【お客様事例】薪ストーブ設置|ダッチウエスト・フェデラルコンベクションヒーター(FA225)

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ストーブをご購入いただいたお客様のお宅へ、設置に伺いました。その様子をお伝えします。

今回設置した薪ストーブはダッチウエスト社のフェデラルコンベクションヒーター(FA225)。触媒を用い、よりクリーンな排気を実現したストーブです。こちらのストーブはダッチウエストの代表的なストーブです。

触媒(キャタリティックコンバスター)は、一度燃えた煙に残る不純物を、低い温度で燃やしきる装置です。フェデラルコンベクションヒーターは、これを世界で初めて搭載した薪ストーブでした。開発は1984年。背景には、1970年代のアメリカで社会問題になっていた大気汚染と、それを受けた排ガス規制があります。

色はクラシックブラック。薪ストーブらしい堂々とした佇まいで、新築のお宅にもよく合います。

設置概要

新築のお宅への設置

新築で建てられたお宅に設置ですので3ヶ月越しでの着手となりました。

今回設置させていただいたお宅の御施主様は元々造園業の会社に勤めていらっしゃったということで炉壁・炉台はご自身で製作されました。レンガの炉壁に白い炉台。ストーブの黒とよく合っています。

炉壁と炉台は、ストーブの熱や火の粉から壁と床を守るためのものです。使う材料や大きさは建物によって変わるため、施工店との相談が必要になります。

レンガの炉壁と白い石の炉台の上に据えられた黒い薪ストーブ。アーチ形のガラス扉と側面の温度計が見える
レンガの炉壁とホワイトの炉台は、御施主様がご自身で製作されたものです

設置の様子

今回の工事は二期に分かれています。建物の工程に合わせた進め方です。

第一期工事〜室内煙突の工事と防水処理〜

こちらが第一期工事の様子です。第一期工事では煙突貫通部の工事と防水処理、二階部分までの室内煙突設置などを主にさせていただきます。

木の枠と板で囲った貫通部を通る黒い断熱煙突と、それを支えるステンレスの金具
煙突の貫通部。金具で煙突を支えます

煙突を壁や天井に通す部分は、周囲の木材との距離のとり方が決まっています。具体的な数値は別の事例で施工図面つきで紹介しています。

続いて、二階部分の室内煙突を立ち上げていきます。

断熱材がむき出しの壁を背に立ち上がる煙突と、足場に上がって天井の貫通部に煙突をつなぐ職人
二階部分への煙突設置

第二期工事〜本体の搬入から煙突の連結・接続まで〜

第二期工事では煙突の連結・接続やストーブの設置をさせていただきました。

養生シートを敷き、足場を組んだ室内に据えられた薪ストーブ本体。背後はレンガの炉壁
床や炉台を傷つけないように養生をして足場を組みます

このように床や炉台を傷つけないように養生をしつつ足場を組み、煙突の配管作業を行なっていきます。

屋根の上に立つ職人の足元と、取り付けを終えた煙突トップ、屋根に置かれた工具箱
屋根に登って煙突を設置していきます

屋根に登って煙突を設置していきます。

そして完成です。

設置が完了した薪ストーブを二方向から見たところ。レンガの炉壁と、吹き抜けの天井まで伸びる煙突
完成。煙突は吹き抜けの天井まで伸びています

ダッチウエストのストーブは輻射・対流式です。本体が二重構造になっていて、底面から吸い込んだ空気が背面で暖められ、上部の吹き出し口から出ていきます。この空気の流れが部屋全体を回します。

こちらのお宅は吹き抜けになっているため、暖まった空気が上階まで回ります。

薪ストーブ設置完了

無事に設置を終えることができました。

新築のお宅に設置させていただき、喜んでいただくことができました。

近頃はだいぶ暖かくなってきましたので火入れはまた来シーズンになるのではないかと思います。

火入れが待ち遠しいところです。

これからもメンテナンスなどのアフターフォローでお付き合いさせていただくことになります。この度は誠にありがとうございました。

設置した機種について

今回設置させていただいたストーブはダッチウエスト フェデラルコンベクションヒーター(FA225)です。

この事例のように、煙突の貫通部や屋根の防水、炉壁・炉台のつくりは建物によって変わります。離隔距離や遮熱の要否は火災に直結しますので、設置を検討される際は必ず施工店にご相談ください。

この事例の工事を担当したのは、鳥取県の株式会社田淵金物です。WOODY BIOMASS が2021年4月に取材させていただきました。費用や仕様は取材当時のものです。運営については運営者情報をご覧ください。

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