山口県の薪ストーブ・ペレットストーブ補助金|萩市・山口市・美祢市ほか19市町を全部調べました(令和8年度)

本ページには広告・アフィリエイトリンクが含まれます

本ページはプロモーションを含みます。

山口県と19市町すべての公式サイト・交付要綱・県の公表資料を確認しました(2026年8月26日時点)。薪ストーブ・ペレットストーブに使える補助制度があったのは、19市町のうち4市町です。萩市・山口市・美祢市・阿武町の4つで、山口県が県として出している薪ストーブ・ペレットストーブの補助金はありません。

金額の幅が大きいのが山口県の特徴です。いちばん大きい萩市は購入・設置費の1/2以内・上限50万円(1台あたり)で、これは中国地方で最も厚い部類にあたります。一方、山口市と美祢市は工事費の10%・上限10万円で、しかも現金ではなく市内で使える商品券での交付です。阿武町にも薪ストーブの補助がありますが、金額と要件は公表資料から確認できませんでした。

この4件のうち3件は、「薪ストーブ補助金」という名前の制度ではありません。山口市と美祢市は住宅リフォーム助成の対象工事の1つとして入っており、阿武町にいたっては町のホームページに案内が1件もありません。制度名で検索しても出てこない形です。このページでは、4市町の中身と、名指しはされていないものの相談する余地がある5市町、そして19市町ぶんの問合せ先をまとめました。

山口県で知っておきたいこと3つ

1. 県の制度はありませんが、県が市町の制度を1枚にまとめています。山口県の設備補助は山口県中小企業者等向け省・創・蓄エネ設備設置補助金で、交付要領のPDFを通して読んでも「木質」「バイオマス」「薪」「ペレット」の語は出てきません。そのかわり県の産業脱炭素化推進室が脱炭素化支援メニューのご案内(令和8年度版)というPDFを公開していて、最終ページの「市町の設備導入支援制度」一覧に、市町名・対象設備・担当課・電話番号まで載っています。この表で木質が挙がっているのは山口市・萩市・阿武町の3市町です。ただし、この表を「無い」の証明には使わないでください。美祢市はこの表に「エアコン、冷蔵庫、LED照明、給湯器」としか書かれていないのに、実際にはリフォーム助成で薪ストーブを対象と明記しています。

2. 制度の名前で探すと、3つは見つかりません。「薪ストーブ」という言葉が制度名に入っているのは萩市薪ストーブ整備事業補助金だけです。山口市はリフォーム助成の助成対象工事一覧表PDFの「3.設備工事」の行に、美祢市は工事内容に関するQ&AのPDFの質問13に書かれています。どちらもPDFを開かないと分からない場所です。阿武町は町のホームページにも例規集にも記載が無く、県の一覧にだけ載っています。山口県で補助を探すときは、「薪ストーブ」ではなく「住宅リフォーム助成」から入るほうが早いと思います。

3. 受付は春に始まって、夏までに終わります。令和8年度の実績で見ると、美祢市は5月18日に受付を開始して、そのまま予算到達で終了しました。長門市は7月23日時点で予算上限に達して受付終了山口市は7月21日時点で予算の80%を超えています。萩市は期間の定めがなく、予算の範囲内での受付です。寒くなってから調べ始めると、その年度はもう枠が残っていないという形になりやすいので、年度が変わってすぐ動けるように準備しておくのが確実だと思います。

「今年度は、もう終わっていた」という方へ

薪ストーブを考え始めるのは、たいてい寒くなってからだと思います。ところが補助金は春に受付が始まって、年内に終わります。この行き違いは、毎年ふつうに起きています。

来年度に間に合わせるなら、いまから動けることがあります。

補助金を使って薪ストーブを入れるまでの流れ →

市町別の一覧(19市町)

補助がある市町と、相談できる枠がある市町の名前はリンクになっています。押すと、その市町の詳しい内容に飛びます。「要確認」の意味は、いちばん下の「この記事の調べ方」に書いています。

市町薪ストーブ・ペレットストーブ問合せ先制度の名前
下関市要確認(新婚世帯のリフォーム費用。上限30万円/夫婦とも29歳以下は60万円。除外は外構と家電のみ)総合政策部 共創イノベーション課 083-231-5838下関市結婚新生活支援補助金
宇部市対象外(リフォーム助成のQ&Aで「ペレットストーブは対象外」と明記)担当課を確認できず健康・省エネ住宅リフォーム助成
山口市ペレットストーブが対象(工事費の10%・上限10万円。薪ストーブの記載はありません)ふるさと産業振興課 商工労政担当 083-934-2719令和8年度山口市安心快適住まいる助成事業
萩市薪ストーブが対象(1/2以内・上限50万円/台。ペレットストーブは対象外)農林水産部 林政課 林業振興係 0838-25-4194萩市薪ストーブ整備事業補助金
防府市要確認(対象工事の一覧に記載がなく、「表にない工事は個別に審査」とあります)商工振興課 商工振興係 0835-25-2147防府市エコライフ住宅推進事業
下松市なし担当課を確認できず
岩国市終了(ペレットストーブの補助は令和4年度まで。1/4以内・上限12万5千円でした)農林振興課 林政班 0827-29-5115岩国市ペレットストーブ購入費補助金(案内ページは公開されていません)
光市なし環境政策課 0833-72-1465
長門市要確認(対象工事の限定列挙も除外リストも公開されていません)建築住宅課 住宅班 0837-23-1186令和8年 住まい快適リフォーム助成事業補助金
柳井市確認できず(結婚新生活支援は令和8年度も実施。対象費用を確かめる資料が公開されていません)政策企画課(直通番号は確認できず)柳井市結婚新生活支援事業(令和8年度の案内は公開されていません)
美祢市薪ストーブが対象(工事費の10%・上限10万円。煙突の工事等を伴う場合。令和8年度は受付終了)観光商工部 商工労働課 0837-52-5224美祢市住宅リフォーム助成事業
周南市なし環境政策課 0834-22-8324
山陽小野田市要確認(対象工事が包括的な書き方で、限定列挙も除外リストも見あたりません)建築住宅課 0836-82-1167令和8年度 住宅リフォーム資金助成事業
周防大島町要確認(新婚世帯のリフォーム費用。上限30万円/夫婦とも29歳以下は60万円。除外は外構と家電のみ)総務部 空家定住対策課 0820-79-1002周防大島町結婚新生活支援事業補助金
和木町なし担当課を確認できず
上関町なし担当課を確認できず
田布施町なし担当課を確認できず
平生町確認できず(結婚新生活応援事業は令和8年度も実施。町に案内が無く、対象費用を確かめられません)地域振興課 地方創生班 0820-56-7113平生町結婚新生活応援事業(町の案内が公開されていません)
阿武町薪ストーブが対象(金額・要件は未確認。県の一覧にのみ記載があります)農林水産課 08388-2-3114制度の正式名称を確認できず

※並びは全国地方公共団体コード順です。

薪ストーブ・ペレットストーブが対象の4市町

薪ストーブかペレットストーブが対象だと公式資料で確認できたのは、この4市町です。金額の大きい順ではなく、内容がはっきりしている順に並べています。

萩市|1/2以内・上限50万円/台。県内で唯一「薪ストーブ」の名前が付いた制度です

萩市薪ストーブ整備事業補助金。薪ストーブの取得および設置に係る費用の1/2以内・上限50万円(1台あたり、消費税を除く)が出ます。山口県内でいちばん大きい額で、1台ごとに上限が立つ書き方をしている点も珍しいと思います。

対象は薪ストーブだけです。交付要綱のPDFの第2条が「薪を主燃料として使用するストーブ」と定義しているため、ペレットストーブは含まれないと読みました。設置先は市内にある自ら所有する住宅等または事業所で、個人だけでなく事業者も使えます。市内に住所を有する個人(交付決定後1年以内に市内へ住む予定の方を含む)と、市内に本店・主たる事業所がある事業者が対象です。

条件として、萩市産の薪を利用する意思があること、市税等の滞納がないこと、同じ経費で市の他の補助金を受けていないことが定められています。申請は着手前に必要で、見積書とストーブのカタログの写しを添えて出します。交付後は市内の森林から生産された薪を主燃料として使う努力義務があり、市から利用状況の報告を求められることがあります。制度の内容はパンフレットにもまとまっています。

受付期間の記載はなく、予算の範囲内での受付です。令和8年度も続いていることは、県の脱炭素化支援メニューのご案内(令和8年度版)に萩市の薪ストーブが載っていることで確認しました。募集期間そのものは、公表資料から確認できていません。

問合せ先 農林水産部 林政課 林業振興係 0838-25-4194

山口市|ペレットストーブの設置が対象。工事費の10%・上限10万円

令和8年度山口市安心快適住まいる助成事業山口県内で、ペレットストーブが名指しで対象になっている唯一の制度です。助成対象工事一覧表のPDFの「3.設備工事」に「床暖房設備工事・ペレットストーブの設置」と書かれています。薪ストーブの記載はありませんが、表の末尾に「表にない工事は個別に審査し決定します」とあるため、薪ストーブをお考えの場合は事前に確認する価値があると思います。

助成額は工事金額の10%で、紙の商品券なら上限5万円、デジタル商品券(ちょるPay)なら上限10万円です。現金ではなく、市内でしか使えない商品券で戻ってきます。工事金額10万円以上が条件で、山口市内に本社・本店を置く施工業者と直接契約する必要があります。新築後1年以上経過した住宅のリフォームが対象なので、新築での設置には使えません。

申請の窓口は市役所ではなく、山口商工会議所(083-925-2300)ほか市内4商工会です。受付は令和8年5月7日から10月30日まで。先着順で、予算に達した時点で終了します。令和8年7月21日時点で、予算到達が80%を超えていました。工事着手前の申請が必須で、交付決定までに1か月程度かかります。

問合せ先 ふるさと産業振興課 商工労政担当 083-934-2719

美祢市|薪ストーブは「煙突の工事等を伴えば対象」。10%・上限10万円

美祢市住宅リフォーム助成事業の一般型リフォームです。工事費の10%・上限10万円(対象工事費30万円以上・税抜)で、バリアフリー型は20%・上限10万円(同10万円以上)となっています。

薪ストーブが対象であることは、工事内容に関するQ&AのPDFの質問13に書かれています。「薪ストーブは対象工事ですか?」への答えが「煙突の工事等を伴えば対象となります。」です。煙突の工事を伴うことが条件という読み方になります。ペレットストーブについての言及はありません。対象工事一覧表のPDFにもストーブの行は無く、末尾の「この表に掲示のない工事 △ 個別審査により決定」に含まれる形です。

対象は、自ら(または配偶者・1親等以内の親族)が所有し現に居住している市内の住宅で、建築後5年以上を経過していること、市税の滞納がないこと、市内の施工業者による工事であることが条件です。過去に同じ助成を受けている場合は使えません。交付は市内共通商品券および農産品等で行われます。

受付は令和8年5月18日開始で、5月25日までの申請が多数の場合は抽選、以降は先着順でした。令和8年度は予算到達により受付を終了しています(令和8年7月8日更新)。

問合せ先 観光商工部 商工労働課 0837-52-5224

阿武町|薪ストーブへの補助があります。金額は町へ直接お問い合わせください

阿武町には薪ストーブへの補助がありますが、町のホームページに案内が1件もありません。根拠は山口県が公表している脱炭素化支援メニューのご案内(令和8年度版)の「市町の設備導入支援制度」一覧で、阿武町/個人/薪ストーブ/農林水産課/08388-2-3114と記載されています。

制度の正式名称・補助率・上限額・受付期間は、いずれも確認できませんでした。町の公開ページ730件を全文で読んでも「薪ストーブ」が出てくるのは自伐型林業研修会の告知だけで、補助金のページはありません。町の例規集477件にも、該当する要綱が見あたりませんでした。ペレットストーブが対象かどうかも、県の一覧には書かれていません。

金額と要件は、町の農林水産課に直接お問い合わせください。当社が公式資料から到達できたのは、ここまでです。

問合せ先 農林水産課 08388-2-3114

相談できる枠がある5市町

ここに並ぶ5市町には、薪ストーブ・ペレットストーブを名指しした制度はありません。対象にも対象外にも書かれていない枠なので、使えるかどうかは市町ごとの判断になると思います。詳細は各市町の窓口でご確認ください。判断材料の多い順に並べています。

下関市|新婚世帯のリフォーム費用。上限30万円/29歳以下は60万円

下関市結婚新生活支援補助金。婚姻に伴う住宅の取得・賃借・引越しに加えて、リフォーム費用が対象に入っています。上限は1世帯30万円、婚姻日に夫婦とも29歳以下なら60万円です。

交付要綱のPDFの別表は、リフォーム費用を「住宅の機能の維持又は向上を図るために行う修繕、増築、改築、設備更新等の工事費用」と定義し、除外を「倉庫及び車庫、門・フェンス・植栽等の外構、エアコン、洗濯機等の家電購入及び設置に係る費用」としています。線が引かれているのは「家電かどうか」で、暖房設備そのものは除外されていません。煙突の貫通や炉台の造作を伴う据付けは、除外の外に読める余地があると思います(当社の読み方で、市がそう説明しているわけではありません)。

対象は、婚姻日に夫婦とも39歳以下・合計所得500万円未満(貸与型奨学金の返済額を控除できます)で、市内に住民票があり1年以上定住する意思のある世帯です。受付は事前エントリーのうえ抽選という方式で、令和7年度は10月31日がエントリーの締切でした。令和8年度は県から交付決定(300万円)が出ていますが、市の案内は2026年8月26日時点でまだ公開されていません。

なお市の設備補助は下関市脱炭素先行モデル地区設備導入支援(住宅対象)補助金(対象は太陽光・蓄電池・HEMS・高効率空調・高効率給湯器で、あるかぽーと・唐戸エリア限定)と、蓄電池のみのスマートハウス普及促進補助金で、どちらにも木質は入っていません。

問合せ先 総合政策部 共創イノベーション課(都市ブランド化推進室) 083-231-5838

周防大島町|新婚世帯のリフォーム費用。除外は外構と家電だけです

周防大島町結婚新生活支援事業補助金ちらしのPDF)。上限は1世帯30万円、夫婦とも29歳以下なら60万円です。

対象費用の「リフォーム費用」は工種を限定しておらず、除外は「倉庫、車庫に係る工事費用、門、フェンス、植栽等の外構に係る工事費用、エアコン、洗濯機等の家電購入・設置に係る費用」だけです。下関市の要綱とほぼ同じ定型文で、こちらも線は「家電かどうか」で引かれています。

対象は令和8年1月1日以降に婚姻し、夫婦とも39歳以下・合計所得500万円未満の世帯です。ライフデザイン支援講座などを夫婦そろって受講することが条件になっている点にご注意ください。受付は令和9年2月26日までで、先着順・予算到達で終了します。事前相談が必要です。

町に薪ストーブそのものの補助はありません。町の公開ページ824件を通しても、薪・ペレット・木質バイオマスの補助は見つかりませんでした。「住宅環境改善支援事業補助金」は山口県が実施している騒音対策の事業で、対象はエアコンと断熱サッシに限られます。

問合せ先 総務部 空家定住対策課 0820-79-1002

防府市|表にない工事は個別に審査、と書かれています

防府市エコライフ住宅推進事業(令和8年度)。省エネ設備導入・断熱改修・木材使用リフォームの3つの枠があり、工事費の10%・上限10万円(山口県産木材を70%以上使う場合は20%・上限20万円)が市内共通商品券で交付されます。

「省エネ設備導入」の対象工事は、高効率給湯器・節水トイレ・高断熱浴槽・LED照明・エネファーム・太陽熱温水器・太陽光・蓄電池・EV充電器・全熱交換器・宅配ボックスの限定列挙で、薪ストーブもペレットストーブも入っていません。ただし表の末尾に「この表にない工事は、個別に審査し決定します」とあり、よくあるご質問のPDFにも除外の記載はありません。対象と書かれてもいないし、対象外とも書かれていない状態です。判断は市に確かめていただくのが確実だと思います。

募集は令和8年4月20日から令和9年1月8日まで、先着順(予算5,000万円)です。

問合せ先 商工振興課 商工振興係 0835-25-2147

長門市|最大40万円。ただし対象工事の資料が公開されていません

令和8年 住まい快適リフォーム助成事業補助金。リフォーム工事費の20%・上限10万円(長門市内でのみ使える商品券で交付)に、断熱改修工事・長門市産木材の使用・子育て世帯の3つの加算(各最大10万円)が付き、最大40万円まで伸びる制度です。

対象工事について、公式ページにも概要版のPDFにも限定列挙も除外リストもありません。「対象工事の例は別紙のよくある質問を参照」とありますが、その別紙が公開されていません。薪ストーブが対象とも対象外とも書かれていないため、当社では判断できませんでした。

なお加算の対象になる「長門市産木材」は建材としての使用量(10平方メートル以上)を見るもので、薪の購入は対象外です。令和8年度は予算1,800万円で、7月23日時点で予算上限に達し受付を終了しています。

問合せ先 建築住宅課 住宅班 0837-23-1186

山陽小野田市|対象工事が包括的な書き方になっています

令和8年度 住宅リフォーム資金助成事業。工事費(税抜10万円以上)の10%・上限7万円を助成する制度です。受付は令和8年4月1日から令和9年1月29日まで、先着順(予算1,200万円)となっています。

対象工事は「老朽化、災害等による住宅の修繕、補修、設備改修および模様替えの工事」という包括的な書き方で、設備の限定列挙も除外リストも公開資料に見あたりません。添付されている19本のPDFを開いても、薪・ペレット・ストーブの語は出てきませんでした。「設備改修」に薪ストーブの設置が入るかどうかは、市の判断になると思います。建築住宅課でご確認ください。

問合せ先 建築住宅課 0836-82-1167

準備を始めるなら、いまからで間に合います

補助金は春に受付が始まる市町村が多く、実際に入れた方の多くは1〜2年前から動いています。冬のうちにショールームで実物を見て、業者と機種を決めておくと、春の受付にそのまま進めます。

補助金を使って薪ストーブを入れるまでの流れ →

制度を確認できなかったのは2市町です

柳井市。市の全部署のページ一覧と分類一覧をあわせて2,454件の見出しを通しましたが、薪・ペレット・木質バイオマスの補助はありませんでした。市の設備補助は空き家関連と移住定住が中心で、工種を限らない住宅リフォーム助成もありません。ただし「柳井市結婚新生活支援事業」は令和8年度も動いています。山口県こども政策課の令和8年度交付金の活用に、交付決定額150万円が載っています。令和7年度の市の案内は住宅取得・リフォーム・賃借・引越しを対象に最大60万円としていましたが、そのページは現在表示されず、令和8年度版が公開されていません。市の例規集560件(内容現在 令和8年6月30日)にも、交付要綱がありませんでした。リフォーム費用が令和8年度も対象かどうかを、当社では確認できていません。

問合せ先 政策企画課(直通番号は確認できず)

平生町。町の分類一覧からたどれる1,092件の見出し、サイトマップから取れる全ページ1,752件の題名、町の例規集408件のいずれにも、薪・ペレット・木質バイオマスの補助はありませんでした。「平生町結婚新生活応援事業」は令和8年度も動いています同じく県の交付金の一覧に交付決定額120万円)。ただし県が張っているリンク先が表示されず、町のサイトのどこにも案内がありません。リフォーム費用が対象かどうかを確認する手段が町側に無いため、「確認できず」としています。なお町の「空家バンク活用定住補助金」は、空き家バンクの登録物件が前提の制度です。

問合せ先 地域振興課 地方創生班 0820-56-7113

宇部市と岩国市は、いまは使えません

宇部市は、ペレットストーブを名指しで対象外にしています。健康・省エネ住宅リフォーム助成(令和8年度/1/5・上限15万円)のよくある質問のPDFの質問14に、「ペレットストーブは対象になるか。→ 対象外です。」とあります。この記載はウェブページの本文にも要綱にも無く、Q&AのPDFにしかありません。もう一方の宇部市再生可能エネルギー設備導入支援補助金は、太陽光発電と蓄電池だけが対象です。市はバイオマス産業都市構想を持っていますが、それは産業側の施策で、家庭向けのストーブ補助ではありません。

岩国市には、かつてペレットストーブの補助がありました。「岩国市ペレットストーブ購入費補助金」で、購入・設置費の1/4以内・上限12万5千円。市内の住居や私設の福祉施設等に新たにペレットストーブを設置し、設置完了までに岩国市産の木質ペレットを10kg以上購入することが条件でした。実施期間は平成28年4月1日から令和5年3月31日までで、案内ページは現在表示されません。現行の岩国市省エネリフォーム促進補助金は国の3事業に上乗せする形で、木質燃焼機器は対象外です。森林環境譲与税の使途公表の活用事例13件にも、薪・ペレットの項目はありませんでした。復活の予定については、農林振興課(0827-29-5115)へご確認ください。

補助制度が見あたらなかった6市町

下松市・光市・周南市・和木町・上関町・田布施町の6市町では、公式サイトを通して確認した範囲で、薪ストーブ・ペレットストーブに使える補助制度が見つかりませんでした(2026年8月23日時点)。

工種を限らない住宅リフォーム助成そのものが無い市町が多く、住宅系の補助は木造住宅の耐震診断・耐震改修に限られます。下松市・上関町・田布施町は、県の令和8年度「脱炭素化支援メニュー」の市町一覧にも1行も載っていません。光市は個人向けがLED照明のみ、周南市はZEH・次世代自動車・燃料電池自動車が対象です。周南市には木質バイオマスの取り組みがありますが、生産の実証事業や公共施設の樹木の燃料化協定など事業者・市の側の施策で、家庭向けの補助ではありません。

和木町の令和8年度 住宅環境改善支援事業補助金は、周防大島町と同じ山口県の騒音対策の事業です。エアコン(1台あたり上限4万1千円〜6万3千円)とサッシに限定され、1戸あたり合計30万円が上限で、木質燃焼機器は対象外です。

県の制度に、木質は入っていません

制度対象木質は
山口県中小企業者等向け省・創・蓄エネ設備設置補助金(令和8年度・事業者向け)省エネ・創エネ・蓄エネ設備。交付要領を全文で読みました「木質」「バイオマス」「薪」「ペレット」の語が1件もありません
中小企業の脱炭素化促進(産業脱炭素化推進室)脱炭素化支援メニューのご案内(令和8年度版)市町の制度が1枚の表にまとまっています木質が挙がっているのは山口市・萩市・阿武町の3市町
山口県こども政策課・令和8年度交付金の活用結婚新生活支援を実施しているのは6市町(下関市・柳井市・田布施町・平生町・周防大島町・阿武町)制度の性格上、木質の指定はありません

個人が使える県の補助はありません。そのため山口県では、市町の制度だけを見ればよいという形になります。

なお県こども政策課の一覧には、萩市・長門市・美祢市・周南市・山口市の名前も出てきますが、中身は婚活イベントとライフデザインの啓発で、結婚新生活支援ではありません。一覧に名前がある=リフォーム費用が出る、ではない点にご注意ください。

受付の時期

日付が確認できたものだけを載せています。

市町(制度)受付
萩市(薪ストーブ整備事業)期間の記載なし。予算の範囲内。着手前の申請が必須
山口市(安心快適住まいる助成事業)令和8年5月7日〜10月30日。先着順。7月21日時点で予算到達80%超
美祢市(住宅リフォーム助成事業)令和8年5月18日開始。5月25日までの申請多数なら抽選、以降は先着。令和8年度は受付終了
阿武町未確認
防府市(エコライフ住宅推進事業)令和8年4月20日〜令和9年1月8日。先着順(予算5,000万円)
長門市(住まい快適リフォーム助成)令和8年7月23日時点で予算上限に達し受付終了
山陽小野田市(住宅リフォーム資金助成)令和8年4月1日〜令和9年1月29日。先着順(予算1,200万円)
下関市(結婚新生活支援)事前エントリー→抽選。令和8年度の市の案内は未公開(2026年8月26日時点)
周防大島町(結婚新生活支援)令和9年2月26日まで。先着順・予算到達で終了。事前相談が必要
そのほか受付期間を確認できませんでした

いずれの制度も、契約・着工の前に申請するのが原則です。順番を間違えると、同じ工事でも受け取れません。業者さんと話がまとまった段階で、契約の前に窓口へご確認ください。

補助金の申請は、設置される方ご本人が自治体に出します。準備は業者さんにサポートしてもらいながら進めてください。

窓口では、こう聞いてみてください

山口県では、薪ストーブという言葉が制度の側にほとんど出てきません。制度の名前ではなく、工事の中身で聞くほうが話が早いと思います。

「住宅リフォームの助成の対象工事に、薪ストーブの設置工事を含められる可能性はありますか。煙突を屋根まで貫通させて、炉台も造る工事です。」

美祢市が「煙突の工事等を伴えば対象」と答え、下関市・周防大島町が除外を「家電」に絞っていることからも、据付け工事の形を先に伝えると判断してもらいやすいと思います。電話をかける先は、環境の課ではなく商工・建築住宅の担当課です。萩市と阿武町だけは、林政・農林水産の担当課になります。結婚新生活支援なら、企画・こども関係の担当課です。各市町の担当課と電話番号は、上の一覧と詳細に載せています。

工務店さんが補助金を知らないことは珍しくありません。制度を探すのは施主側の仕事と考えて、窓口で確認した内容を業者さんに渡すと、そのあとの見積りが早く進みます。

この記事の調べ方

  • 山口県と19市町の公式サイト・交付要綱・県の公表資料だけを確認しました。まとめサイトは出典にしていません。確認日は2026年8月23日〜26日です。
  • 一覧表の「要確認」は、制度の対象にも対象外にも薪・ペレットの記載がなく、当社が要綱や対象工事の書き方を読んで「相談する価値がある」と判断したものです。市町がそう説明しているわけではありません。
  • 一覧表の「確認できず」は、制度そのものは令和8年度も動いているが、対象費用を確かめる資料が公開されていないという意味です。「なし」とは書き分けています。
  • 萩市の交付要綱は、対象を「薪を主燃料として使用するストーブ」と定義しています。この書き方ならペレットストーブは含まれない、と読みました。市がそう説明しているわけではないため、ペレットストーブをお考えの場合は林政課にご確認ください。
  • 阿武町だけは、町の公式サイトに案内が1件もありません。根拠は山口県が公表している令和8年度の支援メニュー一覧です。制度名・金額・受付期間は確認できていないため「未確認」としています。
  • 県の支援メニュー一覧を「無い」の証明には使っていません。美祢市はこの一覧に薪ストーブが載っていませんが、実際にはリフォーム助成のQ&Aで対象と明記されていました。
  • 山口県の例規集は自治体によって公開の仕方が異なり、要綱がほとんど載っていない市町があります。そのため「例規集を読んで0件だった」ことを、制度が無いことの根拠には使っていません。
  • 「なし」は、当社が公式サイトと公表資料を確認した範囲で見つからなかった、という意味です。自治体への電話での聞き取りは行っていません。
  • 制度の内容は毎年変わります。金額や条件は、必ず市町の最新の案内でご確認ください。

本ページの内容は、当社が公式サイトと交付要綱を確認してまとめたものです(当社調べ)。万一、内容の誤りにお気づきの場合は、お問い合わせからお知らせください。確認のうえ訂正します。

薪ストーブ・ペレットストーブの設置には、市町によって消防への届け出が必要になる場合があります。設置工事は、必ず専門の業者にご相談ください。

Follow me!