宮崎県の薪ストーブ・ペレットストーブ補助金|五ヶ瀬町・えびの市・都城市ほか26市町村を全部調べました(令和8年度)
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宮崎県と26市町村すべての公式サイト・交付要綱・例規集を確認しました(2026年8月26日時点)。薪ストーブ本体を名指しで対象にしている自治体は、五ヶ瀬町の1町だけでした。ペレットストーブ本体を名指しで対象にしている自治体は、県内にありません。
五ヶ瀬町の五ヶ瀬町薪ストーブ利用促進事業補助金は1/2以内・上限10万円です。ただしこの制度は、申し込みの入口が町の広報ページではありません。前年度の9月に、公民館長・組長あてで翌年度の要望調査が回ります。寒くなってから町に電話しても、その年度分はすでに締め切られている形になります。
残りの25市町村には、薪ストーブという言葉が制度の側に出てきません。ただ、住宅の工事に出るお金が無いわけではありません。工事の種類を限っていない住宅リフォーム助成・移住定住の改修補助・結婚新生活支援の枠が17市町村にありました。どれも薪ストーブを名指ししていないので確約はできませんが、除外されているのは「家電」「電化製品」までという制度が目立ちます。このページでは、その枠の読み方と、窓口での聞き方、26市町村の一覧をまとめました。
目次
宮崎県で知っておきたいこと3つ
1. 薪ストーブ本体の補助は1町だけで、受付は前年度の9月です。五ヶ瀬町薪ストーブ利用促進事業補助金(1/2以内・上限10万円)が、当社が確認できた県内で唯一の制度です。要綱の書き方が「未使用の薪ストーブ」なので、ペレットストーブは入りません。そして受付の形が独特で、令和8年度分の要望調査は令和7年9月10日付・9月26日締切でした。町も「予算の関係ですべての要望に応えられない場合がある」と書いています。五ヶ瀬町で検討されるなら、その年の9月より前に農林課へ相談しておくのが確実だと思います。
2. ほかの市町村は、住宅リフォームの枠に相談する形になります。17市町村に、工種を限っていない住宅リフォーム助成・移住定住の改修補助・結婚新生活支援のリフォーム費用の枠がありました。このうち10市町村ほどは、除外の欄が「エアコン、洗濯機等の家電」「電化製品」という書き方で止まっています。薪ストーブは電気で動かないので、この除外の外に読めます。一方でペレットストーブは送風ファンと制御基板を持つので、「家電製品」と読まれる余地があります。同じ制度でも、薪は通ってペレットは通らない、ということが起こりうる形です。問い合わせるときは、薪なのかペレットなのかを最初に伝えてください。
3. 空き家を買って住む場合は、金額の大きい別の枠があります。宮崎県は、空き家バンクに登録された物件の改修補助が充実しています。諸塚村が2/3・上限200万円、新富町が町内業者の施工なら1/2・上限100万円、日向市が2/3・上限80万円。いずれも対象工事を工種で絞っておらず、「設備改善」が対象に入っているものもあります。住民なら誰でも使える枠より、こちらのほうが額が大きい市町村が少なくありません。空き家を買って薪ストーブを入れる計画であれば、下の「空き家を買って住む場合は、別の枠があります」の節をご覧ください。
「今年度は、もう終わっていた」という方へ
薪ストーブを考え始めるのは、たいてい寒くなってからだと思います。ところが補助金は春に受付が始まって、年内に終わります。この行き違いは、毎年ふつうに起きています。
来年度に間に合わせるなら、いまから動けることがあります。
市町村別の一覧(26市町村)
補助がある市町村と、相談できる枠がある市町村の名前はリンクになっています。押すと、その市町村の詳しい内容に飛びます。「要確認」の意味は、いちばん下の「この記事の調べ方」に書いています。
| 市町村 | 薪ストーブ・ペレットストーブ | 問合せ先 | 制度の名前 |
|---|---|---|---|
| 宮崎市 | なし | 建築行政課 0985-21-1813 | — |
| 都城市 | 要確認(汎用のリフォーム助成。10%・上限10万円。対象工事に「住宅に付属する設備の設置」) | 商工政策課 0986-23-2983 | 都城市住宅リフォーム促進事業 |
| 延岡市 | 要確認(築40年以上の住宅向けのリフォーム商品券。対象工事の末尾に協議の枠) | 延岡商工会議所 0982-33-6666 | 延岡市住宅再生リフォーム商品券 |
| 日南市 | 要確認(結婚新生活支援のリフォーム費用。上限60万円) | 未来創生課 0987-31-1128 | 日南市結婚新生活支援事業 |
| 小林市 | 要確認(結婚新生活支援は上限30万円)/汎用リフォームは対象外と明記 | 商工観光課 0984-23-1174 | 小林市結婚新生活支援事業 |
| 日向市 | なし(空き家バンク登録物件の改修補助はあります) | 建築住宅課 0982-66-1032 | — |
| 串間市 | 要確認(三世代同居の新増改築。上限30万円。工事面積10平方メートル超が条件) | 総合政策課 0987-72-1111 | 串間市移住定住促進住宅改修等支援事業補助金 |
| 西都市 | 要確認(汎用の住宅改修助成。20%・上限10万円。築10年以上の持ち家) | 商工観光課 産業振興係 0983-32-1011 | 令和8年度 西都市住宅改修支援事業補助金 |
| えびの市 | 要確認(汎用のリフォーム助成。20%・上限15万円。対象外の列挙がありません) | 観光商工課 0984-35-3728 | えびの市住宅リフォーム促進事業補助金 |
| 三股町 | 要確認(結婚新生活支援のリフォーム費用。最大30万円) | 企画商工課 0986-52-1114 | 三股町結婚新生活支援事業補助金 |
| 高原町 | なし(空き家バンク登録物件の改修補助はあります) | 建設水道課 0984-42-4959 | — |
| 国富町 | 要確認(汎用の住宅改修補助。1/5・上限10万円。本体費と工事費で扱いが分かれます) | 国富町商工会 0985-75-2211 | 国富町住宅改修補助金 |
| 綾町 | 要確認(耐震改修と同時に行うリフォーム工事。1/10・上限20万円) | 建設課(直通番号は確認できず) | 綾町 木造住宅の耐震改修に伴うリフォーム事業費補助 |
| 高鍋町 | なし(空き家バンク登録物件の改修補助はあります) | 地域政策課 0983-26-2018 | — |
| 新富町 | なし(対象が国の制度のメニューに固定されています) | 地域政策課 0983-33-6017 | 新富町既存住宅リフォーム促進事業補助金 |
| 西米良村 | なし(空き家バンク登録物件の改修補助はあります) | すまいる課 0983-36-1111 | — |
| 木城町 | なし(空き家バンク登録物件の改修補助はあります) | 地域政策課 0983-32-4727 | — |
| 川南町 | なし(似た名前の制度が3本ありますが中身が違います) | まちづくり課 0983-27-8002 | — |
| 都農町 | 要確認(汎用のリフォーム奨励金。1/10・上限30万円。除外規定がありません) | 建設課 0983-25-5717 | 都農町住宅リフォーム奨励金交付要綱 |
| 門川町 | 要確認(リフォーム商品券。プレミアム率15%。除外は「エアコン等電化製品」) | 建設課 建築住宅係 0982-63-1140 | 令和8年度 門川町住宅リフォーム商品券 |
| 諸塚村 | 要確認(新築・増改築支援。上限200万円。100万円以上・村産材の利用が前提) | 建設環境課 0982-65-1129 | 諸塚村住まい環境整備事業 |
| 椎葉村 | 要確認(移住・定住の住環境整備。最大1/2・単身300万円/家族600万円) | 地域振興課 0982-67-3203 | 椎葉村移住・定住促進住環境整備事業補助金 |
| 美郷町 | 要確認(増改築支援。町産材を使えば1/2・上限100万円) | 建設課 0982-66-3618 | 美郷町一般住宅建築支援事業 |
| 高千穂町 | 要確認(移住・定住の住宅改修/結婚新生活支援。上限60万円) | 企画観光課 地域振興係 0982-73-1207 | 高千穂町結婚新生活支援事業 |
| 日之影町 | 要確認(三世代同居支援/移住者居住支援。既存住宅改修は1/2・上限50万円) | 地域振興課 人口減少対策係 0982-87-3801 | 日之影町三世代同居支援事業補助金 |
| 五ヶ瀬町 | あり(薪ストーブのみ。1/2以内・上限10万円)/ペレットストーブは対象外 | 農林課 林業振興係 0982-82-1705 | 五ヶ瀬町薪ストーブ利用促進事業補助金 |
※並びは全国地方公共団体コード順です。
※出典は宮崎県および各市町村の公式サイト・交付要綱・例規集です(当社調べ・2026年8月26日確認)。
薪ストーブが対象なのは五ヶ瀬町の1町です
五ヶ瀬町|1/2以内・上限10万円。受付は前年度9月の要望調査です
五ヶ瀬町薪ストーブ利用促進事業補助金。町内の自ら居住する住宅、または事業用施設に薪ストーブを設置する方に、費用の1/2以内・上限10万円が出ます。対象は未使用の薪ストーブで、中古品は対象外です。要綱の書き方が「薪ストーブ」に限られているため、ペレットストーブは入りません。
この制度でいちばん気をつけたいのは、申し込みの入口です。町は前年度の9月に、公民館長・組長あてで翌年度の要望調査を回しています。令和8年度分の調査文書は令和7年9月10日付・9月26日締切で、調査票に「申請者氏名/電話番号/事業費(見込み)」を書いて農林課へ出す形でした。予算の関係ですべての要望に応えられない場合があるとも書かれています。令和9年度分は、例年どおりであれば令和8年9月上旬に同じ形で出ると思います。町サイトのお知らせでご確認ください。
あわせて五ヶ瀬町薪割り機購入補助金(1/3以内・上限30万円)があります。こちらは林地残材等を活用し、薪ボイラーの薪や販売目的の薪を割るための未使用の薪割り機が対象で、自家用で使う薪のみに使うものは対象外と明記されています。金額は大きいのですが、条件は薪ストーブの補助より厳しい形です。出典は薪ストーブの補助と同じ、上の要望調査の文書です。
町に汎用のリフォーム助成はありません。令和8年度県内市町村の住宅関連補助制度(PDF)に載っている五ヶ瀬町低炭素木の住まい助成事業(町産材使用量1立方メートル当たり2万円・上限40万円)は、新築または増築で使う町産材そのものが対象なので、薪ストーブは入りません。ただし窓口は同じ農林課です。
問合せ先 農林課 林業振興係 0982-82-1705
相談できる枠がある17市町村
ここに並ぶのは、薪ストーブ・ペレットストーブを名指ししていない、工事の種類を限っていない枠です。対象になるかどうかは市町村ごとの判断になると思いますので、詳細は各市町村の窓口でご確認ください。住民なら誰でも使えるもの、移住や三世代同居などの条件が付くもの、結婚新生活支援の順に並べています。
えびの市|20%・上限15万円。対象外工事の列挙がありません
えびの市住宅リフォーム促進事業補助金。市内に居住し住民基本台帳に記録されている住宅の所有者が、市内の施工業者に発注する20万円以上の工事を行う場合に、対象工事費の20%・上限15万円が出ます。対象は「自己の居住する住宅の修繕、補修、改築および増築の工事」です。
公式ページに対象外工事の列挙がありません。工種を絞る書き方がなく、家電や冷暖房機器を除く条項も見あたりませんでした。宮崎県内では、条件がいちばんゆるい部類の枠です。受付は前期が令和8年5月13日から、後期が令和8年9月1日からで、各期とも予算上限に達し次第終了。同一住宅につき1回限りです。後期の受付が9月なので、暖房のシーズン前に間に合う数少ない自治体でもあります。
問合せ先 観光商工課 0984-35-3728
都城市|10%・上限10万円。対象工事に「住宅に付属する設備の設置」があります
都城市住宅リフォーム促進事業。市内に居住し住民登録がある方が、市内の登録事業者に発注する20万円以上の工事を行う場合に、対象工事費の10%・上限10万円。市税の滞納がないこと、住宅用火災警報器を設置済み(または設置予定)であることが条件です。申請は事業着手の30日前まで、締切は令和9年1月29日です。
対象工事の3番目に「住宅に付属する設備の設置、修繕補修工事」があります。対象工事一覧(PDF)には給湯器・太陽熱温水器・蓄電池・エアコンが並びますが、薪ストーブ・ペレットストーブ・暖房機器を除外する記載はありません。しかも表の冒頭に「下の表は、対象工事の一部です。対象に含まれるか不明な場合は、必ず商工政策課へお問い合わせください」と書かれていて、列挙が閉じていません。エアコンの新規設置も「設置に関する内装工事等を伴った場合のみ対象」という扱いで、機器単体か、工事を伴うかで線が引かれているのが読み取れます。
問合せ先 商工部 商工政策課 0986-23-2983
都農町|1/10・上限30万円。別表に除外規定が1行もありません
都農町住宅リフォーム奨励金交付要綱(平成25年要綱第9号)。町内業者が行う30万円以上の住宅リフォーム工事に、対象経費の1/10・上限30万円。空き家バンクを通じて空き家を購入・賃借する方は上限50万円です。町内に居住している(またはリフォーム後に居住する)方で、自治会に加入し地域活動に参加することが条件になります。町税等の滞納がないことも要件です。
別表の工事区分は増・改築/外装/内装/給排水設備改修/建具・サッシ/電気設備改修/防音/省エネ改修/バリアフリー化と、「上記工事を行うために作業の性質上必然的に要する経費」です。除外規定が1行もありません。家電や冷暖房機器を外す条項がなく、付帯経費の受け皿まで用意されています。町には都農町結婚新生活支援事業補助金(29歳以下なら60万円、それ以外は30万円)もあり、住居費の定義に「購入費、リフォーム費、賃料、敷金、礼金」が入っています。
なお、町の農業振興対策事業補助金にはペレット暖房機導入事業(上限300万円)がありますが、対象は認定農業者等で、設置先は農業用ハウスです。住宅には使えません。
問合せ先 建設課 0983-25-5717
門川町|プレミアム率15%の商品券。除外は「エアコン等電化製品」です
令和8年度 門川町住宅リフォーム商品券。補助金ではなく、プレミアム付き商品券の形です。1枚5万円の商品券が4万2,500円で買えます(プレミアム率15%・発行総額7,500万円)。町内にあり自宅として所有している築1年以上の住宅に住む町民が対象で、10万円(税込)以上の工事に使えます。1世帯あたり100万円分まで、年度内1回限りです。
パンフレット(PDF)の対象工事には住宅の増改築に係る費用等/天井・床・壁の張替え等の内装工事等/エコキュート、給湯設備等の設置または修繕等が並びます。対象にならないものは「太陽光発電システム、エアコン等電化製品の購入、取替え」などで、薪ストーブは電化製品ではありません。しかも「購入、取替え」であって、新規の設置工事を名指ししていません。ペレットストーブは送風ファンを持つため、「電化製品」の側に読まれる余地があります。
販売期間は令和8年6月22日〜8月28日(売り切れ次第終了)で、商品券を買う前に着工すると対象外です。令和8年度分はまもなく締め切りになります。
問合せ先 建設課 建築住宅係 0982-63-1140(内線2253)/販売は門川町商工会 0982-63-1514
延岡市|築40年以上の住宅向け。対象工事の末尾に「市長と協議」の枠があります
延岡市住宅再生リフォーム商品券。市が延岡商工会議所に委託して発行しているプレミアム付き商品券で、額面5万円券・販売総額9,000万円・1,800枚です。現在住んでいる建物の所有者が、税込10万円以上の工事に使えます。対象は築40年以上(昭和61年以前)に建築された住宅に限られます。額面と販売価格の差(プレミアム率)は、当社が確認した公表ページには記載が見あたりませんでした。
対象工事はパンフレットにア)〜ホ)の30項目が並び、給湯設備・エアコン・エコキュート・太陽熱温水器・太陽光・家庭用燃料電池が入っています。木質は入っていませんが、末尾に「その他住宅の修繕、模様替えその他住環境の改善のために行う工事であると認められるものであって、延岡市長と協議を終えたもの」という枠があります。対象外は「製品購入のみで施工を伴わないもの」など4項目だけで、暖房機器・家電を除く条項はありません。協議の道が要綱上ひらいているので、事前に商工会議所と市へ相談してみる価値があると思います。
問合せ先 延岡商工会議所 リフォーム商品券担当 0982-33-6666
西都市|20%・上限10万円。除外は燃料と種類を限った書き方です
令和8年度 西都市住宅改修支援事業補助金。築10年以上の持ち家に住む方(または転入予定の方)が、市内の施工業者に発注する20万円以上の工事を行う場合に、対象工事費の20%・上限10万円。交付は西都商工会議所ギフト券です。令和3年度以降に交付を受けていないことが条件になります。
対象工事は増築・改築/外装/内装(間取り変更を含む)/給排水設備改修/建具・サッシ/電気設備改修/防音/断熱化/バリアフリー化の9区分です。対象外は「灯油ボイラーまたはガス給湯器その他これらに類する製品」と、「エコキュート、電気温水器、IHクッキングヒーター、照明器具、エアーコンディショナー、太陽光発電設備、その他これらに類する製品」。どちらも燃料と種類を限った書き方で、薪ストーブは「これらに類する製品」とは読みにくいと思います。ただし対象側にも暖房設備が挙がっていないので、炉台や煙突の貫通を伴う据付けを「増築・改築工事」「内装工事」として相談する形になります。ペレットストーブは電気を使うため、電気設備改修の除外に巻き込まれる読みが立ちます。
受付は令和8年4月1日〜令和9年2月5日で、着工予定日の14日前までです(事業内容チラシ・PDF)。
問合せ先 商工観光課 産業振興係 0983-32-1011
国富町|1/5・上限10万円。線引きが「製品購入費が主かどうか」に置かれています
国富町住宅改修補助金。町内に在住し、本人が居住している建物の所有者が、国富町内かつ国富町商工会員の業者に10万円以上の工事を発注する場合に、工事費の1/5・下限2万円/上限10万円。全額が国富町共通商品券またはしらたまカードポイントでの交付です。令和8年度の受付は4月20日開始で、予算額に達した時点で終了します。
対象工事の例は増築工事、間取りの変更工事、内壁の補修・塗替え・張替え、住宅内の電気設備工事など。条件付きで対象になるものに「電化製品の取付工事(製品の購入費は対象外、工事費のみ可)」「給湯器・エコキュートの設置工事(製品の購入費は対象外、工事費のみ可)」があり、対象外の欄には室内カーテンや防犯用ライト等が「製品購入費が主であるため対象外」として並びます。除外の基準は機器の種類ではなく「製品購入費が主かどうか」です。本体費は対象外になる可能性が高いものの、炉台や煙突貫通を含む設置工事費のほうは対象になりうると読めます。町のチラシ冒頭には「国富町ではゼロカーボン社会の実現に向けて取り組みを進めています」とあり、相談するときの材料になると思います。
なお町の結婚新生活支援事業は、対象が住宅賃借費用と引越し費用だけで、リフォーム費は入っていません。
問合せ先 国富町商工会 0985-75-2211(申請窓口)/総合戦略課 0985-75-3126
椎葉村|最大1/2・単身300万円/家族600万円。除外は「家電製品」です
椎葉村移住・定住促進住環境整備事業補助金(平成27年要綱第16号)。U・Iターン者で50歳未満の方、後継者、15歳未満の子を扶養する保護者・養育者は1/2(単身世帯300万円・家族世帯600万円)、それ以外の方は1/3(100万円)。工事費の合計20万円以上が対象で、過去5年以内に同じ補助を受けていない住宅に限られます。村に住民登録・居住実態がある方のほか、移住により1年以内に居住する意思がある方も使えます。交付決定以降5年間、村内に継続して居住することが条件です。
改修工事は要綱で「家屋本体、水道、トイレ、ガス、電気配線、風呂、流し台等の改修」と定義されています。対象外は別棟の倉庫・車庫/外構/家具、調度品又は家電製品の設置工事/電話・インターネット等の配線/浄化槽設備の5つ。除外は「家電製品」で、薪ストーブは家電ではありません。対象側の定義に「家屋本体」が入っているので、炉台や煙突貫通を伴う据付けは除外の外に読めると思います。ペレットストーブは家電製品に巻き込まれる読みが立ちます。
なお、住宅リフォーム推進協議会のデータベースはこの制度の上限を100万円としていますが、村の要綱では単身300万円・家族600万円です。まとめサイトの額をそのまま信じると、3分の1に見誤ります。
問合せ先 地域振興課 0982-67-3203
美郷町|町産材を使えば1/2・上限100万円。除外の欄が3つしかありません
美郷町一般住宅建築支援事業。増改築の場合、町産材(耳川流域材を含む)の代金が工事費の10%以上または10万円以上なら1/2以内・上限100万円、それ以外の増改築工事は工事費の15%以内・上限30万円です。対象は「住宅の増改築・修繕・補修工事」「住宅の屋根替え・模様替え工事」などで、工種を絞っていません。住宅の居住部分の工事であること、町内に住所を有する個人または事業所を有する法人の施工であること、交付を受けてから5年以上定住する意思があることが条件です。
「補助とならない工事」は、町の承認を得ずに着手した場合/公共事業等の移転補修に伴う工事/増改築で20万円未満の工事の3つだけで、機器・家電・冷暖房設備を除く条項がありません。炉台や煙突囲いに町産材を使うという相談の仕方があり得ると思います。詳細は建設課でご確認ください。
問合せ先 建設課 0982-66-3618
日之影町|既存住宅の改修は1/2・上限50万円。対象に「設備改善」があります
日之影町には、既存住宅の改修を工種で絞らずに見ている枠が2本あります(町の移住・定住支援ページ)。
日之影町三世代同居支援事業補助金は、住宅新築が1/10・上限80万円、既存住宅改修が1/2・上限50万円です。対象は現に居住している住宅の30万円以上の工事で、「居住部分に係る機能回復又は設備改善のために必要な工事」と書かれています(制度の概要・PDF)。町に住民登録して1年以上、町内で新たに三世代同居する(または既に同居している)こと、交付から5年以上継続することが条件です。町内業者以外の施工は補助額に3/4を乗じます。
日之影町移住者居住支援事業補助金は、移住者が町内の空き家の購入・改修、住宅新築、既存住宅の改修等を行う場合の補助で、内容に応じて1/10・1/2・2/3、上限50万〜100万円。こちらにも「移住者と新たに同居するため居住部分に係る機能回復又は設備改善のために必要な改修工事費用(30万円以上)」の枠があります。どちらも機器や家電を除く条項がありません。
なお、日之影町住宅新築・リフォーム定住促進事業補助金という汎用のリフォーム助成が令和4年度までありましたが、いまは終了しています。
問合せ先 地域振興課 人口減少対策係 0982-87-3801
高千穂町|移住・定住の住宅改修と結婚新生活支援の2本があります
高千穂町移住・定住住宅改修事業は、町外からの転入者と、転入者を受け入れる賃貸住宅の所有者が行う住宅の改修工事(増改築、修繕、補修)が対象です。工種を「増改築、修繕、補修」としか書いておらず、除外する機器の列挙が見あたりません。町外から転入して1年以内で住民登録があり、今後3年を超えて町内に居住予定であること、建築後1年以上経過した住宅であること、町内に主たる事業所を有する事業者の施工であることが条件です。この制度は、当社が確認した範囲では町の公式サイトに案内ページが見つからず、令和8年度県内市町村の住宅関連補助制度(PDF)でしか確認できていません。県のPDFには補助率と上限の記載がなく、令和8年度の額は未確認です。必ず企画観光課へお尋ねください。
高千穂町結婚新生活支援事業は、夫婦ともに29歳以下なら上限60万円、39歳以下なら上限30万円。対象は新居の取得費・賃借費と、該当物件のリフォーム費です。除外は「車庫、倉庫等の改修、家電の購入設置費用」で、薪ストーブは家電ではありません。ペレットストーブは家電の読みに巻き込まれえます。夫婦の所得が合算して500万円未満であることが条件です。
問合せ先 企画観光課 地域振興係 0982-73-1207
串間市|三世代の新増改築は上限30万円。工事面積の下限があります
串間市移住定住促進住宅改修等支援事業補助金(交付要綱・PDF)。この制度には枠が2つあり、三世代家族の新増改築は上限30万円です。対象経費は新築工事/間取りの変更等/設備の改修等(キッチン、浴室、トイレ、洗面所等の改修又は増築)/バリアフリー改修/断熱改修/浄化槽の設置等で、機器や家電を除く条項はありません。
ただし「補助の対象となる新増改築工事は、その工事面積が10平方メートルを超えるものに限る」という要件があります。薪ストーブの設置だけでは、この面積要件に届きません。増築を伴う工事の一部として組み込むなら相談の余地があるという位置づけです。対象者は親世帯または子世帯が2年以上市内に居住していて、申請日前1年間は同居・近居していなかった世帯に限られます。
もう1つの移住者向けの空き家の改修(上限30万円)は、木工事・内装工事・電気設備工事・省エネ設備工事が対象で、こちらも機器を除く条項がありません。対象は転入後1年未満の移住者です。受付は令和8年5月7日〜令和9年3月31日。
この制度は、県がまとめている令和8年度県内市町村の住宅関連補助制度(PDF)に載っていません。県の一覧だけを見ていると、串間市は「制度なし」に見えてしまいます。
問合せ先 総合政策課 0987-72-1111
諸塚村|上限200万円。ただし100万円以上・村産材の利用が前提です
諸塚村住まい環境整備事業。新築・増改築に要する経費で100万円以上の費用に対し、補助基準額に応じて5%〜30%・上限200万円。村内に村産材を利用した住宅を新築もしくは増改築することが条件で、100万円未満の軽微な修繕・改修は対象外です。合併浄化槽を設置しているか、設置することも要件になります。対象外は事務所・倉庫・外構工事等の住居用途以外の部分と、浄化槽設置費用です。
機器や家電を除く条項はありません。「住居に必要な部分」であれば対象という書き方です。ただし100万円以上の新築・増改築が前提なので、薪ストーブの設置だけでは届きません。増改築工事の一部として組み込む形であれば相談の余地があると思います。詳細は建設環境課でご確認ください。
問合せ先 建設環境課 0982-65-1129
綾町|耐震改修と同時に行うリフォーム工事。1/10・上限20万円
綾町 木造住宅の耐震改修に伴うリフォーム事業費補助。リフォーム工事に要する費用の10分の1・上限20万円です。対象工事は「耐震改修と併せて行うリフォーム工事で、木造住宅の修繕、模様替え及び設備等」と書かれていて、機器の種類や燃料を限る記載も、家電を除く条項もありません。
ただし入口が「耐震改修とセット」に限られます。「綾町木造住宅耐震改修事業」の補助金を利用して耐震改修工事を行う住宅であることが前提なので、昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅で耐震改修をされる方にしか使えません。申請は毎年5月20日〜12月1日で、リフォーム工事の契約を締結する前に申請が必要です。
この枠は、県のPDFにも住宅リフォーム推進協議会のデータベースにも載っていませんでした。町の建設課のページを開いて初めて出てきた制度です。
問合せ先 建設課(当社では直通番号を確認できませんでした。町役場の代表番号からお尋ねください)
日南市|結婚新生活支援。上限60万円。リフォーム費用に工種の限定がありません
日南市結婚新生活支援事業。1世帯あたり上限60万円。対象費用は新居の購入費(土地取得費を除く)/家賃・敷金・礼金・共益費・仲介手数料/新居のリフォーム費用(業者に支払った費用)/引越費用です。「新居のリフォーム費用」に工種の限定がなく、除外する機器の列挙もありません。
令和8年1月1日〜令和9年2月末日に婚姻し、夫婦ともに婚姻日に39歳以下、前年の夫婦の所得合計が500万円未満であること、ライフデザインセミナー等の受講が条件です。市に汎用のリフォーム助成はありません。
問合せ先 未来創生課 0987-31-1128
三股町|結婚新生活支援。最大30万円。対象に「設備更新等」があります
三股町結婚新生活支援事業補助金。最大30万円で、令和8年4月1日〜令和9年2月26日に支払った費用が対象です。対象は住宅賃貸費用・引越費用・住宅取得費用と、住宅リフォーム費用(住宅機能の維持または向上を図るための修繕、増築、改築、設備更新等の工事費用)。除外は倉庫・車庫の工事費、門・フェンス・植栽等の外構、エアコン・洗濯機等の家電の購入及び設置に係る費用です。
除外は「家電」で、薪ストーブは家電ではありません。対象側に「設備更新等」があることも効くと思います。ペレットストーブは家電に巻き込まれる読みが立ちます。39歳以下・夫婦の合計所得500万円未満の新婚世帯が対象です。
問合せ先 企画商工課 0986-52-1114
小林市|結婚新生活支援は最大30万円。汎用リフォームのほうは対象外と書かれています
小林市は、制度によって結論が分かれます。
小林市結婚新生活支援事業は最大30万円で、対象に住宅取得費・住宅リフォーム費用(修繕・増築・改築・設備更新など)・住宅賃借費用・引越費用が入っています。除外は外構工事と「エアコン・洗濯機などの家電購入費用およびその設置費用」。除外は家電で、薪ストーブは家電ではありません。対象側に「設備更新」が明記されている点も効きます。
一方、経済対策小林市住宅等リフォーム促進事業補助金(工事費の10%・上限20万円)は、対象外工事に「エアコン、その他電化製品、冷暖房器具 または 家具の設置 及び 購入費用」と書かれています。「冷暖房器具」を燃料で限らずに除いているので、薪ストーブもペレットストーブも入りません。同じ項で灯油ボイラー・ガス給湯器も除外されており、熱源機器を広く外す設計だと読めます。同じ市でも、制度が違えば結論が違うという例です。
問合せ先 経済建設部 商工観光課 0984-23-1174(リフォーム促進事業)/健康福祉部 子育て支援課(結婚新生活支援。当社では直通番号を確認できませんでした)
準備を始めるなら、いまからで間に合います
補助金は春に受付が始まる市町村が多く、実際に入れた方の多くは1〜2年前から動いています。冬のうちにショールームで実物を見て、業者と機種を決めておくと、春の受付にそのまま進めます。
制度を確認できなかったのは8市町村です
宮崎市。市の制度に、工種を限定しない汎用のリフォーム助成も、結婚新生活支援もありません。令和8年度県内市町村の住宅関連補助制度(PDF)の宮崎市の欄にあるのは、水洗便所改造・公設浄化槽・介護/障がいの住宅改修・空き家等除却・耐震・瓦屋根耐風・がけ地移転・ブロック塀対策などです。宮崎市木造建築物等地震対策促進事業は耐震改修に要する費用の80%・上限115万円と額は大きいのですが、耐震改修そのものが対象で、綾町のようなリフォーム工事への上乗せ枠はありません。問合せ先 建築行政課 0985-21-1813
日向市。住民なら誰でも使える汎用のリフォーム助成はありません。ただし日向市空き家利活用促進事業補助金は2/3・改修工事は上限80万円で、対象工事が「修繕、模様替え及び設備改善に限った改修工事」と書かれています。空き家等情報バンクの登録物件に限られますが、空き家を買って入られる方には県内でも上位の額です。問合せ先 建築住宅課 0982-66-1032
高原町。住民なら誰でも使える汎用のリフォーム助成が見あたりません。高原町空き家リフォーム事業(空き家等情報バンクの登録物件を町内業者でリフォームする方に上限30万円)と、高原町住まいづくり応援事業支援金(新築または購入が対象)があります。問合せ先 建設水道課 0984-42-4959
高鍋町。汎用のリフォーム助成が見あたりません。高鍋町空き家バンクリフォーム等補助金があります。県のこども政策課の一覧に載っている高鍋町支援プログラムは、結婚を希望する方への支援プログラムで、住居費・引越費を補助する結婚新生活支援事業ではありません。問合せ先 地域政策課 0983-26-2018
新富町。新富町既存住宅リフォーム促進事業補助金は名前こそ汎用に見えますが、国の子育てグリーン住宅支援事業への上乗せで、対象が国のメニュー7類型に閉じています。国の「エコ住宅設備」は太陽熱利用システム・高断熱浴槽・高効率給湯器・節水型トイレ・節湯水栓・蓄電池で、木質バイオマス燃焼機器は含まれません。別に新富町空き家バンクリフォーム等補助金(町内事業者利用なら1/2・上限100万円)があります。問合せ先 地域政策課 0983-33-6017
西米良村。住宅系の支援が定額の祝金と空き家型に寄っていて、改修工事そのものを見る汎用枠がありません。マイホーム建築祝金(新築に100万円定額)/住宅取得祝い金(20万円定額)/空き家改修事業補助金(1/2・上限50万円)です。定額の祝金は、薪ストーブを対象経費に入れても補助額は増えません。村の木質バイオマス利活用推進協議会は、発電利用に供する木質バイオマスの証明を出す事業者認定の窓口で、機器の購入補助ではありません。問合せ先 すまいる課 0983-36-1111
木城町。汎用のリフォーム助成が見あたりません。住宅取得奨励金(新築または購入が対象)と、リフォーム・リノベーション支援事業(空き家バンク登録物件に限る)があります。問合せ先 地域政策課 0983-32-4727
川南町。似た名前の制度が3本ありますが、中身が違います。川南町住宅改修支援事業実施要綱は、介護保険の「住宅改修に関する理由書」の作成支援費で、1件2,000円。住民の工事費補助ではありません。川南町省エネ家電購入費助成事業は対象が省エネ家電、川南町新婚家庭生活支援助成金は月額15,000円・最大36か月の家賃補助で、リフォーム費用は対象外です。問合せ先 まちづくり課 0983-27-8002
なお、この8市町村の「なし」は、当社が公式サイト・例規集・県の一覧を確認した範囲で見つからなかった、という意味です。高原町・高鍋町・木城町・西米良村・諸塚村のように、例規集に要綱がほとんど収録されていない自治体があります。要綱だけで運用されている制度が残っている可能性は否定できません。気になる場合は、上の担当課へお尋ねください。
県の制度に、木質は入っていません
宮崎県には、薪ストーブ・ペレットストーブを対象にした県の補助制度が現在ありません(確認日 2026年8月26日)。当社が確認した県の制度は次のとおりです。
| 制度 | 対象 | 木質は |
|---|---|---|
| ひなたゼロカーボン加速化事業補助金(令和8年度) | 太陽光発電・蓄電池・高効率給湯器・断熱改修(窓)・LED照明。申請は令和8年6月18日10時〜12月4日17時 | 入っていない |
| 県の木造住宅耐震化支援 | 耐震診断・耐震化総合支援・安全住宅住替えの3本 | リフォーム工事への上乗せ枠が無い。綾町だけが独自に持っています |
| 県の木質バイオマス活用への取組 | 発電施設とペレット製造工場の紹介 | 機器の補助制度はありません |
宮崎県はスギの素材生産量が全国1位で、日向市・門川町・串間市・都城市に木質バイオマス発電所があり、串間市には発電所併設のペレット工場もあります。それでも家庭の薪ストーブ・ペレットストーブを名指しで対象にする補助は、26市町村中1町だけです。お金が付いているのは供給側で、椎葉村(集荷・輸送の資機材と輸送距離に応じた定額)、西米良村(木質バイオマスの証明事業者の認定)、日之影町(町営温泉施設のボイラー燃料の安定供給)、美郷町(小規模木質バイオマス熱源供給事業の可能性調査)といった制度が並びます。山から発電所へ木を出す側にはお金が付き、家庭で燃やす側には付いていないというのが、宮崎県のいまの姿です。
農業用の木質燃焼機器の補助はあります。都農町の農業振興対策事業補助金にはペレット暖房機導入事業(農業用ハウス向け・上限300万円)、宮崎市の施設園芸省エネ緊急対策事業には木質バイオマスボイラーが入っています。どちらも認定農業者や生産者団体が対象で、住宅には使えません。まとめサイトで「宮崎にペレットの補助がある」と書かれていたら、この2つと読み違えていないかご確認ください。
空き家を買って住む場合は、別の枠があります
宮崎県では、空き家バンクに登録された物件の改修補助が、住民なら誰でも使える枠より手厚い市町村が目立ちます。当社が確認できた主なものを挙げます。
| 市町村 | 補助 | 担当課 |
|---|---|---|
| 諸塚村(空き家改修支援事業) | 2/3・上限200万円(工事費50万円以上) | 企画創生課 0982-65-1116 |
| 新富町(空き家バンクリフォーム等補助金) | 町内事業者なら1/2・上限100万円/町外事業者は1/4・上限50万円 | 地域政策課 0983-33-6017 |
| 日向市(空き家利活用促進事業補助金) | 2/3・改修工事は上限80万円 | 建築住宅課 0982-66-1032 |
| 美郷町(空家対策支援事業補助金) | 1/2・上限50万円 | 政策推進室 0982-62-6203 |
| 西米良村(空き家改修事業補助金) | 1/2・上限50万円 | すまいる課 0983-36-1111 |
| 三股町(空き家等情報バンク活用促進事業) | 1/2・上限40万円 | 企画商工課 0986-52-1114 |
| 高原町(空き家リフォーム事業) | 上限30万円 | 企画政策課 0984-42-2115 |
このほか、高鍋町・木城町・川南町・椎葉村にも同種の枠があります。いずれも空き家バンクへの登録という入口があり、購入や賃借の契約からの期限が設けられていることが多いので、物件を決める前に担当課へご相談ください。対象工事を工種で絞っていないものが大半で、「設備改善」が対象に入っているものもあります。一覧表でこれらを「あり」にしていないのは、住民なら誰でも使えるわけではないためです。
受付の時期
確認できたものだけを載せます。
| 市町村 | 受付 |
|---|---|
| 五ヶ瀬町(薪ストーブ利用促進) | 前年度9月の要望調査。令和8年度分は令和7年9月26日締切 |
| 都城市(住宅リフォーム促進) | 事業着手の30日前まで。締切 令和9年1月29日 |
| 延岡市(リフォーム商品券) | 販売中。売り切れ次第終了。有効期限は購入から6か月・最終 令和9年2月28日 |
| 日南市(結婚新生活支援) | 令和8年1月1日〜令和9年2月末日に婚姻した世帯 |
| 串間市(移住定住促進住宅改修等) | 令和8年5月7日〜令和9年3月31日 |
| 西都市(住宅改修支援) | 令和8年4月1日〜令和9年2月5日。着工予定日の14日前まで |
| えびの市(住宅リフォーム促進) | 前期 令和8年5月13日〜/後期 令和8年9月1日〜。各期とも予算上限に達し次第終了 |
| 三股町(結婚新生活支援) | 令和8年4月1日〜令和9年2月26日に支払った費用 |
| 国富町(住宅改修) | 令和8年4月20日開始。予算額に達した時点で終了 |
| 綾町(耐震同時リフォーム) | 毎年5月20日〜12月1日。契約の締結前に申請 |
| 門川町(リフォーム商品券) | 販売 令和8年6月22日〜8月28日(売り切れ次第終了) |
| そのほか | 受付期間を確認できませんでした |
宮崎県は、期限の形が市町村ごとにばらばらです。五ヶ瀬町は前年度の9月、門川町は商品券の販売期間、綾町は契約前の申請、西都市は着工の14日前。「春に受付が始まって年内に終わる」という一般的な形に当てはまらないものが混ざっています。思い立った時点で、まずお住まいの市町村の担当課に受付の形をお尋ねになるのが確実だと思います。
いずれの制度も、契約・着工の前に申請するのが原則です。順番を間違えると、同じ工事でも受け取れません。業者さんと話がまとまった段階で、契約の前に窓口へご確認ください。
補助金の申請は、設置される方ご本人が自治体に出します。準備は業者さんにサポートしてもらいながら進めてください。
窓口では、こう聞いてみてください
宮崎県では、五ヶ瀬町以外の市町村で、薪ストーブという言葉が制度の側に出てきません。制度の名前ではなく、工事の中身で聞くほうが話が早いと思います。
「住宅リフォームの補助の対象工事に、薪ストーブの設置工事を含められる可能性はありますか。煙突を屋根まで貫通させて、炉台も造る工事です。」
宮崎県内では「家電・電化製品の購入か、施工業者の工事か」で線を引いている制度が多いので、据付けの形を先に伝えると判断してもらいやすくなります。ペレットストーブを検討されている場合は、送風ファンを使うことを先に伝えて、家電に当たるかどうかを確かめておくと、あとで行き違いになりません。
電話をかける先は、環境の課ではなく建設・商工・企画の担当課です。門川町や国富町のように、商工会が申請窓口になっている市町村もあります。各市町村の担当課と電話番号は、上の一覧と詳細に載せています。
工務店さんが補助金を知らないことは珍しくありません。制度を探すのは施主側の仕事と考えて、窓口で確認した内容を業者さんに渡すと、そのあとの見積りが早く進みます。
この記事の調べ方
- 宮崎県と26市町村の公式サイト・交付要綱・例規集だけを確認しました。まとめサイトは出典にしていません。確認日は2026年8月26日です。
- 一覧表の「要確認」は、制度の対象にも対象外にも薪・ペレットの記載がなく、当社が要綱や対象工事の書き方を読んで「相談する価値がある」と判断したものです。市町村がそう説明しているわけではありません。
- 「家電」「電化製品」の除外に薪ストーブは当たらない、と読みました。ペレットストーブは送風ファンと制御基板を持つため、市町村の判断が分かれる可能性があります。両方を「要確認」としているのはこのためです。
- 小林市の経済対策小林市住宅等リフォーム促進事業補助金だけは「対象外」と判断しました。対象外工事に「冷暖房器具」が、燃料を限らずに書かれているためです。同じ市の結婚新生活支援は除外が「家電」までなので、こちらは「要確認」にしています。
- 高千穂町の移住・定住住宅改修事業は、町の公式サイトに案内ページを確認できず、県がまとめている「令和8年度県内市町村の住宅関連補助制度」のPDFを出典にしています。補助率と上限は、このPDFに記載がありません。
- 国富町と門川町は、判定を左右する対象工事の一覧が、文字を抽出できない画像のPDFにしかありませんでした。画像に書き出して目視で読んでいます。
- 空き家バンク登録物件の改修補助は、住民なら誰でも使えるわけではないので、一覧表では「なし」の側に置き、別の節にまとめました。金額は住民向けの枠より大きいことが多いので、空き家の購入を考えている方はそちらもご覧ください。
- 「なし」は、当社が公式サイト・例規集・県の一覧を確認した範囲で見つからなかった、という意味です。確認できなかったものは「要確認」と書き分けています。自治体への電話での聞き取りは行っていません。
- 県の一覧を「無い」の根拠にはできませんでした。えびの市の住宅リフォーム促進事業/綾町の耐震改修に伴うリフォーム/串間市の移住定住促進住宅改修等支援事業の3本は、県のPDFか市町村のサイトのどちらか片方にしか載っていません。日向市の空き家利活用促進事業も、県のPDFからは改修工事80万円の枠が落ちています。
- 都農町の公式サイトは、機械では本文を読み取れない作りでした。金額と条件は町の例規集で裏を取っています。最新の額は町にご確認ください。
- 制度の内容は毎年変わります。金額や条件は、必ず市町村の最新の案内でご確認ください。
本ページの内容は、当社が公式サイトと交付要綱を確認してまとめたものです(当社調べ)。万一、内容の誤りにお気づきの場合は、お問い合わせからお知らせください。確認のうえ訂正します。
薪ストーブ・ペレットストーブの設置には、市町村によって消防への届け出が必要になる場合があります。設置工事は、必ず専門の業者にご相談ください。

