する取組支援一覧/個人住宅向け支援制度/結婚新生活支援の実施市町一覧)から当て直して見つけたものを、このページに載せています。
- 制度の内容は毎年変わります。金額や条件は、必ず市町の最新の案内でご確認ください。
本ページの内容は、当社が公式サイトと交付要綱を確認してまとめたものです(当社調べ)。万一、内容の誤りにお気づきの場合は、お問い合わせからお知らせください。確認のうえ訂正します。
薪ストーブ・ペレットストーブの設置には、市町によって消防への届け出が必要になる場合があります。設置工事は、必ず専門の業者にご相談ください。

